特別支援教育・インクルーシブ教育

絵本ムービー「ぼくのおとうとは機械の鼻」を拡散しよう!

 こんにちは。大阪こどもリハ訪問看護ステーションの中野です。

 今日はfacebookで見かけた動画のご紹介をしたいと思います。

 絵本ムービー「ぼくのおとうとは機械の鼻」は、北海道小児等在宅医療連携拠点事業YeLLさんが、「一般市民の方々に小児等在宅医療について知って頂くこと」という目的の一つとして作成されたもので、今年の夏を目処に北海道内の全小学校へ配布されるものです。

 医療的ケアの必要なお子様の同級生やご兄弟に医療的ケアな必要な子どもの理解に繋がる良い動画だと思います。

 北海道の事業ですので、大阪を含め各地に配布されることは無いと思いますが、一般販売はされますので、多くの小学校や関係各所の決済ご担当者の目に止まるよう、この動画が拡散されれば良いなぁと思いブログにさせて頂きました。

 北海道小児等在宅医療連携拠点事業YeLLさんのfacebookページも添付しますので、必要な方に届くお手伝いをして頂ければ幸いです。

絵本ムービー「ぼくのおとうとは機械の鼻」

動画を視聴させて頂いての感想

 『NICUに入院中のお子様を持つお母様に伝えたい事』でも紹介している通り、私はもしかしたら医療的ケアを必要とする子どもだったかもしれません。今ではNICU経験者としては運良く一般の人と変わらない生活が遅れています。

 しかし、それでも妹にはストレスがあったようです。ただでさえ二人目というのは一人目に比べて育児の重みが薄れてしまいます。私もその点に関しては注意して下の娘に関わるようにしていますが、それでも上の娘と比べると手抜き感は否めません。

 一人目の子どもが経験する「初めて」は親にとっても「初めて」で、育児にとても力が入ります。入りすぎってこともよくあるでしょう。それを見ている二番目のお子さんは、自分への対応が兄や姉と違うことに対し敏感に察知するようです。

 私の妹は「お兄ちゃんばっかり!」と言って癇癪を起こしたこともあるようです。その経験が今の彼女の人生にどのように影響したかは分かりませんが、こういう動画を見て、何かしら感じ取ることができたなら少しは心穏やかに生活できたかもしれません。

 最近では医療的ケア児が普通小学校へ入学することも珍しくなくなりました。新しい教育指導要領では、普通小学校を選んでも、支援学校を選んでも、当該こどもと家族の選択を尊重し、合理的配慮のもと適切な教育が受けられるように変わろうとしています。

 多くの学校では、お母様に話してもらったり、プリントを回覧したり、お友達を理解する為の様々な方法が取られているかもしれませんが、この動画は教材としてとても良いものになるのではないかと思いました。

 ご兄弟がいらっしゃる医療的ケアを必要とするお子様のお母様や医療的ケアを必要とするお子様が入園・入学される保育園や幼稚園、学校の先生方には是非一度ご覧頂き、啓蒙目的の教材としてお使い頂くかの検討をして頂ければと思います。

北海道小児等在宅医療連携拠点事業YeLL

以下、Yellさんの紹介です。

「YeLL(いぇーる)」は、「北海道小児等在宅医療連携拠点事業」の愛称です。
「yell」は英語で、「応援する」という意味。
日本語の、「家」に似た響きを持つ言葉でもあります。

日常的に高度な医療行為が必要なために、病院で生活している子どもたちがいます。
でも、医療的ケアを自宅で受けられる体制と、ご家族を支える環境さえ整えば、
その子どもたちも、自分の家で、家族と暮らすことを選択できます。
医療を必要とする人々が家で暮らすことを可能にするネットワークを
北海道につくり、拡げていく。
在宅医療の重要性をより多くの方に知ってもらいながら、
多様な人々が一緒に暮らす社会づくりをすすめる。
「応援」してくれる仲間を、北海道にどんどん増やす。

それが、「YeLL」の活動の目的です。

引用元:北海道小児等在宅医療連携拠点事業 Yell

 絵本ムービーを紹介されたfacebookの投稿です。

おわりに

 国家戦略として、小児に目が向き始めたのはようやく最近のことです。人口比率の高い高齢者支援について、どうしても遅れをとっているのが現状です。

 しかし、それでも小児等在宅医療拠点事業や小児への訪問看護の普及推進など年を追う毎に小児支援が拡充されつつあります。

 ご家族におかれましては、現状に歯がゆさはお有りだと思いますが、こういう活動が少しでも広まり、お子様の正しい理解に繋がれば幸いかと思います。

 私達も微力ながら、お子様とご家族の支援が広がるよう活動してまいります。

 それでは、また。

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