子育て支援

『勝手に育つ環境』こそ、育児において大事なことだと思う

 こんにちは。大阪こどもリハ訪問看護ステーションの中野です。

 読者のお母様方、お父様方にとってはどうでも良い話ですが、私はhuluやdVideo、Amazonプライムビデオなどでの動画視聴が趣味です。

 Amazonプライム会員は年間3000円ほどですし、huluは月1000円、dVideoに関しては月500円なのでhuluから乗り換えを検討しておりますが、何とも健全な趣味だと思っております。

 そして、私は趣味と実益を兼ねるという意味もあり、仕事や人生の勉強になるドラマや映画を見るように心がけています。洋画やアメリカドラマは全て英語の勉強という名目で見ております。はい、どうでも良い話でした。

 お伝えしたかったのは、『闇金ウシジマくん』がメチャメチャ勉強になるというお話です。

 闇金ウシジマくんを見ていて健全な成長とは、熱心な育児じゃなくて勝手に育つ環境なんだなぁと思ったので、その内容をシェアしたいと思います。

健全な環境で育てば、自然と手は器用になる!

 もちろん、ミニチュア模型を作るというレベルのお話ではありません。日常生活に支障のない程度の器用さのお話です。

 先程書いたように、「熱心な育児じゃなくても…」というのも同じですが、特別人より優れた能力を獲得しようと思うなら、その課題別に取り組んだ量に比例します。例えば一流にピアニストに育てたければ熱心な育児(ピアノのトレーニング)が必要になります。

 健全に成長するというのは『日常生活が問題なく送れる』というお話です。

 さて、人は能力に合わせて、『より効率的な運動』をするように学習していきます。大人もそうです。今やっている仕事をより効率的にやるには?という思考はどこかにあって、新人のときよりも3年目、3年目よりも10年目の方がより効率的に出来るようになっているはずです。

 手の発達には一定の順序があり、以下の図がその一般的な例です。

図引用元:えんじぃな
図引用元:えんじぃな

 子ども達は、このような握りを教えなくても本人たちに能力が備われば勝手に握りを変えていきます。

 私の子どもは上が5歳、下が間もなく3歳ですが、知らぬ間に三本の指で上手にスプーンを使っています。上の子はお箸も上手になってきているし、下の子もお箸を使い始めました。作業療法士だからと言って特段何か教えたわけではありませんが、勝手に育っていきました。

 我が家の養育環境は決して褒められたものではないかもしれませんが、幼稚園や保育園で困らない程度に人並みには育っていってます。

 恐らく今後も、私が子どもの運動発達に手出しをすることはないでしょう。運動は勝手に育っていきます。私たちを必要とするのは、勝手に育つのが困難な子ども達だから当然です。

健全な環境で育たなかった子どもは不器用?

 闇金ウシジマくんに出てくるヤクザの下っ端が、間もなく3歳の我が子よりも汚い食べ方をしているシーンが描かれています。

 「すみません、ガキの頃からこうだったもんで…」

 三つ子の魂百までとはこういうことか…と思いました。

 また、別のお話ですが少年院に収監されている犯罪少年たちは他の子どもに比べて不器用だというお話を聞いたことがあります。これは何かデータがあるわけではないので、本当かどうかは分かりませんので噂程度に思っておいて下さい。

 ただ、ここでお伝えしたいのは健全な環境が提供されずに育ってしまった子どもは手の発達が遅れる可能性があること、そして犯罪を犯してしまう可能性があることです。あくまで可能性の話です。

 子どもが器用になるように特別な育児は必要ありません。ですが、子どもに特別な育児を提供しなくても勝手に育つ環境を親が作ってやる、見守ってやるというのは非常に大切な役割なのかなぁと感じます。

 三兄弟を東大に入れた!とか、イチローを育てた!とかっていう特別な才能を持った人間を育てようとするなら別ですが、そうでないなら、子どもが成長しやすい環境を提供し、見守ってやることこそ最も根本的な育児法ではないかと思います。

おわりに

 私は普通に育てられたと感じています。特別な何かを提供されたことは殆どないと記憶しています。

 ただ、私が自ら望んだ事に対して、両親は可能な限り応援してくれたように思います。

 そして、私は今それなりに幸せにやっていますし、特別な不自由はありません。私が我が子に望むことも、日常を幸せに生きていって欲しいということです。

 今、何をやったら正解!なんても物はないと思います。ですが、どうせなら色んな経験が出来たほうが良いので、英語くらいは扱えるようになると世界が広がるんじゃないかな?って思っています。私自身が英語が出来ないことは不自由だと感じるからです。

 特別運動も得意ではなかったですし、バカでもありませんでしたが、決して頭もよくありません。それでも、毎日を元気に過ごしています。

 育児に熱心なご両親こそ、親ができることなんて限りがあることを知り、朗らかな環境作りを心掛けてもらえたらと思います。

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