医療・介護・福祉

支え手不足と看取りだけが2025年問題じゃない!隠れた問題とは?

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 4月より訪問看護ステーションを再開して、今のところ順調?に推移している。まぁ、まだまだ行動が足りないので、月末にかけて追い上げていきたい。

 さて、今は毎日のように営業回りしているのだけど、障がい児相談支援事業所では、発達障がいを持つ子ども達の実情が色々見えてくる。そして、それは2025年問題を抱える日本で更に大きな問題を引き起こすと思ったのでシェアしたい。

2025年問題と実情

 当ブログでも2025年問題とその対策である地域包括ケアシステムについて書いた。

参考エントリー:いまさら聞けない!2025年問題と地域包括ケアシステムの概要

 高齢者と非高齢者の比率の問題(支え手不足=お金の問題)と看取りの場所の問題があって、その対策としての地域包括ケアシステムがあるということだ。

 そして、医療と介護の連携についても現在検討が重ねられている。

参考エントリー:2018年診療報酬改定で重要な医療と介護の連携について

 キーワードは訪問看護の拡大(24時間・365日対応可能な事業所を増やす)というもので、本日もネットで関連記事を見かけた。

参考:「2025年ショック!医療と介護は?」(時論公論)

 もはやいっその事、多くのステーションを解体して、巨大化させた方が良いんじゃね?って思うけど、まぁ簡単にはいかないだろうね。実は案を持ってるけど、それはまた別の機会に。

2025年問題の裏にある問題とは?

 少子高齢化の背景には初産年齢の高年齢化もある。初産年齢の高年齢化はダブルケア(育児と介護のダブル)の確率を上げ、子どもの年齢が比較的低い段階で訪れることになる。

 個人的には医療的ケアの必要な子どもや発達障がいを持つ子どもの育児というのは、その時点でダブルケア(子どもの育児と子どもの介護)だと考えている。だから、親の介護と医療的ケアの必要な子ども(あるいは発達障がいを持つ子ども)の育児と介護でトリプルケアとなる。

 これがどのような問題を引き起こすか。

 現在世の中で起こっているような問題がより顕著に現れるのではないかとボクは思う。

 例えば、被介護者への虐待、暴力、殺人、介護者の介護疲れ、うつ、子どもへの虐待、離婚率の増加、ネグレクト…。

 母親へのストレスが増えると、こういう問題が、大きくなってくると考えられる。

 もちろん、この問題の対策においても地域包括ケアシステムが大切だし、訪問看護がキーワードとなってくる。

 多くの訪問看護ステーションが介護保険領域の問題に取り組むなら、私は訪問看護ステーションの立場から子育て支援、家族支援をしていきたいと考えている。

おわりに

 2025年にかけて日本の状況はどんどん大変になってくる。

 訪問看護ステーションに期待される役割は医療や介護の枠を超えた大きなものとなるだろう。

 訪問看護事業者としては、それを見据えた取り組みが必要だし、制度設計もそのようになってくるべきだろう。

 取り敢えず小児領域の訪問看護は自宅外でも認めて欲しい。学校とか放課後デイにも訪問できるようになるだけで色々上手くいくねん…。マジで頼む。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします