雑記

子どもに初めてスマホやインターネットを利用させる際の注意点

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 今回は若干法律的な内容にもかかっていて、実際、日本の法律でどこまで事実かは分からない。

 紹介する内容はアメリカのしかも又聞きの内容であることを知っておいて頂きたい。

 子どもにインターネットを初めて利用させる時、facebookやtwitter、LINEなどのSNSを初めて利用させる時、スマホを携帯させる時など、子どもの教育においては親として勇気のいる子どもとネット関連作業との結び付きを強める機会が必ずどこかのタイミングで出てくる。

 今回は子どものネット利用について、親がどこまで介入すべきか?についての視点を紹介したいと思う。

インターネット上の情報にプライバシーはないという大前提

 例えばLINEは個別(あるいは特定のグループ)でのやり取りだし、facebook等でも限られた人にしか見れない設定が可能である。

 しかし、それは幻想であり、世の中のインターネットに関する技術を持った人間にはネット上に掲載されている情報で知り得ないものはないというのが現実である。

 具体的には、ハッカーのような人はインターネット上にあるほぼ全ての情報を閲覧することができる。この辺はクリミニナル・マインドを見てもらったらよく分かる。

 これ、特に精神・発達障がい者に関わる作業療法士にはメッチャ勉強になるのでチョ~オススメ。

 ボクはhuluで見ております。

 話逸れたね。ま、そんな感じでネット上の情報は誰にでも閲覧可能。どんなに優れたハッカーでも特定の人の机の引き出しに入れられている日記は読めない。(別の違法な方法で監視カメラなどを設置したりするのは別)

 ってなことから、ネット上の情報にプライバシーは無いというのが前提らしい。(※ちなみに、これはアメリカの考え方らしく、日本でも適応されるかは分からない)

親は子どもをインターネットから守る義務がある

 ネットいじめなんて言葉はもはや周知であろう。ボクの子ども達はまだスマホを持ったりネット検索したりってことはないけど、今後考えていく必要がある。

 あなたは初めて子どもがインターネットと繋がる時、SNSにログインする時など、そういう機会にどういう対応をするだろうか。

 ボクが今勉強しているコモンセンスペアレンティングの発祥であるボーイズタウンでは、インターネットの検索履歴等は親に公開するというルールは人権侵害ではないのでOKだとしているし、SNSは利用から一ヶ月は親と共に利用するなんて方法も推奨している。

 スマホを初めて利用する際には利用時間や利用料金に関する規約を作ることも話題になったことがある。

参考:Gregory’s iPhone Contract

 これ、何で話題になったかってーと、日本では珍しい教育だから。でも、アメリカでは珍しいことではないし、ちゃんと人権を守っているのだ。

 人権を守りつつ、子どもを様々なリスクから守る責任を親が持っているということを知っておく必要があるだろう。

人権を守った上で、管理する契約の必要性

 このようにネットマナーに関する子どもの人権を尊重しつつも、親は子どもを管理する必要もある。

 管理することでしか問題を未然に防ぐことはできない。もちろん、予防的に教育することはできるかもしれないが、子どもというのはそれを越えて問題を起こす生物である。管理が必要だ。

 しかし、上記のように『契約』の有無は子どもの感情をコントロールする上で非常に役立つ。

 予め約束していなければ、子どもは例えばスマホを没収されたり、インターネットの接続を制限されたりすると(実際はそうでなくても)人権を侵害されたと感じるかもしれない。予め約束していれば自分の責任において権利が制限されたと感じることができる。

 もちろん、この契約内容が法や道徳に違反しているとダメ。だけど、ネット上の情報にプライバシーはないとう前提に立つと、親は子どもの検索履歴やメールのやり取り・SNS上のやり取りを確認しても良いし、子どもにそれを開示するように求めることができるのだ。(※でも、日記を開示させたり、無理矢理読んだりしたらダメらしい)

 ボクはメールやLINEに関しては他の誰に見られても支障はないし、手帳もいくらでも見てもらっても構わないと思っているが、頭の中はさすがに覗かせられない。酔っ払ったボクの口から発せられるのを待つしか無い。笑

具体的対処法

  • 履歴や内容の開示
  • 利用時間の確認及び遵守
  • 道徳的な約束(悪口は言わない等)
  • 法令遵守
  • お金の約束

 これらが今パッと思いついた子どもに初めてスマホをもたせたり、インターネットを利用させる時の約束かな。

 でも、基本は開示可能かどうか?が重要だよね。開示できる=仮に悪いことをしていても悪気はないってことだから。多くの場合。

 だから、開示は絶対。履歴の管理も親が確実にやるべきだね。

 んで、法的には問題ないような道徳的・倫理的なことについても約束しておくべき。悪口を言うとか、他者を陥れるとかはよろしくない。

 ボクも自身の子どもや、支援する子ども達の為に弁護士も交えて契約書作りをやっていきたいと思っているので、良い雛形が出来たら配布しようと思う。乞うご期待。

おわりに

 環境が変われば行動が変わるという原則について、理学・作業療法士や臨床心理士、あるいはプロファイラーでなくても何となく理解できるところだろう。

 日本と北朝鮮では同じ能力の人が同じ結果を発揮しないのと同様で人の能力は環境によって生み出す結果が変わる。

 子どもの成長、というより人の生活全般はインターネットのある世界と無い世界、スマホのある世界と無い世界で大きく変わった。

 だからこそ、必要な教育も出てきたと言える。某大学の学長が「学校やめますか、スマホやめますか」なんて言ったことが話題にもなったが、それくらいインターネットってのは人の人生に大きな影響を与える。

 だからこそ、親や支援者は子どもとインターネット・スマホの結び付きについて慎重に管理する必要がある。

 今回はその触りの部分だけお伝えした。今後、もっと具体的にした内容をお伝えできればと思っている。ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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