医療・介護・福祉

2018年診療報酬改定で重要な医療と介護の連携について

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 毎月のように診療・介護報酬同時改定に関する情報が提示されている。

 当ブログでは扱わなかったが、2月22日と3月15日にも中医協から関連情報が発表された。

参考:

 既に当ブログでもお伝えしている通り、重要なポイントは地域包括ケアシステムの推進であり、医療と介護の連携である。

 医療介護の連携において重要なテーマが以下の4つ。

  1. 看取り
  2. 訪問看護(24時間体制)
  3. リハビリテーション
  4. 関係者・関係機関の調整・連携

 そして、3月22日に看取りと訪問看護についての意見交換会が開催されたので、その概要と今後の対策について書きたいと思う。

参考:医療と介護の連携に関する意見交換(第1回)議事次第

看取りについて

 当ブログでも『いまさら聞けない!2025年問題と地域包括ケアシステムの概要』や『現状の日本の住宅事情で在宅看取りを強いる問題点とは?』にて看取りに関する見解を書いてきた。

 看取りに関して、『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』というものがあるのだが、看取りに携わる医療・介護従事者も知っている者が少なく、医療現場、施設、在宅のどの場においても適切な看取りがなされていない可能性が示唆されていた。

 また、このガイドラインに従うと、患者の希望である在宅での看取りを望まれる方が半数以上にも関わらず、現状は1割にも満たない数字である。この点について訪問看護でのターミナルケアが積極的になされることを望まれている。

訪問看護について

 訪問看護についても色々議論されているが、その多くは当ブログで既に紹介している内容が殆どである。

参考カテゴリー:訪問看護・リハ

 訪問看護事業所自体は近年増加の一途を辿っているが、全看護師の内、訪問看護に従事する者はごく僅かであり、小規模事業所が半数以上を占めている。

 その為、24時間体制が確立し難い状況である。利用者からは24時間体制を望む声が多いので、今後の課題となっている(下図参照)。

画像引用元:厚生労働省
画像引用元:厚生労働省

 訪問看護利用者は年々増加しているが、特に医療保険の増加率が大きい。それは精神科疾患や小児のニーズが高まっている結果だと伺える。(下図参照)

画像引用元:厚生労働省
画像引用元:厚生労働省
画像引用元:厚生労働省
画像引用元:厚生労働省

おわりに

 次回は4月19日に開催されるので、また続編を書きたいと思う。

 医療と介護の連携は地域包括ケアシステムを推進していく上で非常に重要なポイントである。

 その為にも、特にボクは小児に特化しているとはいえ訪問看護事業者として、地域に貢献していきたいと思っている。

 今後も動向を見守っていきたい。ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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