実習・国家試験対策

第52回作業療法国家試験の不適切問題を協会が厚労省へ具申!

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 先日、日本作業療法士協会から厚生労働省に対し、第52回作業療法士国家試験の不適切問題に対し、採点除外等の対処をする旨を記載した意見書を具申された。

 今回、不適切問題であると判断されたのは8問。内2問が「解なし」と判断されるもの、6問が「複数回答できる」と判断されるものであった。

 詳細を確認したところ、確かに不適切かなぁと思えるものばかりであったが、毎年全ての意見が採用されているわけではないようなので、「何点かは変わるかも…」くらいの判断で良いかと思う。ボーダーライン上にいらっしゃる方は、再度自分の解答を確かめてみてはどうだろうか。

 ちなみに、不適切問題の意見は協会が最初から精査して厚労省へ意見するわけではない。全国の養成校へ依頼し、不適切と考えられる問題を吸い上げ、それを協会で吟味するというプロセスをとっている。

 そして、学校側からの回答率は65%。自校の生徒が自己採点の段階で全員「確実に合格」か「確実に不合格」という判断がされていて、不適切問題がいくつかあったところで彼らの結果が変わることはないという確固たる自信があるなら分からないでもないが、35%の学校がそんな状況にあったとは考えにくい。

 確実に生徒の人生に対して怠慢な学校が存在するということだ。協会側はこういう学校を公表して、学校評価の指標とするべきだとふと思った。

第52回作業療法士国家試験の不適切問題

 以下が協会が意見した不適切問題である。各自確認してみてほしい。

参考:第52回作業療法士国家試験問題について意見書を提出しました(平成29年3月6日)

ボーダーラインだった方へ

 この結果ある程度自分の合否に予測がつくかもしれない。しかし、それで決まるわけではない。

 今回の作業療法士国家試験は難しかったようである。(当ブログ調べ)
kokkashikenkekka

 これが意図的に平均点を下げるものだったのか、その積りがなかったのか?によってボーダーラインが変わるはずである。

 試験問題は毎年の合格者数を調整する為に作られるはずであり、基本的に落とす為に作られない。だから、今回の試験が予期せず難しすぎたのだとするならばボーダーラインが下げられるだろうし、意図的だったら過去のボーダーラインの前後になるだろう。

 恐らく、多くの方は就職先は決まっているだろうから、取り敢えず就職する準備、万が一不合格だった時の対処法を確認した上で合格発表を待つことをオススメする。

おわりに

 不適切問題がどれだけ採用されるか分からないが、これによって救われる学生さんがいると良いね。

 みんなが合格することはないし、今更何ができるってわけじゃないから、結果を受け入れ、その結果の直後から次の為に動ける準備をしておいて頂ければと思う。

 以下、次の行動の為の参考にどうぞ。

参考エントリー:

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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