卒後教育

理学・作業療法士が研修に参加したなら必ず研修報告を作れ!

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 たまに、SNSを通じて毎週のように研修へ参加する療法士さんが居ることを知る。純粋に素晴らしいと思う。

 ボク達が研修に参加する理由は当然クライエントに還元するためだ。そして、クライエントに還元する為には研修で得た知識を知恵へと昇華する必要があるだろうと思う。

 また、折角お金と時間を投資して研修会に参加しているわけだから、研修で得た事をできるだけ多く、可能なら全てを我が物にしたいと思うのが当然だと思う。

 今回は、参加した研修で得た知識を効果的・効率的に知恵へと昇華する方法について『研修報告を作る』という方法を紹介したい。

質の高いインプットはアウトプット前提である

 ボクは参加した研修会の内容を、読者の役に立つ形に変えてブログで紹介するようにしている。研修会に参加するということは、ボクにとっては知識を得るという目的と同時にブログで紹介するという目的も持っている。

 つまり、アウトプットが前提なのだ。アウトプット前提であるから、研修会への参加の集中力が上がる。この理由は意外と簡単だ。

 英語の勉強とかも同じだけど、ただ単に聞き流したり、読んだりするだけでは身につかない。聞いて考え、読んで考えるから身につくのだ。研修会もただ聞いていたり、ただ資料を読んでいたりするだけでは身につかない。何かを考えながら聞いたり読んだりするから身につく。

 多くの参加者は、自分の臨床に役立つ内容に焦点化して聞いている。これは意識してそうである場合もあれば、無意識的にもそのようになっている。しかしボクの場合は、自分の興味に関わらず、読者にとって有意義な内容は全て必要な情報となるから、全てを『どのように伝えるか?』を考えながら聞いている事になる。

 これは多くの参加者とは大きな集中力の差が生まれることになる。

記憶の定着はアウトプットにより促進される

画像引用元:フリージュニアアカデミー
画像引用元:フリージュニアアカデミー

 エビングハウスの忘却曲線は多くの方がご存知だろう。上の図のように、まぁ、何しか人間は結構忘れるって話だ。

 「はぁ〜」「へぇ〜」「ほぉ〜」と頷きながら聞いていてもすぐにかなりの割合で忘れるってこと。だから復習が必要ってわけだ。復習しなければせっかく学んだ内容も忘れちゃう。これは時間とお金の無駄遣いだよね。

 復習として最も有効なのは研修報告を作り、同僚などにプレゼンすることだろう。同僚に研修で学んだことを全て教えてあげるという積りで受講し、実際にそれを行うことで受講の集中力、そして記憶の定着までも可能にすることとなる。

おわりに

 ボクもブログを書くことを前提に受講するけど、それでも100%完璧に理解し、記憶として定着させることは困難である。

 更に、ブログを読み返す機会を持てば更に記憶に定着する機会になるけど、中々ね。だから、類似する研修に何度か参加することになる。でも、それも良いこと。全く同じ研修はないし、どれだけ集中して受講しても気付け無いポイントってのはあるもんだ。

 数回受講し、毎回アウトプットすることで、どんどん自分のものへと変えていけるのだ。後は研修で紹介された本を読んだり、その内容をネットで調べたりってのも良い復習になるね。

 折角、お金と時間を使って研修会に参加するのだから是非とも実践してほしいものだと思う。ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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