予防医学

小児に関わる理学・作業療法士はワクチン接種を推奨すべし

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 最近facebookでトンデモ系のブログが拡散されていると聞いた。

参考:

 んで、今話題の「塚本幼稚園」の副園長も何だかトンデモなご意見をお持ちなのだとか…。

 

 うちの子が通う幼稚園のバス停の近くに、この塚本幼稚園のバス停もあるんだけど、バスはめっちゃオモロイねん。なんとネコバス!笑

 バスが停車する直前に「ニャ~、ニャ~!」って泣くねん!これって専用のボタンとかあんのかな?まぁ、んなこたぁどうでも良い。

 塚本幼稚園では、入園時に予防接種の接種歴確認しないのかな?予防接種受けてないと入園できない的な規則があったら言ってることとやってること違うよね。

 さておき、医療職である理学・作業療法士は当然こんなトンデモに騙されず、お母さんから聞かれた時はワクチン接種を推奨してねって話。

今シーズン大流行したインフルエンザの猛威に学べ!

 ボクの娘の幼稚園の娘のクラスがインフルエンザにより学級閉鎖になったのは今月初めのことだった。

 ボクの周囲にも沢山感染した人がいるし、SNSを見ていても家族中インフルエンザに侵されている人も珍しくない感じ。

 例年以上の流行のようだ。

 それに伴い、インフルエンザ脳症を発症する人も増え、死亡例も少なくない。

参考:

 当然発症するのは10歳未満が大半である。

 予防接種していても感染するから…なんて事を言う人もいるが、そんなの当然。予防接種は重症化を防ぐもの。インフルエンザ脳症を発症した人の内、予防接種をしていた人の割合ってどれくらいなんだろう。インフルエンザ脳症の報告の際に予防接種の有無も聴取するようにしてデータを示したらもう少し接種率上がるんじゃなかろうか。

 ちなみに、厚労省から出されているデータによると、インフルエンザの予防接種による死亡例も少ないがある。

参考:

 当然ワクチンには副反応もあるし、リスクがゼロの医療なんて存在しない。が、可能性の問題を考えれば答えは見えてくるはずなんだけどね。

妊娠希望者は風疹予防接種の有無を確認せよ!

 ついでに、妊娠初期の妊婦が風疹に感染した場合、約80%の子どもが先天性風疹症候群に感染すると言われている。

 日本では昭和54年度生〜平成7年度生までの風疹の予防接種接種率が非常に低い。

 んで、この世代ってのはちょうど今妊娠する人の多い年代と被る。

 妊娠を希望している人が周囲に居たら、自分が風疹予防接種を受けたかどうかをチェックした方が良いし、念のため抗体検査を行ったほうが良いと教えてあげよう。

 関わっているお子様のご両親でも第二子、第三子と次の妊娠出産を希望している人もいるだろうから、是非教えて上げて欲しい。妊娠してしまってからでは予防接種は打てないから、早めの情報提供が必要なのだ。

 そして、そういう情報提供を行う機会があるなら必ず「旦那様と一緒に!」と教えてあげて欲しい。当然風疹は感染症なわけだから、旦那から妻へ感染することもある。

 夫婦揃って検査し、備えるってのはとっても大事だよ。

参考:

 また、妊娠初期に風疹にかかる事が胎児に重篤な障がいを残したりしに至らしめたりする事でピックアップされやすいが、当然その他多くの感染症においても母子感染はあるので併せてチェックしておいて欲しい。

参考:

 

おわりに

 ワクチン接種っていうのは、かなりの確率で感染を防いだり、重症化を防げる手段である。

 ボク達リハ職と子どもたちが関わる必要のないようにするために是非ともワクチン接種は奨めて欲しい。

 冒頭で紹介したトンデモブログは受診しない方が良い病院とタイトルを読み替えてご自身の情報としてインプットしておいて頂ければと思う。

 もちろん、医療を受けるか受けないかは個人の自由であるが、正しい情報を元に判断している前提である。もし正しくない情報を元に判断されようとしているのであれば、ボク達は今現在正しいと思われる情報を提供する必要があるだろう。

 是非、こういうトンデモに抑制をかける役割も担って頂きたい。ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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