訪問看護・リハ

訪問看護ステーションからの小児訪問リハ導入のススメ

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 特に大阪府は全国平均と比べて、重症心身障害児の割合が多いとされている。

 また、大阪に限ったことではなく重度の障がいを持って生まれてくる子ども達は年々増えている。

 その辺は『小児訪問看護・リハの必要性についてまとめた資料を大公開!』にまとめているので読んでみて欲しい。

 こんな状況にも関わらず、うちの小児専門訪問看護ステーションは集客不足で現在閉鎖中なわけなんだけどね。苦笑

 4月再開は決定しているので、そろそろ追い込みかけて頑張っていこうと思っているところ。

 2016年の診療報酬改定においても、機能強化型訪問看護ステーションの算定要件に重症児・準重症児の受け入れ人数も含まれるなど、訪問看護ステーションに求められる国の動向は明確である。

 小児対応と看取り、そして精神科対応ね。

 だから、ボクみたいに専門にしちゃうと立ち上がりがとっても(と〜〜っても)大変。とはいえ、小児対応と看取り対応はこれからのステーション運営に必須。

 しかしながら、小児は看護もリハもハードルが高いようで、中々参入するのが難しいのが現状の様子。

 重症児や準重症児の対応経験のある看護師やリハ職なんて肢体不自由児施設や重症心身障害児施設に勤めたことのある人以外殆どいないだろうから、怖いってのも分かる。

 ってことで、今回は、そのハードルが少しでも下がればいいなぁってことで情報提供したいと思う。

ボクが訪問看護ステーションのコンサルティングするなら…

 もし、ボクが訪問看護ステーションのコンサルティングをするなら先程挙げた『小児』『看取り』『精神科』のどれかに力を入れる方向性を示す。

 どれも無理です…だとするなら、じゃあ別の道を選んで下さいってなる。

 昨年の介護事業所の倒産件数や訪問看護ステーションの廃止の状況を見れば明らかなんだけど、経営が上手くいかない事業所ってのは過去5年以内に開業している事業所が大半。

 つまり、もはや新参者の生き残りがかなり難しい状況になってきている。しかも訪問看護ステーションは看護師さんを最低2.5名雇う必要があるから、月の経費は人件費だけでかなりかかる。

 だから特色があって、様々な加算が取れる、土日もやってるなんていうよりサービスの幅が広い先行者には勝てない状況になっている。

 そんな中が国が求めているのが『小児』『看取り』『精神科』である。ちなみに、うちは小児専門だけど、18歳未満の精神科の範疇の方も対応してるし、18歳未満の看取りも対応している。

 資金力のない新参者が生き残るには国の方向性に沿った運営が必要になる。そして、その中で『小児』というのは特に参入する必要性の高い分野だと思っている。

小児訪問リハを行う上での注意点

 ボクは高齢者の訪問リハも経験したことがあるが、特に『違い』を感じない。

 だから、小児訪問リハを行う上での注意点って別にないってのがぶっちゃけた話。

 ただ、訪問するという上での注意点はある。『特に訪問に従事する療法士は身だしなみや臭いに気をつけて!』でも書いているんだけど、サービス業従事者として、お宅にお邪魔するという意識が絶対的に必要。

 これさえ守っていたら最低限の注意点は守れていることになると思うよ。

小児対応でよく聞く不安とその対応

 『(折れそうで)怖い』『喋ってくれない』『お母さんの対応』ってのが三大不安かな。加えてやはり『経験がない』という不安なんだと思う。

 それは新人の時もそうだったでしょ?って思うんだけど、看護師さんなんかは命に関わる医療的なケアも行うわけで、一人で訪問して誰も指導してくれないってのも不安(怖い)よう。

 でも、それは経験しなければ払拭できない不安である。

 だから、やるしかない。ただ、やり方の問題。

 重症児・準重症児の訪問は週7日なんてこともザラにある。だから、多くの場合一つのステーションだけで回りきることなんて不可能。

 なので、既に小児の訪問を行っている事業所さんと一緒に入ればいい。で、1回か2回、他事業所の訪問に同行させてもらったら良い。すると手技とかも統一できるし、お母さんの不安も軽減できるしいい事づくし。(あ、他事業所の訪問に同行する時にはボランティア訪問になるってこと位かな。でも、その後の収益を考えたら全然損じゃない。)

 ただし、これは看護の話でリハはまた違う。週7日は看護で、リハはせいぜい2〜3日が多い。だから、一つの事業所で対応することが多い。

 ってこともあって、『小児リハ』関連エントリーを最近頑張って書いてる。

 知識の部分や、勉強の仕方、考え方などなど書いているので良かったら参考にしてほしい。

 んで、もし事業所で小児を始めるって話になっているなら、何回か同行訪問やコンサルティングも行うのでお仕事下さいませ。所長に直談判するとよろし。笑

 あ、もし大阪の事業所で、うちにも半分回らせてくれるなら、無料で同行もコンサルティングもやりまっせ。お客様も下さい。(切実)

まとめ

 小児だからっていうリスクは何にもない。もちろん疾患毎のリスクなんかは色々あるかもしれないけど、それは成人の疾患でも同じ。

 家族が大変な想いをしているのも成人も同じ。訪問する際の注意点も同じ。

 つまり、既に訪問看護ステーションで働いているなら、リハの内容や考え方が違うだけで、不安に思う要素は『経験不足』だけであって、経験不足は経験でしか補えないわけだからやるしかない。

 でもぉ…っていうなら是非お呼び下さいませ。ってことで営業ブログこれにて終了。ほな、また。

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