3学会合同呼吸療法認定士

理学・作業療法士が知っておくべき呼吸不全を起こす病態

このエントリーは順次改定中です。

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 こんにちは。作業療法士の中野です。

 今回は呼吸不全を起こす病態について。

 この範囲は3学会合同呼吸療法認定士試験にも結構沢山出題される部分なので要チェック。

 具体的にはテキストや青本を参照にしてもらいたいが、ここでは基本だけ。

呼吸不全について

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 この図は過去にも紹介しているが、呼吸不全の全容表したものである。

参考エントリー:呼吸の異常(呼吸障害)とは何か?呼吸不全について

 呼吸不全はざっくり言うと動脈血内の酸素分圧が低下(PaO2<60mmHg)している状態。これに加え動脈血内の二酸化炭素分圧が正常か異常かによってⅠ型かⅡ型かに分かれる。

 また、急激に悪化したものか、悪化した状態が慢性的に継続(1ヵ月以上)しているかによって、急性か慢性かに分類される。

 今回はここで紹介した呼吸不全を引き起こす病態について紹介しようと思っている。

呼吸不全の分類と病態一覧

 以下、呼吸不全を引き起こす病態を一覧にして紹介したいと思う。

急性呼吸不全

  • 急性呼吸促迫症候群(Acute Respiratory Distress Syndrome:ARDS)
  • 呼吸中枢の急性障害や呼吸筋麻痺:ポリオ、ギランバレー症候群など
  • 自然気胸
  • 急性肺血栓塞栓症
  • その他:肺炎はじめ重症呼吸器疾患

 また、これ以外に慢性呼吸不全からの急性増悪という事もある。COPMの増悪が最も頻度が高い。

慢性呼吸不全

  • 慢性閉塞性肺疾患:COPM
  • 結核後遺症:胸膜癒着、胸郭成形術後、人口気胸後など
  • その他:特発性間質性肺炎や呼吸器疾患の進行期

呼吸器疾患各論

 以下、理学・作業療法士が知っておくべき病態の各論について解説していきたいと思う。

 各疾患について別エントリーでまとめているので、ここでは紹介のみ。

1.COPD

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 近年増加傾向の慢性閉塞性肺疾患(COPD)の基本をまとめた。

 テレビCMでも注意喚起され、一般的にもポピュラーなCOPDの病態から治療までをまとめているのでご参考あれ。

詳細を読む

2.気管支喘息

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 気管支喘息でリハのオーダーが出ることはないが、気管支喘息を持つクライエントを担当することは充分にあり得る。

 基本的な内容や対応についてはリハ職も知っておくべき。

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3.呼吸器感染症(特に肺炎について)

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 肺炎は日本人の死因第3位。特に後期高齢者を担当する場合、あるいは嚥下困難なクライエントを担当する際には注意しておくべき。

詳細を読む

4.肺結核症

5.びまん性肺疾患

6.ARDS

7.肺がん

8.気胸

9.急性肺血栓塞栓症

10.睡眠時無呼吸症候群

おわりに

 これら疾患の概要・診断・病態・治療については試験に必ず出るポイントなのでまずは基本を理解し過去問に取り組んでもらえたらと思う。

 また、リハ職として臨床で実際に出会うケースもあり得る疾患も多いので、臨床上の留意点を知る上でも重要だろう。

 まずは基本を理解しておいて欲しい。

 また、その他3学会合同呼吸療法認定士の講習会受講から合格までについて必要事項をまとめたエントリーも書いているので合わせて参考にして頂ければと思う。

参考エントリー:3学会合同呼吸療法認定士の「申込,講習会,試験」関連まとめ

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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