特別支援教育

多動の子どもを抱える放課後等デイはグランドルールを作れ!

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 昨日は、急遽依頼されたお仕事で動ける子どもの多い放課後等デイサービスへ支援へ行った。

 ボク自身、動ける子ども達の多いデイは初めてだったとは言え、惨敗した。苦笑

 惨敗ってのは、自分が想定していた結果を示せなかったってことね。

 さておき、こういう施設を運営していくには一つの大きなグランドルールを作る必要があるなぁと感じたのでシェアしたいと思う。

無秩序な中で社会は成熟しない

 日本は世界でもトップクラスの秩序だった社会を形成している。

 だから、中国人観光客にイラッとする。

 秩序のない放課後等デイは、心斎橋筋商店街のようにごった返している。

 ボクは最近、心斎橋筋商店街を横切ることさえ躊躇する。それくらい邪魔者が多い。

 しかし、日本は戦後の混乱の中、憲法・法律の整備、警察の整備、自衛隊の整備を通じて秩序だった社会を作り上げた。

 その結果、最近は廃れ気味だとはいえ世界トップレベルの社会と文化を作り上げた。

 子ども達の自立・自律を目指すのであれば、放課後等デイサービスという小さな社会においても秩序が必要だと感じた。

 もちろん、自立・自律の為の教育は別でするから、発散・快楽の目的で存在することを否定しない。大人にもそういう場はあるし、そういう場も人にとって必要だからだ。

 だから、そういう事も含めてグランドルール、言い換えれば『あり方』を明確にすべきだと思う。

障害の有無に関わらずルール・約束がないと生きにくい

 『ルール=制約』と捉える人もいるかもしれない。ボクはそういうタイプ。でも、無秩序な社会では生きていける気がしない。

 つまり、心斎橋筋商店街をホームグランドにして生きていける気はしない。

 性悪説で作られている現代日本においてはルールは生きづらさを連想させるが、戦後の混乱期において高度成長を遂げたのは間違いなくルールのお陰である。

 信号がなくなっただけで、日本はとんでもないことになるだろね。

 ある程度社会生活の経験が長いボク達でも、やはりルールがないと生きにくい。そんな状況なのだから、子どもたちは、更には発達障がいを抱える子どもたちはもっと生きにくい。

 程よいルールで守られるべきである。

放課後等デイサービスはグランドルールを作ろう!

 テーマはノーマライゼーション。

 動ける子も動けない子も、活発な子もゆっくりな子も、誰もが満足して過ごせるルールを作るのだ。

 もちろん、ルールによっては完全なノーマライゼーションは難しいかもしれない。

 でも、ルールを明確にしておけば自分に合わないと思った利用者、家族は選ばないだろう。

 無秩序になる第一の原因はルールが不明確なことだ。

 例えば、自律・自立を目指していきたいのであれば、ある程度『選択・決定する』過程を経験する必要がある。

 その日のプランニングから始まり、おやつをゲットするにもルールを作るべき。宿題すると◯◯円、その◯◯円でおやつを買うみたいなね。

 これは『夢の湖村』のようなモデルだね。

 ま、夢の湖村に準ずる必要はない。でも、オリジナルのルールを作った事業所から今後生きていける事業所に育っていくと思う。スタッフも含めてね。

おわりに

 これはね。ボクのお願いでもある。

 こういう子たちに本気で関わる時に、邪魔はつきもの。でも、邪魔は邪魔。

 他の利用者に、当該子どもとの関わりを邪魔されたんじゃあやってられない。

 個室を作るってのもありだけど、それはそれで社会に般化できないリハをしてしまう。

 社会の中で、あの子も、この子も元気に生きていけるルール作りは最低限必要だなぁと感じた。

 こういうのも、先日ご提案した専門家集団で支援していきたいな。

参考エントリー:【拡散希望】発達障がいを持つ子ども達と母親の為の専門家集団を作りたい

 ってことで、協力者求む。ほな、また。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします