生活行為向上マネジメント

作業療法士は衣食住への拘りが人生を豊かにする事を知るべし

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 ボクは今まで、「衣食住」のうち食にしか興味のない生活をしてきた。

 ファッションセンスもなければ、こだわりもない。ワンシーズン着られたらオーケーみたいな感じ。

 住に関しては、もっと最悪で、眠れたらオーケー。

 ゴミとかダニとかホコリとかにまみれてても眠れれば良い。

 そんなボクが作業療法士やってたらあかんなぁと最近では思う。

 日本における作業療法は「衣(更衣・整容)食(食事)住(排泄・入浴・動線の確保など)」つまりはセルフケアが中心だ。

 だから、デブで腰痛持ちの理学療法士、アホで箸の下手な作業療法士は信用できない!ボクもそう思うけど、ボクは信用できない作業療法士でバッチリX箸だ。苦笑

 さておき、それくらい衣食住ってwell-beingとか健康とかに大きく関わってるなぁと思ったのでシェアしようと思う。

些細な変化が幸せ指数を上げる!間違いない

 ボクはここ数年仕事中心の生活をしているから、家が汚くても、掃除されていなくても、ボクの本やパソコンが子ども達のご乱心から守られていたら全く関与しないことにしている。

 文句を言ったら、お前も手伝えと言われるのがオチだし、ボクは汚くても生活できるからだ。

 でも、年を取ったからか住環境の充実ってのは、やっぱり幸せ指数に影響を与えるなぁと思う。冒頭で紹介した花の画像は、昨日狩ってきたコスモス達である。

#サバーファーム #コスモス

中野大輔 DaisukeNakanoさん(@nakano_daisuke)が投稿した写真 –

 昨日帰った時はかなり萎れていて悲しい気分になった。一日水に浸けたら一部回復してくれて本日嫁さんが飾ってくれた。

 一部で人の心を持たない冷徹な奴と思われているようだが、そんな自分でも花が萎れたくらいで悲しんで、花が復活したくらいで喜ぶなんて思いにもよらなかった。

 今日は食卓とトイレに花が飾られてあってボクは食事をしながら、このブログを書きながらいつもより少しハッピーだし、用を足しながら少しハッピーな気持ちになった。

 普段はない特別なことだからか、花が華やかなしてくれたのかは今は分からない。

 だけど衣食住が充実するってのは、衣食住に制限があるクライアントにとっては重要だと思うし、作業療法士の大きな役割なんだろうなって、歳を重ねたからか分かる気がしている。

そう言えば食の好みも変わるしね

 ボクはラーメンが大好きで、それは昔も今も変わらない。

 しかしながら残念なことに、天一は「大盛り」を食いきれなくなったし、20代の頃のオススメだったこってり店と今オススメするアッサリ店は違ってる。ヘビーローテションしていた店も今では行かない。ラーメン好きは変わらないが、濃いのは辛くなっている。

 多分20代のボクは去年のOT協会のポスターにもあったように、箸でラーメン食えるようになって嬉しいってあれにめっちゃ共感したと思う。ボクはクライアントを箸でラーメン食わせることが仕事ダーーー!なんて気分になっていたかも。笑

 でもさ、ボクが80歳になってもそんなこと言ってるとは思わない。フォークで良いから一口すすれたら良い。スプーンで良いから一口スープを飲めれば良い。でも、大好きな店で食いたいとかって思ってそう。でも、ステンレスの口当たり嫌いだから、木製のフォークを用意して?とか言ってそう。笑

 ニーズの方向性が違うけど、ボクのニーズは衣食住にあるなぁと。

衣食住にこだわりはじめて気付くこと

 今でももちろんベースはユニクロ。笑

 でも、下着は別としてアウターには少しこだわるようになった。ユニクロでもね。

 時計やカバン、靴なんかはそれなりのものを使うようになった。

 住環境は先程も伝えたように、少しの華やかさを嬉しく思うようになった。物に溢れているよりシンプルが良い。

 食の好みはいつからか、量より質になったし、素材の旨さだったり、一緒に食事を楽しむ人の質にもこだわるようになった。ボクがプライベートで外食する人って本当に限られている。笑

 それらはボクの人生を本当に豊かにしてくれていると思う。

 衣食住ってマジで豊かな人生の基本だなって。日本で作業療法やってるから、スルーしがちだけど、本当の作業療法は、衣食住の安定の上に成り立っていることがよく分かる。

 作業を中心にとか、焦点を当てるとかって言うけど…。もちろん大事で、そうあるべきだけど、衣食住(セルフケア)をないがしろにしてはいけないなぁって改めて思う。

おわりに

 作業療法士だから、「作業」を用いて介入するんダーーー!ってなってる作業療法士は多い。特に最近は増えていると思う。

 今までの医学モデルに偏った作業療法よりは健全だと思う。

 ボクも最近まではセルフケアまではPTさんにお任せする形で良いんじゃね?とまで思っていた。

 今でも、セルフケア実施のための能力向上はPTさんの方が優れてると思うけど、同じセルフケアでも少しハッピーな形で実現できることこそ作業療法士の役割だよなって思う。

 例えば、家族との食事の時間を大事にしているクライアントに、花を一輪買ってきて、食卓に置いてみませんか?って提案できるのは作業療法士だし、歯ブラシは硬めじゃなくて柔らかめを使ってみたら良いんじゃない?って言えるのは作業療法士だし、そのタオルを今治タオルに変えたら良くなるかも?って提案できるのは作業療法士だと思う。PTさんや多職種からしたら「はぁ?」の話かもしれない。でもOTはその「質」の違いが分かる職種だと思う。だからQOL(人生の質)の向上を目指せる。

 QOLの向上ってのが医療の本質というか、目指すべきところになったのは結構昔だけど、その一番の細かい質に拘れるのは作業療法士だよ。

 アメリカ産のカルビから日本の霜降りがよくなって、最終的にはオージービーフが一番好きって人もいれば、逆の人もいる。クライアントにそれぞれに見合った質の向上を目指せるのって作業療法の醍醐味だよね。

 ま、今回は作業療法士としてのボクが、あぁ、作業療法士で良かったなぁという自己満足というか、自己承認というかの為のエントリーだったので多職種の方は気分を害したかもしれないが、できる作業療法士ってのはもっともっとクライアントの人生の質に拘ってアプローチしてるから参考にしてもらいたいなって思うよ。これが作業療法士の専門性だからね。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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