卒後教育

ちょっと変わった療法士が変わりの利かない人材となる!

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 今朝、全国で活躍されている理学療法士の谷口先生が弊社サロンへお越し下さった。

 サロンの近くの歯医者に通っておられるようで、そのついでだから〜とのことで、ご連絡頂き、本当に感謝の限り。

 今回は、谷口先生とのお話の中から学んだ事をシェアしたいと思う。

ちょっと変わったことをコツコツ且つ本気で取り組む事の重要性

 谷口先生は、ご自身で「こんなおっちゃんなんやけどな…」って言われるように、ボクの生まれた年に理学療法士免許を取得されている。

 当時の病院勤務は(もちろん人や病院によって違ったでしょうが…)ユルユルで五時ダッシュで帰れるような時代だったのだそう。

 しかしそんな中、先生は帰らずオペの見学をされたり、週に1回救急外来の当直事務の補助として入られたり恐らく当時としてはかなり変わったキャリアの積み重ね方をされている。

 だから、「麻痺が残る腫瘍がどんなだ」「血管破裂したらこうなる」とかを直接医師に習い、救急の対応のお手伝いをする中で普通の理学・作業療法士が学ばないようなことを学ばれた。

 まぁ、変わってますわな。笑

 その後、理学療法士だけど住宅改修の事に取り組んだり、社協で働き理学療法士とケアマネの架け橋になったり、府と社協の架け橋になったり、普通の理学療法士ではおよそ無いキャリアをお持ちの方だ。

時代を経て、そのキャリアが活きる!

 もちろん、時代を経なくてもキャリアは活きる。

 何かを勉強したら、臨床に活かせるし、繋がりを作れば仕事も増えるかもしれない。

 でも「キャリア」とは、やはり「経験」に左右される面が大きいかもしれない。

 谷口先生のように市町村や企業から講演依頼が入るのはその経験に裏付けされたキャリアだからだ。

 現在、谷口先生が「救急法」の講習を頼まれたりされているのは「救急外来」での経験に基づくものだし、ケアマネの講習や地域包括ケアシステム関連のお仕事をされるのは社協で長年働かれた経験に基づくもの。

 だから、本当に『キャリアの形成』って大事だなと感じた。

一朝一夕で身につけたものなんてキャリアではなくメッキ

 谷口先生のお話を伺って感じるのはホンモノの凄み。ボクにはないオーラっていうのかな、なんかそういうホンモノの雰囲気を醸し出しておられる。

 いや、怖いとか凄みがあるとかじゃなく、温厚で柔らかな方なんだけど、ホンモノ臭がプンプンする。

 それに引き換えボクはメッキ臭。笑

 角に当てたらボロボロ剥がれる感じ。

 ボクも経営者としては少し経験してきて、別にメッキをつけて人によく見せようなんて思ってもないけど、キャリアとまでは呼べるものではない。これからももっともっと色々経験して、そしてホンモノへと成長していけるのだと思っている。

 だけど、素早く結果を出すことを求められる風潮があるよね。でも、メッキはやはり剥がれる。もちろん、一次的に稼いだり、人気が出たりするかもしれないが、やはり一次的。メッキが剥がれたら、また別のメッキを塗るしか無い。まぁ、メッキを張り続ける事も一つのキャリアかもしれないからメッキをはる事が悪いわけじゃないけど、剥がれては別のメッキという一連の流れは大変だと思うよ。

 ボクはあまりオススメしないかな。

 谷口先生は理学療法士になられて34年。ボクはまだまだたかだか12年ほど。実際の臨床経験からしたら、谷口先生の鼻くそレベルである。

 しかし、ボク自身努力の方向性は間違っていないと思うので、今後もコツコツ頑張っていきたいと思う。

 ボクの経験に裏付けされたキャリアが元となって仕事を頂けるようになるまで精進しようと思う。

おわりに

 若くても頑張っている療法士、経営者はもちろん沢山いるけど、その努力を10年、20年続けている人と比べたらやはり劣るだろう。

 勢いや一時の頑張りだけで得られるものはやはりメッキ。

 漆器のように塗料を濃く濃く塗り重ね、もはやびくともしないものになった時にホンモノになるのだろうと思う。

 人は最初は何者でもない。ただの人。経験という塗料を塗り重ねる事でキャリアになる。その塗料にも色々あって、人とちょっと違うものを塗ると将来的に代わりの利かない人になる可能性が出るんじゃないかな。

 だって人と同じものを塗っていたら、努力している先輩には勝てないわけで。先輩死ぬの待つしか無いってのもねぇ。

 だからボクはボク路線の塗料をコツコツと塗っていこうと思う。30も半ばに差し掛かっているが、まだまだ遅くない。

 代わりの利かない唯一無二の中年オヤジを目指そうと思う。そう改めて思わせて頂いた谷口先生に感謝。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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