起業・経営

整体院開業組の理学・作業療法士へ提言!絶対変な事すんなよ

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 ボクは整体サロンを営んでいるが、作業療法士としてのプライドを捨ててやっていない。

 作業を提供しているわけではないが、クライアントの作業に変化をもたらしより良い人生を歩んでもらえることを目標にしている。

 さて、先日ボクの元に知らない女性から泣きながら電話があった。

 え?何?嫌がらせ?みたいな感じだった。

 その内容を含めて、整体院を営む理学・作業療法士に一つ提言があるので紹介したい。

整体業界の抱える大きな闇

 このエントリーを読んでいる大半の方が理学・作業療法士だと思う。

 で、整体院を営んでいない療法士の方々にも知っておいて頂きたいのだけれど、まずは小顔矯正についてお話したい。

 ボクもメニューに小顔矯正を入れている。その言葉自体を問題視する話もあるが、今のところ一般化している言葉としてボクは捉えている。

 しかし、特に高額小顔矯正サロンにて問題が多発しているのが以下のようなこと。

  • 頭蓋骨の縫合が加齢に伴い拡がるのを戻すという事
  • 一度施術したら戻らない

 その他諸々景品表示法違反を犯している整体サロンには消費者庁から指導が入っている。

 もっと広く整体業界全体を見回しても景品表示法違反は多々あるし、理学・作業療法士の運営する整体院においては理学・作業療法士法違反も散見する。

 このように違法行為が乱れているのが今の整体業界である。

とある女性からの涙の訴え

 先日、とある女性から泣きながら電話があった。

 最終的な結論から言うと、途中で電話はプツリと切れ、具体的にその女性が悩んでいたことや要望もその後どうなったかも不明なままである。

 ただ、恐らくだけど電話が切れた理由は、ボクが恐らく彼女が欲しがっていた言葉を提供しなかったからだ。

 彼女からの電話を以下時系列順に紹介しよう。

女『小顔矯正されてますよね?ちょっと聞きたいことがあります。』
ボク『はい、どうぞ』
女『小顔矯正って一回やったら戻らないですよね?』
ボク『そんなわけありません。』
女『でも骨が動いたら戻らないんですよね』
ボク『そもそも頭蓋骨は手の力程度で動きませんし、確かに動かないものは戻りません。』
女『でも、動いたんです。』
ボク『交通事故にでもあわれたのですか?』
女『いいえ、小顔矯正でです。』
ボク『動いたように見えているだけで、動くわけありません』
女『でも、動いたんです。』
ボク『誰かに殴られたんですか?』

プツン…ツーツー…

 ここまで、徹底的に彼女が欲しい言葉を言わなかったのは、今後彼女が嘘を信じたり、しょうもない事に大金を叩いたりしないため。

 彼女が相談してきた理由は恐らく以下の2つのどちらかだろう。

  • 何かしらの異常が出て、戻らないならどうしようという不安
  • 家族に大金叩いて何にも変わっていないと指摘されバカにされた。あるいは旦那に離婚を切りだされたか

 先日、バカに関するエントリーを書いたが、バカにつける薬はない。だから、徹底的に学ばせないとダメ。バカな事したなぁ…って心から自分のバカさかげんに気付くしかない。

参考エントリー:バカな理学・作業療法士を雇用しないために気をつける事

整体業界に進出している療法士はバカであって欲しくない…

 以下、ボクが以前から鳴らしている警笛である。

 当てはまる療法士はマジで自分の行動や考えを見なおして欲しい。

 似非医学やトンデモ科学信者がサービス提供者になるとマジヤバイ。上で紹介したバカな消費者は騙されて泣きを見る。

 当然消費者も自己防衛が必要な時代である。詐欺罪にならない詐欺が世の中には横行している。

 そんな詐欺に騙されないよう、常々色々考える癖をつけておく必要があるのだけど、何も考えずに口車に乗るから泣きながら電話しないといけない羽目になる。

 整体業界で働く療法士各人がこういうお馬鹿さんこそ施術対象だと認識してほしい。矯正するのは顔やら骨盤ではなくバカなのだ。

整体院開業組への提言

 姿勢が歪む、骨盤が歪む、頭蓋骨が歪むやら縫合がゆるむなんて、真っ当に医療に従事していたら戯れ言、似非医学、トンデモであることは分かりきっている。

 仙腸関節が目で見て分かるレベルに動くわきゃねぇし、恥骨結合がズレたら事故ですよ、これ。

 こういう用語を客が使うのは仕方ないし、集客の為に一般人が分かりやすいように表記するのもある程度しかたないと思う。

 でも、来店した客にはちゃんと伝えよう。歪むってのは骨が曲がることでも関節がズレることでもないよってね。

 クライアントに正しい知識や考え方を解説するのは療法士が整体院を開業する大きな役割であり、差別化にもつながるだろう。

おわりに

 それでもトンデモ療法士がウヨウヨしているのが現状だ。

 ボクは整体業界への療法士の進出を推進しているし、支援もしているけど、バカ療法士が開業したら害だね。冒頭で紹介したようなバカ顧客が増えるだけだ。

 開業するなら、社会に貢献する形でしてほしいものだと思う。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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