雑記

ClinicalReasoning(臨床推論)じゃなくOccuparionalReasoning(作業推論)でOTするという事

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 本日、京極先生の『OBPのための思考の道筋:Occupational reasoning』ってブログエントリーと『あれこれ試す』ってブログエントリーを読んだ。

 これらのありがたいお言葉を元にボクが考えるOBP(作業に根ざした実践)について触れてみたいと思う。

臨床推論ではなく作業推論

 医療・介護は様々な専門性の集合体である。それら専門性を発揮して推論しクライアントに結果をもたらすのが臨床推論。

 その中でも作業療法士は作業推論し、クライアントの作業に結果をもたらすのが作業推論であるという認識をボクは持っている。

 作業を科学的に分析し、科学的に提供し、科学的に結果を出すのが作業療法士の専門性であり、こういう考え方こそOBPの実践だと思っている。

あれこれ試すの意味をはき違えてはいけない…

 もちろん、クライアントの求める作業を目指す上であれこれ試す必要はあるだろう。

 だけど、ボクは最初に提供した作業Aから最終的にクライアントが求める作業Bまでシームレスに適応されなければならないと考えている。

 作業Aと作業Bが180度反転することはあり得る。試行錯誤の後、正反対の作業を提供することもあるだろう。

 だけど、そこにはシームレスなプロセスがあって然るべきだと思う。

 下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的に作業を提供するのではなく、クライアントを評価した結果、作業Aを提供した。その結果、作業よりも作業Cの方がより効果的だと考えられたので作業Cを提供した。

 作業Cを実践していると作業Dの方がより効果的だと考えられたので…。…。そのプロセスを経て作業Bに行き着いたとしたらそれはシームレスな適応がされていると思う。

 ってかこのプロセスこそがOccupational Reasoning(作業推論)だろう。

作業推論という言葉が、ボクを強くしてくれる

 恥ずかしながら作業推論という言葉をボクは今日始めて知った。

 だけど、ボクの頭の中をぐるぐる巡っているのは常に作業推論だと思った。

 京極先生がブログの中で紹介されている書籍はすいすい読めないので、その本質を理解するにはまだまだ時間がかかるのだろうけど、ボクがやってきたことは臨床推論ではなく作業推論だと思っている。

 だって、クライアントにとっての作業だけを考えてセラピーに取り組んできたのだから…。いや、セラピーだけでなく経営もだね。顧客をハッピーにする作業とは?を常々考えて生きてきた。ボクが誰よりも作業療法士らしいと自認している理由だ。

 しかし、最近はエビデンスという言葉の元、作業療法士が昔よりも更にあ理学療法士によってきていると思う。

 もちろん作業適応に関しても科学性は必要だ。それをできるようにOBPは存在している。OBPをベースに評価・治療を行い、MTDLPを使って吐き出すというフローがボクの中で益々強く認識できるようになってきた。

おわりに

 経営を仕事にしていなければ院に行ってたなぁ…。

 ボクを必要とされなくなった頃に京極先生の元に弟子入りしにいきたいと思う。

 京極先生が現役でいる間に、やりたい事いっぱいやって、余生は勉強に費やそう。笑

 ってことで、京極先生のブログはボクみたいに院に行きたくても色んな理由で行けない人に、院の講義が受けられる貴重なものだと思うので是非読むべきブログだと思ってご紹介を兼ねて。

 ちなみに、ボクが読んで色んな意味で参考にしているのは、京極先生のブログとリハ虎(中尾)さんのブログだけ。

 この2つのブログは要チャックやでぇ〜!ってことで、ほな、また。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします