雑記

理学・作業療法士協会費は高いのか安いのか?の検討

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 SNSを徘徊していると薄給の療法士に対して協会費が高すぎる的なお話をよく目にする。

 理学療法士協会の年会費は11000円、作業療法士協会は12000円。それに各都道府県士会に入会することになるが、各協会とも都道府県によって会費が違うので大阪で比較してみる。

 大阪府理学療法士会は会費10000円、大阪府作業療法士会8000円。なので理学療法士は21000円/年、作業療法士は20000円/年を負担していることになる。

 果たしてこれが高いのか安いのかという話。

 ちょっと色んな視点から検討してみたいと思う。

他の士業との比較

 まずは面白いツイートがあったので紹介したい。

 まぁ、見事に高い。しかも彼らは強制加入だから、資格保持料とも言える。中小企業診断士なんて持ってても働き口なんて少ないし、最近では弁護士・税理士でも食えなくなりつつある。

 他業種から比べて高いか?となるとそうでもないどころか、めっちゃ安いんじゃない?ってことになる。

費用対効果はどうか?

 他業種各会の費用対効果は計り知れない。メチャメチャ良いかもしれないし、大した仕事をしていないかもしれない。

 だから理学・作業療法士協会だけで考えると…。

 これは人によって捉え方が変わると思うし、収入によっても違う、環境によっても違うと思う。

 だから一概には言えない。

 そこで、ボクの経験上のお話をしたいと思う。

 ボクは会費を別に高いとは思っていない。20000円で得られる他の価値以上の価値を得ていると思う。協会の研修などには会員しか参加できないし、協会の学会でも発表できない。

 もちろん、研修に参加したらその分お金はかかるし、学会で発表するのにもお金はかかる。

 協会が提供しているような情報は他からでも入手可能だし、研修も協会員に関わらず参加できるものも少なくない。

 それを差し引いて協会の提供している研修会参加の権利料としてでも高いとは思わない。

 もちろん、せっかくの会費なので、これ以上のサービスの拡充は望んでいるし、その為の支援は行いたいと思っている。

 認定療法士や専門療法士になるメリットを作る必要は間違いなくあると思っている。それらを作り上げるためにもボク達の職能団体を育てる肥料代と考えられれば決して高くないよね。

もう50年だけど、まだまだ50年。

 協会は50周年を迎えている。大阪府作業療法士会は30周年だ。

 まだまだ若い団体である。

 この50年の間で時代も変わった。団体もこの時代の流れに即して変化する必要がある。

 そして、その変化を起こせるのはいつだって、どの業界だって若い世代である。

 ボクはもうすぐ34歳。30年後も協会員だろうと思う。だから、30年後の未来も考える必要がある。だが、今の50歳の協会員は30年後の未来を見据える必要はない。いや、サービスを受ける側としては見る必要があるかもしれないが…。

 政治もそうでしょ?

 若い世代にしか変化は起こせない。今の状態・環境に慣れてしまっている人は、例えメリットのある変化だったとしてもその変化を嫌う。メンタルにもホメオスタシスが働くからだ。

 ボク達世代や更に若い世代には20000円は痛手かもしれないが、自分たちの未来を創る投資と考えれば安い。

おわりに

 お金の高い安いは使う目的によって決まる。

 1000円は高いか?軽自動車の対価としては安いかもしれないし、コップ1杯の対価としては高いかもしれない。

 しかし、世界が砂漠化し、車など使える状態でなければ1000円でも軽自動車は必要ないかもしれないが、雨の降らない砂漠においては1000円でもコップ一杯の水は売ってもらえないだろう。

 1000円は使う側の環境や目的によって変わる。平たく言うと、消費目的なら高く感じ、投資目的なら安く感じる。

 そして目的はいつでも変えられる。

 最後は、「で、どっちなの?」的な感じになってしまったけど、言いたいのは20000円を如何に安くするかはあなた次第で変えられるって事。

 そういう努力をしてみてはいかがだろうか。ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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