訪問看護・リハ

訪問看護事業所の指定条件である施設基準と最低限必要なもの

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 大阪市で訪問看護事業所を立ち上げようと、現在奔走中のさなかだけど、健忘録も兼ねてブログを書く。

 訪問看護における施設基準は明確に定められていない。

 だから、どこまでがOKで、どこからがアウトなのかが不明確だし、もちろん都道府県にとって違うケースもあるだろう。だから、あくまで参考にして欲しいのだけれど、大阪市の場合これでOKだよ〜って内容を書いておくから参考にして頂ければ幸いだ。

訪問看護の施設基準について

 全国的に記載されている内容は以下のもの。

  1. 手洗い・手指消毒場の確保
  2. 応接室の確保
  3. 鍵付きキャビネットの配置
  4. 電話・FAX・コピー機などの配置
  5. 事務スペースの確保と事務用デスク・椅子の配置

 広さに指定はないが、スタッフが活動するのに十分な広さは必要とされている。

 以下、それぞれに必要な物品や内容を紹介しておく。

1.手洗い・手指消毒場の確保について

 マンションタイプの物件で開業される方においては多くの場合問題にならないと思うが、洗面台が独立して室内に必要である。

 ボクは事務所タイプの物件を選んだのでキッチンのシンク部分を手洗い場として申請する。(大阪市にOKと確認済み)

 大阪市の担当者に聞くところによると、基本的に手洗い場の機能を有していれば許可するが、水洗トイレの流した時に出る水場はダメと仰っていた。ま、洗面台やシンクがある物件を選ぶのがベターだと思う。

 大阪市ではないが、通常の手洗い場(洗面所など)と別に手指消毒場を作れという都道府県もあるようなので要注意。

 で、手洗い・手指消毒場に置くべき物品は以下の通り。ボクが買ったものを紹介する。

消毒薬

 当然消毒薬が必要だ。色んなタイプがあるけど、スプレータイプが使いやすいと思ったのと、これは本体もつめかえ用も安かったよ。

手洗い石鹸

 大阪市では固形石鹸は不可とのこと。ボトルのプッシュタイプと仰っていたが、個人的に使ってみたかったのでノータッチのディスペンサータイプを購入。ダメって言われたら普通の買うけど大丈夫でしょう。

ペーパータオル

 手ぬぐいやタオルではダメだとのことなので、ペーパータオルを準備する必要あり。

 条件には言われてなかったから袋のまま使ってもいいと思うけど、ボクが嫌だからケースも購入。

2.応接室の確保

 マンションタイプなら小さな一室を応接として利用したら良いけど、事務所タイプはそうもいかない。一応プライベートスペースを確保って事になってるからパーテーションで仕切るか、カーテンで仕切るか、はたまた本棚などで仕切るか思案中。

 テーブルと椅子は簡易なもので問題ない。

 訪問看護の場合、利用者が事務所に来所される事は殆どないので、お金をかけずに、自分たちが会議に使うようなイメージで良いんじゃないかな?

ミーティングテーブル

 応接セットをスタッフの休憩用に用意しても良いけど、ボクはスタッフの休憩所は別に作りたいので簡易なテーブルを購入。

パイプ椅子

 是非、座布団くらいは併せて用意してあげてくださいね。

3.鍵付きキャビネットの配置

 ま、サイズの指定はないけど、これくらいのサイズ感は欲しいかな。

 ボクは何ともラッキーな事に契約した物件の前の居住者が置いて行った鍵付きキャビネットを流用。しかも結構良い奴やった。

4.電話・FAX・コピー機の配置

 もちろん、別々で購入する方が良いよ。壊れた時とか一気に買い替えになるし。リースの複合機とかもあるし、そんなんの方が良いかもしれんけど初期費用は安く抑えたいよね。ボクはこれを購入した。

 1年位もってくれたらそれで良いと思ってる。

5.事務スペースの確保と事務用デスク・椅子の配置

 事務用スペースのついても特段決まりはない。スタッフ数とデスク数など一致していなくても大丈夫。でも、ある程度のスペースは必要。ボクは既存のものを流用するデスクもあるので、4つずつ購入。

事務用デスク

 ラックが付いているので便利だし安い。これめっちゃオススメ。

事務用椅子

 椅子はそれなりに良い奴を選びたい。従業員の健康は守らないとね。

その他

 申請に際して必要なものはこんなものかな?都道府県によっては他にもあるかも知れないけど。

 あと一つ施設の階数や廊下の幅など基本的に車いすが通れるバリアフリーがベスト。でも、古い建物だといいモノがない。

 うちは2階でエレベーター無し。階段は手すりが付いているけど、幅は狭い。だから物件的にはよろしくない。

 でも、基本的に抱えて登れる体制をとっておくという条件で大阪市はOKらしい。

おわりに

 ボク、こういうグレーな決め方嫌い。

 人員配置に関しても「当初の運営に支障がない看護師常勤換算2.5人程度とする」みたいな書き方で、これって捉えようによっては利用者0だから看護師1名でも大丈夫ですって言えるような書き方なんよね。

 また、そういう詳細を都道府県の裁量に任すってのも気に食わない。だから、2.5人なら2.5人と明示すればいいし、施設基準についても明確に定めて欲しい。

 こういう物品が必要で、これは良いけど、これはダメっていう規定をしっかりと決めるべきだよね。

 ま、言ってても仕方ない。都道府県の担当者と密に連絡をとって無駄を省いていく必要があるね。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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