評価と治療

成人ボバースイントロダクトリーモジュールⅠの感想

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 先週末は成人ボバースのイントロダクトリーモジュールⅠに参加してきた。

参考エントリー:他のモジュールの感想はこちら。

 ベルトを忘れるという大失態を犯して、ちょっと恥ずかしいし、取りに行くの面倒…。でも、仕方ない。

 さておき、本日は講習会の感想をまとめておきたいと思う。

間違いなく一番最初に参加すべき講習会

 ボバースコンセプトについて学びたいなぁと思われたら一番最初に参加すべき講習会だと感じた。

 ボクは運悪く、最初に申し込んでいたイントロダクトリーモジュールⅠは抽選?でハネられたので、モジュールⅢからの参加となり、結局モジュールⅠを受けたのは順番的に最後となった。

 現在のボバースコンセプトに基づく治療において一番重要と言っても過言ではないのが姿勢制御についてである。

 その姿勢制御についての基礎を一番細かく、丁寧に、時間をかけて教えてくれるのがモジュールⅠなのだ。

 もちろん、モジュールⅡからでも、モジュールⅢからでも参加可能とされているので、どのモジュールでも姿勢制御の基礎については学ぶことになる。が、そこに特化して学べるのはモジュールⅠなので、間違いなく一番に参加すべき講習会だ。

姿勢制御の基礎を学ぶ理由

 昔のボバースコンセプトでは、平衡反応、立ち直り反射などの用語で解説されていたと思うが、現在は神経生理学の研究の発展に伴ってそのような解説はされていない。

 姿勢制御において、必要な機能、身体の働きについての最新の情報を知っておくことがクライアントの姿勢、更には運動を評価・治療していく上で重要である。

 その知識をなし、クライアントの姿勢にも運動にもアプローチできないだろう。例えボバースコンセプトに興味が無かったとしても、神経生理学的な基礎として知っておくべきだし、アプローチに応用されるべきだ。

 何故なら、それが現状で一番理に適った姿勢・運動制御についての見解だからである。

 姿勢制御に関する研究結果に基づく知識なしに治療することは、もはやエビデンスもクソもないだろう。だから、イントロダクトリーモジュールでも一番に教えられるし、それについて一番詳しく教えられるモジュールⅠに一番に出た方が良いと思う。

 もしモジュールⅡやモジュールⅢから参加される方は当ブログの姿勢制御についてのエントリーを参考にしてみてほしい。

参考エントリー:ボバースコンセプトにおける姿勢制御の捉え方ボバースコンセプトに基づく姿勢制御系へのアプローチ

おわりに

 さすがにイントロダクトリーモジュールに一通り参加すると、知識的にはだいぶ肥えてきた。

 技術はもちろん練習が必要になるが、どのように考えるべきか?の基礎は身に付けることができたので臨床応用できるはずの所まではこれたかな。

 3コースとも受講して思ったのは全てのコースに出ておくに越したことはないなぁということ。時間とお金に余裕があって、あるいは所属先の理解があって3週間の基礎講習会に参加されるとしても、一通り参加された方が良いんじゃないかな。

 運動学習も加重によって促進されるが、こういう学習も加重によって促進される。

 ボクも今年度に入ってからボバースコンセプトの学習について加重しているので、学習が少し促進されてきているっぽい。笑

 一つのものを学ぶなら集中的に加重した方が良いのはこういう事も一緒だね。ってことで、今回はここまで。ほな、また。

追伸…ボバースコンセプトに関するエントリーまとめました

 ボバースコンセプトに関する内容をまとめたので、他にも知りたい方は是非参考にして頂きたい。

参考エントリー:ボバースコンセプトの概要と評価・治療方法に関するまとめ

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