実習・国家試験対策

理学・作業療法実習に関する再質問と答弁を確認しての感想

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 今年3月に当時の民主党、現在の民進党の阿部知子衆議院議員から理学・作業療法士の臨床実習に関する質問主意書が出され、それに対する答弁書と共に紹介した。

参考エントリー:理学・作業療法臨床実習に関する質問主意書と答弁書について

 このやり取りを見た時、理学・作業療法実習の問題に取り組んでくれている良い議員さんだなぁ、でも答弁を見る限りのらりくらりと交わされている感があるから再度突っ込んでほしいなぁという印象を持った。

 そしたら先月再質問され、その答弁が今月されていたので紹介すると共に、ボクの感想をシェアしようと思う。

理学療法士・作業療法士の臨床実習に関する再質問主意書と答弁書

 まずは原文を読んでみて欲しい。(参考:質問主意書答弁書 ※どちらもPDFファイル)

 質問の内容は一応前回の回答を受けて…となっている。

 具体的な内容は取り上げるまでもないと思ったので、詳細は原文を読んでみて欲しい。

阿部議員はただの感情的で、論理的なやり取りができない人か?

 冒頭で紹介した3月の質問と答弁を見れば、答弁のスタイルは分かっている。

 それは、現在理学療法士等学校養成施設の養成カリキュラム全体の見直しを行っている最中で、今後その中で検討したいというものだ。

 何故、そんな回答になるか?

 現状決まっていることは何もないから、それを決定するために見直しを行っているということだ。

 にも関わらずこの人はバカの一つ覚えのように、枠組みを示せとか、具体的に示せとか、(私は)こうあるべきだと考えるがどうか?的な質問ばかりである。

 いや、そんな質問したら養成カリキュラム全体の見直しの中で…って回答になるだろ!!って思って回答見たらその通り過ぎてワロタ…

 んで、ついでに突っ込むとこの人の情報源が不明確すぎるのだ。ボク達は理学・作業療法実習の実態をある程度体感として分かっていて、改善の余地があることは言うまでもない。

 でも、ボク達は自分自身の経験や周囲の経験に基づく体感であり、他施設がどうか、他の学校がどうか?なんていう全国的な状況は把握しきれていない。

 阿部議員も誰かに聞いたのか、自分が見た数施設から問題意識を持たれたのか知らないけど、質問が限定的で全てに当てはまっていない事が多い。

 だから答弁には「詳細が明らかでないため、明確に答えられない…」という形になる。当然だ。実態を明らかにするのは質問者の仕事であり、それをするから質問できるのだ。こんなの臨床実習中の実習生でもわきまえてる。

 ぶっちゃけ、こんな無駄なやり取りに血税が使われていると思うと馬鹿らしい。

仮にボクがこの質問をして、こんな答弁されたらムカつく

 仮にボクが感情的にこういう質問をして、のらりくらりとした答弁をされたら腹立つと思うんだよね。自分がバカな質問をしているなんて事は棚に上げて単純に腹立つ。

 でも、この阿部議員はfacebookもTwitterもしているのに、この答弁に対して全く言及していない。

 自分の質問が馬鹿すぎたと反省したのか?

 いやいや、反省するならこんな質問できないでしょうよ。恐らく無関心なんだろうね。

 なに?やっぱり点数稼ぎ?それとも一時の感情に任せて質問しちゃった?

 よくわかんね。

おわりに

 とはいえ、この問題に目をつけてくださっている事はありがたい。

 今後、全体のカリキュラムを見直す中で実習のあり方も変わっていけば良いなぁと思う。

 でも、現場にいるボク達や養成校の先生方においてはまず自分たちが変わるべきだという認識を持ったほうが良いね。

 指針ができても体質は簡単に変わらない。

 実習のあり方が最良の方向へ向かうためにはまずボク達が変わる必要がある。

 各療法士におきましてもそれを念頭に行動して頂ければ幸いかと…。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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