特別支援教育

小児訪問看護が少ないからって質を落として参入するな!

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 先日、大阪府下で地域の保健所で障がい児の支援をしている作業療法士とお話する機会を得た。

 これから小児専門の訪問看護ステーションを開設にするにあたっての有益な情報が得られて本当に感謝している。

 さて、そんな中最近の小児の訪問看護・リハ事情について聞いたのでシェアしたいと思う。

小児訪問看護・リハは足りていないし、参入ステーションも少ないのが現状

 この件は別のエントリーでも書いているが、訪問看護ステーションが増え続けている現状でも小児の訪問看護・リハの需要に反して少ない。

 全訪問看護ステーションの内、小児を受け入れている訪問看護ステーションは全体の半数ほどで、常時受け入れ可能なステーションは5%ほどだ。

参考エントリー:小児訪問看護・理学・作業療法の必要性について

 小児専門となったら、日本中探しても数件ではないだろうか。

小児訪問看護・リハが増えない理由

 やっぱり難しいと思っている人が多いのかな。

 ボクは特別成人とくらべて難しいとは思わない。

参考エントリー:小児分野で働く看護師、療法士が増えない理由とは?

 ただし慣れは必要だろう。看護師にしても、療法士にしても卒後就職先の大半は成人分野だ。慣れていないのは当然であり、小児への参入に躊躇するのもわかる。

 だけど、小児と関わる上ではどこかで慣れる必要があるし、それが肢体不自由児入所施設や通所施設だったり、小児専門の病院だったりが理想的なのかもしれないが、そうじゃない場合もあるだろう。

 小児で働く看護師や療法士が増えるためには、経験を積む場が必要なのかもしれない。

だからと言って現場で迷惑はかけないで欲しい

 先日現場の話を聞いて知ったことだ。

 地域の保健師さんなど、障がい児に関わる支援者は小児の訪問看護・リハを切に求めている。

 しかし、質の低さに嘆いているのも事実だ。

 訪問看護ステーションでの小児の受け入れは現場に決定権があることが多いように思う。

 社長か、所長か、管理者などから「子どもだけどいける?」って。で、「いけます!」とか「大丈夫です!」とかって言うわけでしょ。

 そのいけますとか、大丈夫ですってのがどのレベルか?だよね。大事なのは。

 物怖じせず訪問できまっせ!っていう大丈夫なのか、しっかりと質の高いサービスを提供できまっせっていう大丈夫なのかわかんないよね。

 でも、それで困っている人がいるのも事実である。

 対策は事業者がスタッフに任せるのではなく、しっかりと小児に対応できる看護師や療法士を育成することだろう。

 多くの訪問看護ステーションのメインターゲットは高齢者である中、小児部門を作るというのは難しいだろう。しかし、関わるのであれば責任をもって対応できる準備が必要だ。

おわりに

 ボクは今自分の事業所で如何にして看護師さんや療法士を育成するか?についてマニュアルなり、研修制度を整えている最中だ。

 肢体不自由児施設や重症心身障害児施設で働くような充実した環境を整えにくい環境で、施設で勤める以上の環境を用意しようと思って必死のパッチである。

 興味のある方は是非ともご連絡あれ。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

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