評価と治療

CPボバース概念イントロダクトリー講習会(痙直型)の感想

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 先週末、脳性まひに対するボバース概念イントロダクトリー講習会(痙直型児の治療を中心に…)に参加してきた。

 昨年参加したPNFの講習で一緒だった友人とも久々に再開できていい時間だった。

 ま、そんなことは読者の皆様には関係ないので、講習会の感想をお伝えしたいと思う。

姿勢コントロール機能が中心

 ボバースコンセプトに基づく治療において、姿勢コントロールの理解というのは最も重要で、基本的なものである。

参考エントリー:ボバースコンセプトに基づく治療的介入の三本柱について

 今年のイントロダクトリー講習会は以下のような感じで開催されている。

cpbobath

参考:Bobath研究会

 こんなのがあるのを知らなかったので、4月のは申込そびれちゃった。

 その後の大阪開催分は全部申し込んでる。先日の講習会で是非とも!とお願いしておいた。笑

 4月開催分が姿勢コントロールについてを中心にやるようだけど、全てにおいて姿勢コントロールに時間が割かれているので、最初から参加しなくても大丈夫かな?

成人とベースは同じ

 障害像はもちろん小児と成人では違うんだけど、姿勢コントロールシステムというのは人間誰しも一緒だ。

 もちろん、未獲得なのか、障害されたのか?って点は成人と違うのだけど、システム自体は同じだよね。当たり前だけど。

 だから、小児に携わる人が成人の講習会に出ても勉強になると思う。

 ボクは過去何回かボバースの講習会に参加しているから姿勢コントロールに関するベースはできているのかもしれない。

治療デモは成人より難しい

 成人の治療デモは、患者さん自信も受講生の勉強の為のデモだということが分かっていらっしゃるので、インストラクターも説明しながら治療を見せてくださるので、何故今そこを触っているのか、何のための治療なのかをリアルタイムで解説してくださる。

 しかし、さすがに子どもの場合はそうはいかないよね。それは仕方ないけど…。

 治療を見ている最中はみんな「ぽか〜ん」となっていた。笑

 あれは○○って意味かな?こういう意図かな?なんて事を想像しながら見ることで、デモ後の解説の時間で疑問がクリアになっていくんじゃないかな?って思う。

参加すべき?

 ボバースコンセプトが好きとか嫌いとかじゃなく、エビデンスがあるとかないとか、簡単とか難しいとか?参加を迷う理由ってのはそういう事かな?

 ボクの意見は好きだろうが、嫌いだろうが、エビデンスがあろうがなかろうが、それを「知っておく」事が重要なんじゃないかな?って思うので、是非参加してほしい。

 クリニカルリーズニングの為の時間もしっかり確保されているので、自分の治療に対する考え方とも合わせながら、自分のクライアントの状況と合わせながら勉強できるので本当に為になると思う。色んな参加者の意見も吸収することで、間違いなく自分の臨床に役立つ時間になるだろう。

 全国各地から本当に沢山の人が集まってくるし、インストラクターの先生方は本当に人格的に優れた人たちなので、そういう繋がりを作るって意味でも意義があるよ。

おわりに

 神経生理学的な部分が得意だ!と胸を張れる人は少ないんじゃないかな?

 ボクも例に漏れず大の苦手。

 でも、ボバースの講習会は臨床像と治療法と神経生理学的背景をリンクさせて教えてくれるので理解しやすい。何度か参加しているとボクのような人間でもちょっとずつ理解が深まるので不思議だ。

 神経系の特徴や性質を理解した上で治療することの意義は本当に大事だと思うので、ボバースのやり方を使うとか使わないとかじゃなく、その理解を深めるために参加すると良いと思うよ。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

追伸…ボバースコンセプトに関するエントリーまとめました

 ボバースコンセプトに関する内容をまとめたので、他にも知りたい方は是非参考にして頂きたい。

参考エントリー:ボバースコンセプトの概要と評価・治療方法に関するまとめ

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