雑記

ゆとり世代が問題なのではなく世代間の感覚の違いが問題だ!

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 『ゆとりですけどなにか』を毎週見て面白がっているボク。

 ドラマなのでデフォルメされているとは思うが、ゆとり世代と関わる人達が悩んでいるのも事実である。

 で、ゆとり世代って何歳の人?さとり世代って?って思ったので調べてみた。

 すると、明確に決まっているわけではないが、概ね以下のようになる。(2016年誕生日を迎えた時点の年齢で表記)

  • 脱ゆとり世代:19歳未満
  • ゆとり世代:20〜28歳
  • プレッシャー世代:29歳〜34歳
  • 就職氷河期・ロスジェネ世代:35歳〜41歳
  • 団塊ジュニア世代:42歳〜46歳

 ざっくりと言うとこんな感じらしい。明確に分かれているわけではないから前後は入り混じっているだろうと思う。

 ボクはプレッシャー世代というのに当たるらしい。受験戦争が激化している時期だけど、それがある程度当たり前になっていた世代で、ロスジェネ世代とくらべて楽観的だけど、デキる人が多い世代らしい。

 とにもかくにも、何かと話題になるゆとり世代は以下のように説明されている。

 ゆとり世代の新入社員の特徴は、打たれ弱い、指示待ち、自主性がない、仕事よりプライベートを優先するなどがよく言われています。

 少子化により親から可愛がられ、過保護に育ったゆとり世代は、人から怒られた経験があまりありません。なので上司からちょっと厳しいことを言われただけで、凹んでしまうようです。

 「ちょっと叱ったらすぐに会社を休み、その翌日には心療内科の診断書を持ってきて『会社を辞めたい』と言ってきた」なんていう実話もあります。

 バブル崩壊後の厳しい時代に子ども時代を過ごし、親のリストラや会社の倒産劇などを目の当たりにしてきたゆとり世代は、会社に対して夢も希望も持っていません。「会社で偉くなりたい」なんて気持ちはなく、むしろ「自己実現ー自分のやりたいことをやる」方が重要なのです。

 なので、上司に媚を売るための飲み会よりも自分の時間を優先するし、会社は自分のスキルを磨くための場所なので、居心地が悪ければ転職もいとわないと考える人が多いようです。

 また、マニュアル世代であり、わからないことはすぐに「ググる」クセがついているゆとり世代は、自分で考えることが苦手。マニュアルに書いていないことは想像することも出来ないし、自分の意見を主張するより、その意見が正解かどうかを気にします。間違えることが怖いので自分からは行動しないし、自分で答えを考えるということもしないようです。

引用元:「ゆとり世代」の年齢は?ゆとり世代の特徴・仕事・恋愛観、「さとり」との違いなど徹底解説! Welqさん

 ってことで、現在の日本作業療法士協会を構成している年代別人数を調べてみたので、これからどうなる?どうすべき?って内容について考えてみたいと思う。

現在の協会構成員の年齢比率

 2012年の協会員の構成要素が公開されている。

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 今年配布される作業療法白書にて最近の比率が公開されると思うが、推計すると以下のようになる。

  • ゆとり世代:約20%
  • プレッシャー世代:約30%
  • ロスジェネ世代:約37%
  • 団塊ジュニア世代:約6%
  • それ以上の世代:約7%

 あくまで推計だよ。それでも40歳未満で大半が構成されている。その中でも活躍中の世代がロスジェネ世代だと言えるだろう。ボクより少し上の世代だ。経験年数では13年目〜24年目当たりの人たちね。きっと学会の座長とかこの世代が多いんじゃないかな。

 後2年、ゆとり世代の学生たちが入学してくる。だから、この勢力図が変わってくると思われる。

実習における問題点

 えっと、ここから書くことはゆとり世代の全ての人間をさして書くことではないということをご理解頂きたい。他の世代に比べて比較的そういう人が多いって事ね。

 いわゆるブラックな実習について、ボクも経験しているし、ボク達の諸先輩方も経験してこられたと思う。しかし、問題視されることはなかった。

 ゆとり世代のいつの特徴「打たれ弱い」「マニュアル人間」ってとこら辺が問題になって、顕在化されることとなってきたと推察される。

 自殺者が出るなどボク達の世代では想像できない。

 また、ゆとり世代の内、最後の数年間の世代をさとり世代とも言うらしく、この辺になると『自分で考えろ』『調べてから質問しろ』って言われるのが大嫌いなんだって。「え?今ここで教えてくれた方が早いやん!?」って思うらしい。それも合理的だ。当然の話しなんだけどね。

 でも、実習ではよく言われるよね。この非効率的な返事。最近ではどうなのか分からないけど、でも多くのパワハラバイザーは使うと思う。

 ってか、パワハラなんて言葉は今まで無かった。パワハラ自体が無かったわけではない、パワハラっていう概念が無かったのだ。パワハラはダメだよ。でも、それが許されてきたってか、当たり前だった時代があったってことだ。

 最近ではパワハラが問題視されることが多くなってきたので、業界でもようやく問題視されるようになってきたという事だろう。

臨床における問題点

 臨床では何か問題になっているのかな?

 先日、聞いたお話だけど、手塩にかけて育てた若者に伝わらない事が悔しくて治療台を殴って骨折された方がいらっしゃった。笑

 ちなみに、その方は団塊ジュニア世代。

 ボクは病院とかに務めたことはないから分からないけど、クライアントからの苦情が増えたりとかしているのかな?そんな噂は聞かないし、そんなデータも見つからないけど。

 ボクはね、世代は違えどクライアントと対峙している療法士は皆クライアントに対して一生懸命だと思っている。もちろん、中にはそうじゃない人も居るだろう。しかし、その一生懸命じゃない人ってのは別にゆとりだから、とかさとりだからって話じゃない。

 臨床における問題点は世代間の確執というか、分かり合えないことなんじゃないかなと思う。

 ゆとり世代はゆとり世代で一生懸命、団塊世代も団塊世代で一生懸命。もちろんボクも一生懸命。みんな一生懸命だからぶつかる。そして、みんな一生懸命だから分かり合えないのだ。それを分かり合う努力をする事こそ臨床における問題解決になるのではないだろうか?

これからの作業療法業界について

 近いうちボク達プレッシャー世代がベテランと呼ばれるようになってくる。ゆとり世代が中堅層となり、業界を引っ張っていく時代がやってくるだろう。

 ゆとりだから云々ではない。

 ゆとり世代に生まれ育ってきた世代にはいい部分もある。そして、いい部分を如何に上の世代が牽引していくか?

 そして、ゆとり世代は、次世代の業界を引っ張る脱ゆとり世代とどう折り合いをつけ、共存していくか?

 そういう分かち合いが重要だとボクは考える。

おわりに

 男と女。ゆとり世代とプレッシャー世代。大人と子ども。大卒と高卒。日本人とアメリカ人。

 人はどのようにも分類できるし、そもそも人と人はそれぞれ違う。

 70億人の人が存在すれば、70億通りの生き方、人格、信念が存在する。

 まずは、その70億通りある内の1通りとして自分が存在しているということからしか始まらないだろう。

 多くのストレスは、あなたと私は同じ地図を持っているという間違った確信から始まる。人それぞれ、世界を知覚する為の地図は別々なのだ。だから、70億人はそれぞれ世界の見え方が違う。だから、他人を理解できない。これが全ての争いの元だろう。ボク達はそれを理解した上で、行動すべきなのだ。

 ってことで、ごちゃごちゃ書いたけど、今回はここまで。ほな、また。

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