訪問看護・リハ

訪問看護ステーション設立に向けて融資を受ける方法

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 訪問看護ステーション設立において、まず必要な物は『お金』である。

 スタッフは最低限看護師が常勤換算で2.5名以上必要である。自分が看護師の場合は1.5名以上でいいわけだけど、それでも中々の人件費がかかってくる。

 また、開業資金や人件費以外のランニングコストはあまりかからないが、事業の特性上売上の入金が2ヶ月後となる。

 だから、どうしても運営当初の資金繰りが大変になってしまうのだ。

 「いくらでも使ってくれていいからね!」なんていうパトロンがついていれば別だけど、多くの起業家は借金をすることになるだろう。

 例に漏れずボクも借金をすることになっている。まだ、融資が実行されたわけではないが、ほぼほぼ大丈夫だろうという所までこじつけたのでシェアしたいと思う。

まずは税理士さんと顧問契約を結ぼう!

 融資の為だけではなく、法人を設立すると税務から逃れることはできない。

 自分でやっても良いと思うが、決算だ、立ち入り調査だとなったらもはや素人の付け焼き刃では対処できなくなる。

 ボクも個人事業主として活動していた間は確定申告だけなので何とか自分でやっていたが、法人となるともはや手を付けられなくなる。

 ってことで、最初から税理士さん頼み。

 知人で信頼のおける税理士がいるなら、その人にお願いすれば良いが、知人だと文句が言い難いというデメリットもある。経営者と税理士は信頼関係が重要なので、言いたいことを言える関係性である必要がある。

 で、もし知り合いに居なければ自分で探すことになるのだけれど、ボクは4人の税理士さんと会って、最終的に選ばせて頂いた。決め手となった要因は以下の5つかな。

  • 価格
  • 実力(融資に対する自信)
  • 厳しい目線
  • 人柄
  • 将来の事業展望とのマッチング

 一つは価格。価格に見合ったサービスをしてくれるのか、融通は効くのかなどを教えてもらう。また、価格の透明性。何故この価格なのか?という部分まで明確な税理士は信頼に値する。

 実力は融資に対しる自信で見させてもらった。いくら借りられるか?その為の戦略が明確かどうか?などをお話の中から判断させて頂いた。

 厳しい目線というのは、事業を起こそうという人間は基本的に勝算があって始めるのだけれど、その勝算は理想なのか、現実なのか厳しい目線で判断してくれるのが税理士である。社長、それは無理でっせ!とはっきり言ってくれる税理士でなければ信頼できない。

 そして、長いお付き合いになるわけだから人柄が重要である。いくらできる人で、良心的な価格でも付き合いづらいってのでは話にならない。

 最後の将来の事業展望とのマッチングってのは、ボクは数年後、滋賀で事業を起こす予定をしている。で、選んだ税理士さんは大阪と滋賀で活動されている税理士さんだった。何と高校の先輩だ。笑

 ってこともあり、選ばせて頂いた。

訪問看護ステーションは基本的に融資されやすい!

 訪問看護事業というのは、社会的ニーズが高く、社会貢献度も高い事業で、且つとりっぱぐれの無い事業(支払いの無いまま倒産されるとかがない)である。

 だから、基本的に融資はおりやすい。

 だが、経営者の信用がガタガタだったり、事業計画書がメチャメチャだったりってのでは融資は降りない。

 税理士さんを雇っていれば、事業計画書に関しては問題ないだろうが、信用ばかりはどうにもできない。今更感はあるが、焦げない人生を送ってほしいものだ。

 ま、でもできる税理士さんは色んなパイプを持っていて、繋がりや借り方を熟知しているので税理士さんに何とか熱意を伝えれば何とかなるよ。笑

本気の事業計画書とは?

 ボクは融資を受けるのと同時に、とある助成金にも申請しているのだけれど、助成金の担当者に言われたのが、『審査する人がいかに貸したくなるか、助成したくなるか?』が大切だということ。

 確かに!って思う。

 この人に、あるいはこの事業にお金を出したくならなければ出ないわけだから当然である。

 で、お金を出したくなる要因ってのは、『熱意』と『現実味』だろう。

 かの有名な二宮尊徳翁は『道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である』と仰ったそうな。

 言い換えると、理念なき、熱意無き売上は詐欺(犯罪)でしかなく、逆に売上はなくて理念や熱意が強いってのはただの寝言と一緒だよってこと。

 この2つが、担当者にお金を出したくさせるのだとボクは思っている。熱意と現実味を兼ね備えた事業計画書こそ、本気の事業計画書と言えるだろう。

参考エントリー:訪問看護ステーション設立時の事業計画書の作り方

おわりに

 ボクは「お金がたまってから…」と起業や新規事業に躊躇するくらいならさっさと融資を受けて始めれば良いと思っている。

 お金なんてそうそう貯まるもんじゃない。それを待っていては何にもできなくなる。

 ただし、当然リスクは負うし、貸主に対して責任を負う。

 借りたら返すってのは幼稚園児でも知っている人の道理だ。その為にも強い熱意と、綿密で現実的な計画が重要である。

 しかし、その計画書があればお金は借りられる。事業を起こそうと思うのであればそれは当然の責任だ。

 ま、何かしら事業を起こしたいけどお金がないって人には参考にしてもらえれば幸いである。

 ってことで、今回はここまで。ほな、また。

追伸…訪問看護ステーション設立を決めたら…

 当ブログでは、ボクが訪問看護ステーション開設を決めてから申請までの行動をブログでまとめている。

 これから本気で訪問看護ステーションの開設を目指している人は参考にしてもらえたら幸いだ。

参考エントリー:訪問看護ステーション新規立ち上げ!想起から申請までの流れ

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