評価と治療

成人ボバースイントロダクトリーモジュールⅡの感想

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 先日、ボバースのイントロダクトリーモジュールⅡを受けてきたのでその感想をシェアしようと思う。

イントロダクトリーモジュールⅡの概要

 イントロダクトリーモジュールⅡでは、主に『急性期・亜急性期』のクライアントを対象にしたボバースコンセプトを用いた治療戦略が提供される。

 筋緊張は低緊張で、ベッドサイドから、寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、立位、歩行と続けていく感じ。

 クライアントの障害像、神経生理学的背景、そして治療。その治療の根拠。

 『治療効果の根拠』や『クリニカルリーズニング』を特に大事にされている印象で、神経生理学的なことに疎いボクにとってはとても勉強になった。

 へぇ、はぁ、とアハ体験の連続。笑

 ボバースに限らず、徒手療法はエビデンスを得にくい。セラピストによる差があるからだ。

 だからこそ、そのように治療しようと思った背景や、クライアントを評価した理由について詳細に説明できる状態でなければならない。

 エビデンスレベルの高い治療法を選択する理由は再現性が高いからだ。

 しかし、徒手療法においてエビデンスは得られない。では、どうするか。ボクが大切だと思っているのは『個人的再現性』である。『こういうケースに、こういう手技を行えば、効果的である。』という症例研究を重ねることで、エビデンスレベルが低い治療においても選択していけるのだ。

 『治療効果の根拠』や『クリニカルリーズニング』を学ぶことこそ、講習会参加の価値なのではないかと個人的には思う。

神経生理学的知識を得る事

 前回、イントロダクトリーモジュールⅢを受講した際、神経生理学的な部分に関してマジでチンプンカンプンだった。苦笑

 でも、今回ちょっと理解が深まった。

 特段復習や予習をしたわけではないが、短期間で集中的に同じ知識をインプットすると意外に記憶していくもんだなぁと感じている。

 で、ボバースの場合大切なのは神経生理学的知識。治療効果、クリニカルリーズニングを神経生理学的な知識によって説明するからだ。

 もちろん、知識を得るだけなら教科書で良い。

※これ新板でまだ発売されてないけど、おすすめ。旧版からの進化を知りたいからボクも買う。

 講習会においては、神経生理学的基盤に基づき、どのような手技を行うか?ってところまで学べるからやはり参加する価値はあるだろうな。

おわりに

 ボバースに興味がなくても、急性期・回復期で働く療法士は引き出しの幅を広げるためにも受講すると良いのではないだろうかと思う。

 全て学べる基礎コースが一番良いのだろうけど、3週間は無理っす。そんなに安めまへん。でも、休ませてくれる職場に務めている人は基礎コースも視野に入れると良いと思うよ。

 今回受講したモジュールⅡの構成は、特にⅠを受けていなくても大丈夫かな?って思った。Ⅲを受けた時はⅠを受けてからの方が良かったって思ったけど。

 ま、再来月Ⅰを受講するので、それを受けてからおすすめの受講順とかを書ければ良いかなぁと思っている次第。

 来月は小児ボバースのイントロダクトリーを受ける予定だけど楽しみ。

 ってことで、今日はここまで。ほな、また。

追伸…ボバースコンセプトに関するエントリーまとめました

 ボバースコンセプトに関する内容をまとめたので、他にも知りたい方は是非参考にして頂きたい。

参考エントリー:ボバースコンセプトの概要と評価・治療方法に関するまとめ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします