訪問看護・リハ

育児ブランクのある潜在看護師が訪問看護に復帰するメリット

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 先程、ボクより一足先に同じ地区で訪問看護ステーションを立ち上げる理学療法士と情報交換をしてきた。

 少し前に進んでいらっしゃるので、色々参考になる話が聞けてよかった。

 さてさて、療法士が訪問看護ステーションを開設する上で大きなハードルになるのが看護師さんの確保である。いや、療法士が立ち上げる訪問看護ステーションだけではない。他業種が立ち上げる訪問看護ステーションは何しか看護師さんの確保が大変なのだ。

 看護師さんの立ち上げた訪問看護ステーションは、社長が常勤換算の2.5人中の1人となるので、人脈を辿れば看護師さんの確保は比較的簡単かもしれない。ま、でも療法士の確保が難しいのかもしれないけど。

 ってなわけで訪問看護ステーションはどことも看護師さんを欲しているのだ。

 だからってわけじゃないけど、訪問看護の仕事って結婚・出産・育児でブランクのできた看護師さんの復帰先としてはとっても良い環境だと思うんだよね。

 もちろん、全てのステーションが良い訳じゃないとは思うけど、比較的自由にワークスタイルを決められるのでオススメなのになぁという話を今日はしたいと思う。

ブランクのある潜在看護師さんが訪問看護ステーションで働くメリット

 以下、ボクの思いつく限り列挙しようと思う。

1.基本的に夜勤はない

 24時間対応をしている訪問看護ステーションで、稀に夜間の緊急訪問がありうるのは事実である。オンコールを担当する場合もあるだろう。しかし、夜勤は基本的にない。

 17時なり、18時なりの就業時間で終え、家族と夕食を共にすることができるし、朝の支度も一緒にできる。

 待機児童が多い中で保育園の問題はあるかもしれないが、最近は託児スペースを併設する訪問看護ステーションも増えている。(ボクの所も併設予定)

 子育て中の方の復帰には日勤だけってのは復帰しやすい一つの条件なのかなぁと思う。

2.出勤日、出勤時間に融通が利きやすい

 病院勤務であれば、外来にしても入院にしても時間中、訪れる(あるいは担当する)患者に看護をするという役割を担うので自分の役割は時間によって縛られる。

 しかし、訪問看護は利用者との約束なので、(もちろん前提として信頼関係の構築は重要だが)例えば訪問日をずらしてもらうことも可能だ。

 子どもが急に熱を出した。病院だったら休みにくいのが現状だと思う。自分が休めばその穴を埋めるのは大変だからだ。

 でも、訪問看護なら曜日をずらしてもらったり、空きのある看護師に代役をお願いしたり融通が利きやすい。

 入学式や卒業式など予めわかっているイベントだったら、利用者と予め調整が可能だ。

 ボクもフリー時代に訪問リハを経験しているが、利用者との関係で時間調整が簡単にできるので、ボクのライフスタイルにとてもあっていたのを覚えている。

3.自由度が高く、割高な給与体系

 ボクのような立ち上げの訪問看護では少ないかもしれないが、1件〇〇円の業務委託契約なんて働き方を提案している所もある。ボクもおいおいはそういう働き方を提案する予定。

 1件〇〇円だから、自分の都合の良い曜日・時間帯にだけ予定を組むことができる。

 例えば平日午前中のみとか、水曜日の午後だけとか、そういう契約も可能だ。

 だから、例えば〇曜日と◯曜日は母に子どもを預けられるから、その時間帯だけ仕事を入れてもらうなんて事も可能だ。

 こういう雇い方は、会社側からすれば無駄な給料を支払わなくていいというメリットがある。(訪問がないのに給料が発生したら無駄)だから、時給よりも高額に設定されている。

 訪問する時間にもよるが、1件当たり3000円~4000円ってのが相場じゃないかな?1週間に5件、1ヵ月で20件で6~8万円。家計の足しにしては充分じゃない?

大阪で小児専門の訪問看護をしたいなら、連絡下さい

 あ、ごめんなさい。営業です。笑

 大阪の天六で小児専門の訪問看護ステーションを開設予定なので良かったら求人ページを見てやって下さいませ。何卒。

取り敢えず転職サイトに登録してみては?

 ま、大阪じゃないとか、小児に興味がないとか、訪問看護は山程あるので、別にうちで働いて欲しいってわけでこういうエントリーを書いているわけではない。

 訪問看護という業界がもっと看護師さんで賑わって、盛り上がれば良いなぁと思っている次第だ。

 メドフィットメディカル・コンシェルジュ、大御所のリクルートさん当たりに登録だけして、良い条件の所を探してみてはどうだろうか。

 現在、訪問看護はリハで稼ぐ的な状況が横行しているが、ボクはそれを本末転倒な自体だと思っている。だが、看護師さんが少ない以上、それもやむを得ないのかもしれない。だが、訪問看護師さんが増えて、業界が活性化すれば必ず訪問看護業界もあるべき姿に変わっていくとボクは信じている。

 現状働いていなくて、ブランクがあっても自分のペースで比較的ゆるやかに復帰できる訪問看護はお世辞抜きで良い職場選択だと思うよ。

おわりに

 別に看護師として働きたいと思わない方に無理矢理戻ってもらいたいとは思わない。

 しかし、そもそも看護師になろうと思った方々の多くは、妊娠・出産・育児という女性としての大仕事を終えた後、少し物足りない、また働きたいと思っている人も少なからず居るだろう。

 ボクの妹も看護師で、現在育児中だが、そろそろ復帰したくてウズウズしている様子。

 もしブランクがあることを気にしているなら勿体無いとボクは思う。新人を育てるより、経験者に勘を取り戻してもらうほうがよっぽど簡単というのはあなたも経験しているのではないだろうか。

 もし、興味があるなら是非業界を盛り上げて欲しいと切に願う。

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