起業・経営

理学・作業療法士の為の小さく安全に開業・起業する方法

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 先日、ウェビナー第1弾として『理学・作業療法士の為のブログ講座〜初級編〜』をアップした。

 で、第2弾として『理学・作業療法士の為の起業講座〜初級編〜』というコンテンツを作ろうと思っている。

 今回は、その導入編をブログにてお伝えしようかと思っている次第。

 ってことで、興味のある方はご覧あれ。

収入や生活に対する不安を残した起業はすべきでない

 理学・作業療法士として起業している先人たちは、最初の一歩が結構でかい。

 家族を犠牲にして、安定した収入を犠牲にしてなんてのも少なくない。ボクが知っているとある経営者は、借金があまりに膨らみすぎたから奥様に離婚を迫ったなんて逸話を持っている。

 ボクはこういう起業の仕方が決して幸せだとは思わない。

 もちろん、社会の抱える問題に対して、それを人生のミッションとして取り組むのであれば、家族や自分のプライベートを犠牲にしてでも取り組めば良いだろう。

 でも、自分の家族や人生も大事だよね。ボクはどちらかと言えばそんな感じ。

 もちろん事業に関わっているのだから、社会貢献が第一だが、ボク自身や家族の人生を狂わしてまで、事業に没頭できるほどボクはできた人間じゃないということがわかっている。

 でも、ボク達は結婚した時点でパートナーに対して責任を負うし、子どもができれば子どもの成長に責任を負うべきである。個人的には社会的な問題や責任以上に、もっとパーソナルな責任の方が重要だと思っている。

 もし、あなたが社会への貢献や責任が重要だと思うのであれば家庭を持たず、起業なんて方法ではなく政治家になってどんどん社会の為に貢献できる仕事をやる方が良いだろうと思う。

 この点に関しては人それぞれ意見は違うと思うが、ボクはこういう風に考えているから、起業は誰にも迷惑をかけない範囲で行うべきだと思っている。

副業からはじめよう!

 起業へのファーストステップは、副業から始めることだ。

 現在お給料をもらっている人であれば、そのお給料をもらいながら、就業後や休日に仕事をすれば良い。もちろんその時点で家族に迷惑は多少かけるだろうが、それくらいの協力は仰げるような熱意がなければ続かないだろう。就業後の時間や休日を副業の為に費やす理解は得られるレベルで初めて欲しい。

 副業から始めれば失敗を恐れることはない。最初に必要な事業資金も自分のお小遣いの範疇でなんとかなるだろう。

 ちなみに、ボクが整体の副業を始めた時に使った最初の資金は5万円程度。関連費用合わせても10万円程度じゃないかな。

 それで、半年で100万円貯めて専業にしたって感じ。

 でもね、専業で起業しようと思うなら、最初から専業にすることを意識して副業をしないといけないよ。

 副業をやり始めると、にわかお金持ちになるから、それで充分って思って、それで生活しちゃうんだよね。でも、それは家族との時間や自分の趣味などに使うべき時間を費やしてやっている仕事なので、いつか破綻する。

 仕事か、家族かどちらかを犠牲にしなければならない時がやってくるのだ。だから、「副業をやる」のではなく「副業からやる」って意識は明確に持っておいた方が良いだろう。

業種選定の為の3ステップ

 さて、副業から始めるとはいえ、どんな業種を選べばいいだろうか。

 ボクはその業種選定の為に3つの事を考えなければいけないと考えている。

STEP1:ターゲットの選定

 ボクが業種の選定をする歳に、重要にしているポイントは『誰の役に立ちたいか?』という問いである。

 あなたのお金儲けなど二の次なのだ。事業を行うということは誰かの役に立ってナンボなのである。だから、まずあなたが誰の役に立ちたいか?って事を明確にしなければならない。

 ボクの場合は『子ども達の笑顔(子ども達のハッピー)』というのが重要なポイントであり、その為に『働く女性の支援』というのが事業の第一目的となっている。働く女性を支援することで、未来の子ども達の笑顔に繋がると信じているからである。女性が輝く社会であれば、子育てと仕事の兼業も上手くいくはずだ。もちろん社会が変わっていく必要もあるが、ボク達が支援できることも少なく無いだろう。

 ボクは働く女性の為に事業を行っている。

STEP2:業種の選定

 誰のために?が明確になった後は『どのように役に立つか?』を考える。これが所謂業種の選定だ。

 ボクは当初『整体』で役に立とうと考えた。そして、今は『訪問看護』で役に立とうと色々準備している。

 あなたは、あなたが役に立ちたいと思う人々に対して、どのような形で支援していきたいと思うだろうか。あるいは、どのような形であれば役に立てるだろうか。つまり、あなたの持つ能力を、どのようにそのターゲットに活かしていくべきか?を考えるのだ。

STEP3:収支計画

 誰かの為に、自分の持つ能力を発揮する。これは『貢献モデル』である。つまり、ボランティアで対応可能だ。

 これを事業(ビジネス、食いぶち)として考えるのであれば、このモデルからもうワンランク昇華させて、稼げる形にしなければならないだろう。

 どのようにすれば稼げるか?

 あなたの考えたモデルは稼げるか?

 銀行は金を貸してくれるか?

 そんな事をベースに稼げることを前提にビジネスプランを作らなくてはいけない。

 もちろん、ここでも副業として、月5万円のお小遣いを稼ぐ事を念頭に置くのではなく、月30万、50万、100万を念頭において計画すべきだろう。

自己資金で開業できるものにする

 どんな事業でもそうだが、資金さえあればどれだけでも大きなビジネスを展開することができる。ちまちまとしたビジネスを行う理由はそれだけの資金がないからだ。

 で、副業から小さく始めるなら、借金などせず自分の余剰資金でできるビジネスにしておこう。

 余剰資金とは?

 例えば火事で燃えても諦めがつく金額である。

 まぁ、人にもよるけど30万くらい?ボクは10万くらいが限界かな。それ以上が火事で燃えたら暫く立ち直れない自信がある。笑

 また、当初は急いで収益化する必要はないわけだから、自分で何でもやってみよう。

 例えばチラシを作る、例えばWebサイトを作る、例えば各種手続きをする。お金をかければ簡単に完了することを、あえてお金をかけず時間をかけて自分でやってみると良い。

 ボクはそういうやり方をしていたので、未だにチラシは自分で作るし、Webサイトも素人感満載のものであれば自分で構築もできる。今の自社サイトもある程度の変更などは自分でもできる。

 名刺やパンフレットなども作れるし、色んな書類の作成も手慣れたものである。

 開業資金をかけない=自分の専門分野外の能力アップに繋がるのも大切なポイントだと思う。

始めたらやり遂げる!

 何しか大切なのはこれ。継続し、やり遂げること。

 もちろん、修正やら路線変更は大事。当初の予定とは違う目的地につく可能性は許しながらも、ただ、事業を初めて、専業で食えるようになるという目標からはブレずに行って欲しい。

 人によって、あるいはビジネスモデルによって、収益最大化までには時間がかかるかもしれない。

 だけど、開業資金をそこまでかけていないのだから大きな損害はないはずだ。損害は自分の時間だけ。でも、途中でやめてしまえば損害だが、継続して成り立てば損害ではない。

 折角やると決めて、やり始めたのであれば、『やり遂げる』という覚悟を持ってもらえたら幸いだ。

まとめ

 開業やら、起業は簡単にできる。するだけならね。

 大変なのは収益を最大化することであり、継続することだ。

 ボクも副業からの通算であれば、今年で7年になる。専業になってから4年。早いものである。

 でも、着実に進んでいるよ。上向きなときもあれば、下向きなこともありながら、それでも何とか前に進んでいる。

 これも一重に継続してきたからこそ。そして、副業時代に培った様々な能力のおかげだろう。

 ボクは最近臨床復帰の為にビジネスの勉強を殆どしていないが、最初の3年間はめちゃめちゃしたよ。ビジネス書オタクかと思われるほど本を読んだし、色んなトライもしてきた。

 そのお陰で今がある。

 だから、これから開業・起業しようと思う理学・作業療法士にも是非、副業から小さなステップで徐々に大きくするという計画を立ててもらったら良いんじゃないかなと思う。

 ってことで、今日はここまで。このエントリーが人気になるようなら次回ウェビナーを開催するので、そんときは宜しく。ほな、また。

副業の達人―今度の週末から始める完全ガイド

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