評価と治療

一年目理学・作業療法士が磨くべきクリニカルリーズニング力

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 今日はボバースのイントロダクトリーモジュールに参加してきた。

 お花見日和になんてこっただよ。マジで。笑

 でも、今日も良い学びをしてきた。んで、講師の先生が仰っていた事から学びを一つご紹介したいと思う。

クリニカルリーズニングとクリニカルデシジョンとは?

 今日の学びはクリニカルリーズニングについてなのだけど、まぁ、みんな言葉はご存知だろう。

 日本語では、臨床推論。

 クリニカルデシジョンは臨床判断とか臨床決定とかって訳されると思う。

 クライアントの状態を評価し、原因について仮説を立て治療法を決定する。それがクリニカルデシジョン。

 結果を検証して、更に仮説を立てる。その過程がクリニカルリーズニングと言えるだろう。

 ま、詳しくは勉強してくだされ。

保健医療福祉のための臨床推論: チーム医療・チームケアのための実学

保健医療福祉のための臨床推論: チーム医療・チームケアのための実学

カンファレンスで学ぶ 臨床推論の技術

カンファレンスで学ぶ 臨床推論の技術

徒手療法において、明確なエビデンスは求められない

 話は変わって理学・作業療法の技術。

 もちろん、エビデンスレベル云々はさておき、その多くは『徒手』に依存する治療法だろう。

 いや、仮に『徒手』でなかったとしても『口頭指示』、いや仮に『対面』ってだけで明確なエビデンスは測れない。

 それだけ理学・作業療法においてエビデンスを求めるのは難しい。

 そして、更に難しいことがある。それは技術を磨くこと。いや、技術なので 磨くことは難しいわけではない。一朝一夕で身につくものじゃないって意味だ。

 でも、一年目の理学・作業療法士にも、十年目の理学・作業療法士にも、三十年目の理学・作業療法士にも明日もクライアントはやってくる。

 まともに日々成長を続けた場合、技術は年長者の方が上に決まっている。何故なら経験量、練習量が違うから。技術は経験がものを言う。

 これだけ個別性の高い治療法だから、同じ技術でもエビデンスが出せないのだ。

一年目も三十年目も変わらない力

 いや、もちろんクリニカルリーズニングも技術なので、経験値が高ければ高いほどレベルは高くなる。

 しかし、クリニカルリーズニングそしてクリニカルデシジョンは努力で急激に高める事ができる。

 何故なら、個別性の高いスキルではないからだ。

 クリニカルリーズニングの技術を高めれば、年長療法士にも負けない技術『選択』ができるようになる。

 技術選択が正解でも、クライアントが得る結果には違いがでる。ただ、一つ言えることは技術選択に間違いがなければ、いや、もちろん間違いはあるんだけど、クリニカルリーズニングが上手にできればすぐに確率の高い技術選択ができるようになる。

 つまりは、クライアントに迷惑をかけることは少なくともなくなるってことだ。

クリニカルリーズニング力を高める為に…

 クリニカルリーズニング力を高めるために必要なのは、クリニカルリーズニングについて勉強することではない。

 クリニカルリーズニングを実践することだ。

 で、大切なのはどのように実践するか?だが、週に1回『症例報告書』を作るってのはどうだろう。

 もちろん、単に作ってもダメだよ。

 ICFをベースに評価し、その評価を元に仮説を立て、その仮説を元に治療をし、その結果どうなったか。その結果を元にどう考え、次回どうするか?

 そこまでを書いてみたらどうだろう。恐らく、急激にクリニカルリーズニング力は高まるだろう。

まとめ

 PNFは解剖学と運動学がベースにあった。いや、もちろんそれ以外もあるんだよ。でも、この2つが大きな割合を占めていた気がする。

 ボバースは解剖学と神経生理学って感じ。

 どちらも解剖学が重要ってことだね。

 そして、運動制御と運動学習。

 ま、この辺は手法に限らず、どんな治療法でも一緒だね。

 一年目の療法士は、諸先輩方に比べて解剖学的知識は高いだろう。だって、ついこの間国家試験終わったばかりだもん。

 その知識を活かして、しっかりとリーズニングしていってくれたら幸いだ。

 ってことで、今日はここまで。ほな、また。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします