ロボット・AI

オムロン「デジタルいわし」が医療・福祉業界へ与える影響

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 今朝、朝の情報番組を見ていたら、八景島シーパラダイスでメッチャおもろい取り組みをしてるってことで見ていた。

 そしたら、チョーヤベー映像を見せられることになった。

 こういうのを見ていたら、自分の考えている未来なんてちっぽけ過ぎて、もっと大きな変化が起こるんだろうな…と思ったのでシェアしようと思う。

オムロンのデシタルいわし

 まずはこの動画を見て欲しい。

 この映像に映るいわしは「生き残る」という目的をプログラムされたAI(人工知能)を持ついわしである。この映像15000尾のいわしそれぞれ1尾1尾、各個体にプログラムされている。そして、その内容は以下の三点だけだとのこと。

  1. 群れで動く
  2. 外敵から逃れる
  3. 餌を得る

 この3点だけを忠実に守ることで、本物のいわしを思わせるような行動を行うのだ。

f:id:p-therapy:20160329132642p:plain

 どうやら、上の写真にある王冠を被ったかわいい魚が外敵を表現しているようだ。外敵が稚拙だが、いわしの動きはすごい。

 15000尾があれだけの空間でぶつからないように行動しているのだ。

 オムロンはこの機能を自動運転への利用を目指しているらしい。

自動運転が可能になったら…

 運転へのリハビリテーションはボク達にとっては他人事ではない。先日もTwitterでフォローしている作業療法士がその支援に携わった際の事を呟かれていた。

 でも、自動運転が実用化されたら、リハ必要ないね。もちろん、車へ乗り込むってところへの支援は必要だけど、多くの方にとって生活範囲が格段に向上することになるだろう。

 ってどれだけ先の話してるねん!って思った人もいるかもしれないけど、近い将来の話なんだよ!取り敢えずタクシーは東京五輪までに実用化させるのが目標らしい。(参考:自動運転タクシー、実験スタート 五輪までの実用化目標

 日産は一般道での実験を終えて、高速道路での実験に踏み出すとか。(参考:日産の自動運転 歩行者や信号検知し一般道スイスイ)官民一体になって2020年実用化に向けて取り組まれているのだ。(参考:ITS・自動走行を巡る最近の動向 ※PDFファイル)

 後5年で、ボク達の職域が一つロボットに奪われるのだ。

ロボットを毛嫌いするのではなく、うまく活用する

 介護ロボットなどにおいて、人の気持ちが分からないとか、ぬくもりがないなんて批判する人もいるけど、人の気持ちが分からない人間もいるし、ぬくもりより精度の方が大切って思う人も多いと思うんだよね。

 逆に、ロボットならどんなクライアントにも対応できる。

 意地悪だろうが、セクハラだろうが、耐えられるのだ。一部ヘルパーによると、「さわらぬ乙武に祟りなし」とかって揶揄されていたそうだよ。乙武氏はそれだけ横柄な態度だったようだ。

 これもロボットなら何の問題もない。嫌われることも好かれることもない、淡々と仕事をこなしてくれるだろう。

 これからの医療・福祉業界は大きく変わっていく。

 今回挙げていた例などほんの一部だろう。これら進化についていけない療法士は淘汰されるだろうし、逆に活用できる療法士は必要とされるだろう。

 こういう今はまだ小さな変化を見逃さず、5年後の未来をイメージしながら取り組める療法士は重宝されるだろうなぁ。

まとめ

 先日もお薬手帳についてお客さんと話が盛り上がったんだよね。

 電子化して、共通のツールで閲覧できるようにすれば薬の管理の為に訪問した看護師の時間が奪われる必要がなくなるよね。って。

 アプリにしておけば、なくす心配もないし、薬剤師や医師の知識不足で飲み合わせの悪い薬が出されていてもアラートで警告してくれたりしたら超便利だよね。

 タミフルとロキソニンって飲み合わせ宜しくないらしいんだけど、知らずに処方している医師も少なくないとか。そんな人的ミスをなくしてくれるのはロボットの特徴だ。

 運転なんてのは人的ミスの最たる例で、毎年6000人以上が交通事故で死んでいる。これは大きな損失だ。自動運転が実用化されることで、毎年6000人以上が救われるし、集団登校の列に車が突っ込むなんて悲劇もなくなるだろう。

 そして、ボク達は如何にしてこのような技術を上手く活用していくか?どんな未来がやってくるだろうか?ということを常にイメージしながら過ごすべきだろう。

 そのことで5年後、10年後も必要とされる療法士として生きていられると思う。

 今回紹介した動画が、皆さんの今後を考えるきっかけになれば幸いだ。

 ってことで、ほな、また。

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