医療・介護・福祉

【速報】2016年診療報酬改定の訪問看護ステーションへの影響

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 本日、中医協から診療報酬改定の骨子の詳細が発表された。

 全文は厚生労働省のサイトで「中央社会保険医療協議会 総会(第328回)議事次第」をチェックして欲しい。

 今回取り上げるのは訪問看護ステーションに関わる部分。

 それ以外はまた、後日にでも。

追記:完全版公開しました

 その後の情報を受けて完全版を公開したので、良かったらそちらにも目を通して欲しい。

参考:2016年診療報酬改定における訪問看護運営への影響(完全版)

2016年診療報酬改定による訪問看護ステーションへの影響

 訪問看護ステーションが受ける2016年診療報酬改定の影響は以下の3点。

  1. 機能強化型訪問看護ステーションの算定要件変更(P.133〜)
  2. 複数の実施主体による訪問看護の組み合わせの整理(P.143〜)
  3. 同一日2カ所目の訪問看護ステーションによる緊急訪問(P.145)

 その概要については上に記載した該当ページを確認して欲しい。

参考:個別改定項目について※PDFファイル

前回発表分からの追加記述

 前回発表分では、機能強化型訪問看護ステーションの算定要件変更についての概要は発表されていたものの、具体的な数値に関しては未発表だった。

 今回は、その具体的数値が追加記述されていた。

 内容は以下の通り。

機能強化型訪問看護管理療養費1

  • 常勤看護師7人以上
  • 24時間対応加算届出済み
  • 下記1〜3のいずれかを満たすこと
  • 特掲診療料の施設基準等の別表第七に該当する利用者が月に10人以上
  • 居宅介護支援事業所を同一敷地内に設置
  • 休日・祝日の対応
  • 地域住民等への情報提供や相談人材育成の為の研修を実施している事が望ましい
  1. ターミナルケア件数(※)の合計が年に20以上
  2. ターミナルケア件数(※)を合計した数が年に15以上で超・準重症児の利用者数を合計した数が常時4人以上
  3. 超・準重症児の利用者数を合計した数が常時6人以上

※ターミナル療養費の算定件数、ターミナルケア加算の算定件数又は在宅で死亡した利用者のうち当該ステーションと共同で訪問看護を行った保健医療機関において在宅がん医療総合診療料を算定していた利用者数

参考:特掲診療料の施設基準等の別表第七

機能強化型訪問看護管理療養費2

  • 常勤看護師5人以上
  • 24時間対応加算届出済み
  • 下記1〜3のいずれかを満たすこと
  • 特掲診療料の施設基準等の別表第七に該当する利用者が月に7人以上
  • 居宅介護支援事業所を同一敷地内に設置
  • 休日・祝日の対応
  • 地域住民等への情報提供や相談人材育成の為の研修を実施している事が望ましい
  1. ターミナルケア件数(※)の合計が年に15以上
  2. ターミナルケア件数(※)を合計した数が年に10以上で超・準重症児の利用者数を合計した数が常時3人以上
  3. 超・準重症児の利用者数を合計した数が常時5人以上

まとめ

 大きな変化は、機能強化型訪問看護ステーションの要件に小児に関する項目が追加されたことと、同一日に2カ所目の訪問看護ステーションから訪問できる可能性ができたことだろうか。

 これをどう捉えていくかは運営者次第ではあるが、ボクは訪問看護ステーションをこれから開設する上で追い風だと思っている。開設前にこの条件を知れてよかった。

 各療法士がどう受け止めるかは分からないが、訪問看護ステーションで働く療法士にとって追い風か?と聞かれればどちらかと言うと向かい風っていう答えが正しいように思う。

 ま、捉え方次第でどうとでもなるけどね。

 この改定をチャンスにするも、ピンチにするもあなた次第。さぁ、あなたはどうする?

 ほな、また。おおきに。

小児・重症児者の訪問看護 (Q&Aと事例でわかる訪問看護)

小児・重症児者の訪問看護 (Q&Aと事例でわかる訪問看護)

追記:完全版公開しました

 その後の情報を受けて完全版を公開したので、良かったらそちらにも目を通して欲しい。

参考:2016年診療報酬改定における訪問看護運営への影響(完全版)

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