実習・国家試験対策

理学・作業療法実習がブラックを脱却する為に必要な事

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 この前自転車でぶっこけてハンドルで胸骨のど真ん中を激しく打ち付けた。周囲まで腫れていて、数日経った本日はムチ打ちのような症状が出てきた。ムチ打ちではなく寝違えで合ってくれと願っている次第だ。筋トレができやしない。

 さて先日、現職者共通研修(旧・新人教育プログラム)を受けてきた。

 その中で多職種との協業や後輩育成というテーマの講義があり、「ほぉ!」と思うことや「残念…」と思うことがあったのでシェアしたいと思う。

臨床実習がブラックになる理由は、教育のモデルが無いことだ!

 既存のブラックな実習を問題視している理学・作業療法士はいっぱいいるし、何とか学生さんの為になる実習を!と頑張っているSVも沢山いるし、より良い指導者になるための講習などを実施している理学・作業療法士も沢山いる。

 業界では何とか現状を変えていこうと頑張っておられる方が沢山いるのは事実だ。

 しかし、ボクはこのままでは変わらないだろうと思っている。

 何故ならブラックな実習指導をしている人は、恐らく現状の実習に問題を感じていないし、それどころはきっと「最近の学生はコミュニケーションが…」とか言っちゃったりしているだろう。臨床実習指導の為の研修など受けるはずもなく、「え?コーチング?何それ、食べられるの?」状態だろう。

 これら問題対策の様々な情報が、問題を起こしている人には届いてないし、これからもきっと届いていかないと思うからだ。

 色んな理学・作業療法士が問題を抱え、草の根的に実習のあり方を変えていく事は非常に大切で尊敬されるべき活動だが、劇的な問題解決にはつながらないだろう。

 では、現在の臨床実習の問題を解決し、根本から解決するためにはどうすべきだろうか。

 これは臨床実習指導のモデルを作り、養成校で指導することだろう。もちろん講師は理学・作業療法士ではなく教育の専門家に依頼する方がベストだ。

 日本作業療法士協会では臨床実習指導の研修を今年から始めた。が、それは臨床実習指導のモデルを教えるものではない。つまり、問題のある臨床実習指導者が自ら受講し、自分の臨床実習指導の問題に気づき、行動を改めなければならないというかなりハードルの高い問題解決法となっている。

 先にも述べたとおり、それではいつまで経っても解決しない。

 根本解決をするためには臨床実習指導モデルを早急に構築するだろう。そしてそのモデルを臨床実習指導者になるための資格として研修並びに試験を行うというレベルで制度化する必要があると思っている。

上辺のコーチングスキルなんて無い方がまし

 時間が短いのも原因の一つだと思うが、90分で多職種連携のことや後輩育成の事、コミュニケーションの基本からコーチングの事まで盛り込まなければいけない講師の先生は大変だっただろう。

 そもそもこれに無理がある。

 しかし、そこに無理やり詰め込んだコーチングスキルの指導は無い方がましなんじゃなかろうかと思う。

 コーチングって傾聴の技術でしょ?コーチングってミラーリングのことでしょ?オウム返ししたり、言い換えてあげたりする奴でしょ?

 なぁんていう間違った情報だけが受講者の頭に残ってしまう講義なら絶対無いほうが良い。

 コーチングとは、そういうものではない。ってか、コーチングは考え方であったり、教育・指導の方法論でありスキルではない。

 コーチングを実践する上で必要なスキルの1つがミラーリングであったり、アクティブ・パッシブのリスクニングだったりするのだ。

 それさえも教えない講義はやっぱりいかがなものかと思う。(講師の立場にたってお伝えするが、これは仕組みが悪いのであって講師が悪いのではないと思っている)

モデル作りの委員会を協会に作りましょう

 理学療法士学会がどうなっているかまでは存じ上げていないが、作業療法士協会においては早急に臨床実習指導のモデル作りを目的にした委員会を作るべきだろう。

 委員会には教育の専門家や、人間成長に関する専門家も呼ぶべきだ。

 養成校の先生方にも入ってもらいたいし、出来上がった草案を会員が吟味する機会も作って欲しいと思う。

 これくらい徹底して作り上げないと、いつまでたっても現状の臨床実習の問題は解決しないだろう。

 ぶっちゃけ理学療法士はそれでも良い。そんなブラックな実習があるにも関わらず入学希望者数は年々増えている。しかし、作業療法士はそういうわけにはいかない。年々入学希望者数が減っているのが現状であるという。

 もちろん、実習だけが原因ではないだろうが、更なる学生獲得が難しくなる原因としてブラックな実習が挙げられてもおかしくはない。

 協会は早急に対策すべきだろう。

まとめ

 って事で臨床実習指導のモデル作りに関しては協会に任せておくとして、コーチングについてお伝えするお仕事に関してはボクも引き受けたいと思う。

 ただ、ボクはコーチングの実践者ではあるが、生業としていないから講座を開くとかそんなことはするつもりはない。

 何回かのプログラムにして、受講したい人に無料で提供するのを録画させて頂き、動画として無料で配信していくことになるだろうから、このブログの読者さんにはいずれご紹介することになるだろう。

 年度内は多忙を極めている為、4月以降で着手予定。忘れてそうだったら誰か声をかけておくんなさい。笑

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