訪問看護・リハ

訪問看護ステーション拠点はどこに?立地選び5つのポイント

 こんにちは。作業療法士の中野です。

 最近のサロンの予約空き時間はもっぱらブログと訪問看護ステーション設立に向けての事業計画書作りです。

 疲れてきたら法人設立の準備だったり、指定申請の準備などもやっていますが、ほとんどが事業計画書作り。

 ま、それだけ事業計画書作りが大切ってこと。

 で、今回は訪問看護ステーションの拠点をどこに置くべできか?立地選びにおいて、どのようなポイントを抑えておくべきか?について書こうと思う。

都市部か地方かによって変わるか?

 今回は、ボクが大阪市内で訪問看護ステーションを設立する関係で都市部で開業することをベースに書くが、地方での開業においても当てはまるような表現で書くことを心がける。ただし、地方で通用しにくいような表現の場合は各自で言い回しの本質を慮って頂ければ幸いだ。

 また、今回このエントリーを書くことによって訪問看護ステーションに限らず、地方だろうが、都市部だろうが、立地には殆ど関係ないという事をお伝えできればと思う。

考えるべき立地選びのポイント

 以下、ボクが考えた際にここだけは押さえておくべきだと考えた5つのポイントについてご紹介したいと思う。

1.見込み客の多い地域

 まずは大阪市内でもどの地域に拠点を置くか?という事が重要になる。「家から近い」とかボクの場合は「現在の整体サロンから近い」も条件になってくる。

 その中でお客様となりうる人が沢山いらっしゃりそうな地域を選べばいい。

 訪問看護ステーションの場合のお客様は、要介護認定を受けておられる方が主要顧客である。また、見込み客という意味合いにおいて言うと年齢的にお若い方よりも、高齢の方が多い地域の方が多いという予測がつく。

 だから、ボクの場合は大阪市内の区ごとの要介護認定者数と人口及び高齢率を調べる所から始めた。

 また地域によって無いところもあるかもしれないが、大阪市の場合人口密集地域を図示した地図がネット上に公開されていたのでその図も併せて参考にした。

2.各見込客の多い地域の中心地

 訪問看護ステーションの場合は、こちらから出向くし、店舗型のビジネスの場合はお客様に来てもらう必要がある。

 だから、どちらにせよ見込客と自分たちの距離が近い方が良いし、交通の便が良い方が良い。

 だから、東にある見込客の多い地域と西にある見込客の多い地域、地域密着でどっぷり見込客の多い地域に入り込んでしまうのも良いが、ボクはその中心に拠点を置こうと思った。それは、今回のビジネスモデルが訪問型だからだ。

 お客様は家で待っていて下さればいい。ボク達はそれに合わせてお伺いするだけなので事業所がどっぷり見込客の中心地にある必要はない。

 もちろん、地域によっては見込客の中心地に居ながら東西南北どちらへ移動しても見込客だらけという場所もあると思うし、そういう場所を見つけることができれば経営は上手く行きやすいだろう。

3.スタッフが通いやすい地域

 いくら見込客が多く集まった地域であってもスタッフである看護師やリハスタッフが通いにくい地域では問題がある。

 訪問看護ステーションにおいて、スタッフ(特に人員基準のある看護師)の確保というのはとても大切な検討事項であり、それを守れずには運営できない。

 スタッフが通いやすいという事も検討すべきだろう。都市部のボクであれば駅近とか、乗り継ぎ駅でいくつもの路線が乗り入れる『大阪駅・梅田駅』だったり『天王寺駅』からのアクセスやその駅自体の乗り入れ路線の多さに気を配るべきだ。

 地方であれば渋滞しにくい道路、安全な道路(積雪や崖のリスクを避ける)の確保や駐車場の確保などが必要となるだろう。

4.安全な地域

 これもスタッフの安全を身を守る為に重要な事である。

 例えば小学校や病院のある半径◯mには風俗店は開業できないなど安全を守る法律は日本にはある。(※別に風俗店が危険というわけではなく、大切なのはスタッフが抱くイメージ)

 夕方最終の訪問を終えて事業所に戻るスタッフにもしもの事があっては行けないし、不安な思いで移動をしなければいけないというのも問題だ。

 残念ながら大阪には、全国的にイメージの悪い地域が存在する。そこを商圏に加えてしまうとスタッフは集まりにくくなる覚悟が必要となるだろう。

5.競合の少ない地域

 訪問看護ステーションはまだまだ足りていないと言われているし、今後もどんどん増え続けるだろうから今競合が少ない地域を選んだとしても、今後増える可能性もあるので順位的には下になるが一応考えておいた方が良い視点である。

 平成27年は訪問看護ステーション激増の1年となった。ボクとしては1年出遅れた感がある位。それでも足りないのが現状だ。だから、競合を意識しすぎてもどうなのかなぁ?とは思うが、全く意識しないってのもどうなのかなぁ?と思う。

 上記1〜4の条件に合う場所の競合の調査はして、出来る限り被らなくて済む地域を選びたいものだ。

まとめ

 どうだっただろうか。ボクは以上5つのポイントを抑えた上で立地選びをした。

 もちろん、ここから物件選びをしていくわけだから、更に敷金・礼金の安い地域、家賃の安い地域なんてのも合わせて考えなくてはいけないし、会社組織として運営するので『イメージの良い地域』ってのも大事になったりする。

 でもまぁ、上の5つを押さえていれば立地選びとして間違いは起こりにくいだろう。

 これから開設を検討される方については、参考にして頂ければ幸いだ。

立地・商圏要因による店舗売上改善 (売上増大戦略シリーズ)

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追伸…訪問看護ステーション設立を決めたら…

 当ブログでは、ボクが訪問看護ステーション開設を決めてから申請までの行動をブログでまとめている。

 これから本気で訪問看護ステーションの開設を目指している人は参考にしてもらえたら幸いだ。

参考エントリー:訪問看護ステーション新規立ち上げ!想起から申請までの流れ

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