哲学・科学・理論

幸福になりたいが為に幸福になりにくくなっている現状をどう変えるか?

 こんにちは。作業療法士の「なかの」です。

 ボクの今年のテーマは『土台を作る』ということを掲げている。

 仕事、健康、お金、人間関係などなど、様々な事の土台を作ること、何より人間としての土台が欠落していると感じているので、どっしり地に根を張り巡らせたような人間になることをテーマにしている。

 その中で行いたい事の1つが『無駄を削ぎ落とす』ことだ。無駄な物を減らす、無駄な贅肉をなくす、無駄な考えを捨てる、無駄な時間を過ごさないなどなど。何しろ無駄が多い。煩悩が多い。それらを削ぎ落とすことで、シンプルな土台が出来上がるのではないか?と思うのだ。

 さて、そんなボクは過去の無駄を処理するために買って読んでいない本の処理をはじめた。笑

 無駄なお金を使わない、無駄な時間を使わないという事にも繋がるのでグッドアイデアである。

 で、昨日から読み始めた本が深いのだ。

 読むにつれて色々考えさせられたのでシェアしたいと思う。

療法士はクライアントが幸福になるための支援者である

 ボク達理学・作業療法士にとっての究極の目標は、クライアントにハッピーになって頂くことである。

 人にとって色んな形があり千差万別だとは思うが、人が生きている目的、目標、望みというのは幸福になることだろう。

 今年の新年の目標として、お金を貯めたいとか、痩せたいとか人それぞれ様々な目標があると思うが、それらも全て幸福になるためではないだろうか。

 つまり、人は幸福になるために生きている。

 そして、障害を持ってしまい、幸福になりにくくなった方々に幸福になってもらう為の支援をするのがボク達療法士の仕事だろう。ここに異論がある人はいないと思う。

 だから、ボク達は誰よりも幸福とは何か?どのようにすれば幸福になれるか?を知っておかなければいけないし、ボク達自信が幸福で無ければならないといけないわけだ。

幸福とは何か?どうすれば幸福になれるか?

 例えば『ダイエット』によって幸福になれると思っている人がいるとしよう。

 『痩せる→モテる→ハッピー』という構図を元にダイエットに励んでいるのだが、その前に考えて欲しい。

 この人は『太る=いっぱい食べられるだけの食料がある』という事実を忘れているのだ。多くの日本人にとって今の時代は飽食の時代である。

 放っておけば誰しもが太っていけるだけの食料がある。

 だが、貧困に悩む国では餓死する人が未だに沢山いる。彼らにとっての幸福は、今日食べるものがあることだろう。

 彼らにとっての幸福を既に享受しているボク達もやはり幸福を求めて生きている。

 何か矛盾を感じるのだ。

 あれ欲しい、これ欲しい。手に入れればハッピーだろうが、ただ、その時点でまた新たな欲求が生まれ、不満を抱えることになる。

 この無限ループを繰り返す限りボク達は永遠に幸福にはなれないのではないだろうか。

 ボク達はこの無限ループから抜け出すためにも本当の幸福について知らなければいけない。

幸福も不幸も、あなたの心が決めている

 大雑把な言い方で申し訳ないが、こういうことだ。

 幸福も不幸も自分自身の心が決めている。つまり、自分自身の意味付けによって、どのような現象も幸福にもなれば不幸にもなる。

 お金がいっぱいあってハッピー!と思える場合もあれば、そうでない場合もあるということだ。

 食料にしても、お金にしても、何にしてもいっぱいあるからハッピーなのではなく、それをハッピーであると意味付けするからハッピーなのだ。

 だとしたら、ボク達が幸せになるためには食料にしても、お金にしても、他のどんな事柄に対しても『ちょうどいいあんばい』を知る必要があるように思う。

 相田みつをさんの日めくりカレンダーに以下のような一節がある。

張りすぎてもだめ たるんでもだめ ちょうどいいあんばいが一番いい

 ボクはこういう状態が幸福になりやすいのかぁと思ったのだ。

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 日本には色々ある。格差はある人とない人を作る。これらは幸せな状態なのかもしれないが、幸せになりにくい状態を作っているように思う。

 明日食うものに困る時代であれば、明日食うものだけを求めて、それだけを幸福として生きていればよかった。

 今はどうか。幸福になるためにあれもいる。これもいる。幸せになるためのハードルがメチャメチャ高くなっている。

 このような状態の日本において、特に今後、幼少期〜青年期を高度経済成長期に過ごした人達のリハビリテーションを行う際にボク達はどうしていけば良いのだろうか。

今後のリハビリテーションを考える

 心身機能から生活機能へ。このような流れがここ10年のリハビリテーションの流れだろう。

 それが、生活から考え方へ…なんて事になってくるのではないだろうか。

 科学はどんどん発展しているが、ボク達の仕事は逆行するかもしれない。

 先ほど紹介したフローの本はまだ読み終わっていない。何しか難しいから時間がかかる。

 読み終わる頃にはもう少しましな考えができるようになっている事を願うばかりだ。

まとめ

 いやぁ、まとまんないでしょ、これ。笑

 それくらい難しい問題だが、考えなければいけない問題だと思う。

 リハビリテーションの在り方が根本から変わるかもしれないんだから。

 そういえば、最近マインドフルネス作業療法なんて言葉を耳にしたけど、何か近いものがあるのかな?ちょっと調べてみようと思う。

 また、何かこの問題について自分の中で進展があればブログにしたいと思う。

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