訪問看護・リハ

『あなたが始める訪問看護ステーション』を読んで看護師の地域での必要性が分かった

 こんにちは。作業療法士の「なかの」です。

 昨日の夜は副業でサンタさんをやっていた。笑

 しかしながら、家に帰ったら下の娘が目をキラキラして起きているではないか。

 そればかりか、人をダメにするクッションでインサイドヘッドを見ているではないか!!

 んで、ご飯を食べても、風呂に入っても目が輝いている…。だから、読んだ。

 いやぁ、一晩時間があれば読める読める。笑

 サンタは完了した後も目が冴えて、結局1時間半しか寝れず…。残念。

 さて、その冴えた目で読んだ本の紹介をしておこう。

あなたが始める訪問看護ステーション〜在宅ケアに看護師の力が求められている〜を読んでの感想

あなたが始める訪問看護ステーション

あなたが始める訪問看護ステーション

 訪問看護ステーションを設立した看護師による、訪問看護ステーションを設立したい看護師に向けた本。

 ボクは作業療法士という仕事をして、少なくても数年は看護師ともチームを組んで仕事をしていたにも関わらず、母と妹が看護師であるにも関わらず、注射・点滴などの医療行為や処置以外の仕事を殆ど知らなかった事に気付いた。

 で、訪問看護で看護師がどのような仕事をしているかもあまり知らなかった。

 この書籍は、訪問看護ステーションにおける看護師の事例が多く載せられていて、実際どのような仕事をしているか、地域にどのような仕事を求められているか、またそこから理学・作業療法士はどのような仕事をすべきかについても推察できる。

 キレイ事じゃん!そんなに上手くいく?なんて事もあるが、そのキレイ事や上手い話を現実のものにするのがボク達の仕事だ。って事でそういうキレイ事も含めて勉強になった。

今後の訪問看護ステーションについて考えた事

 まず慢性的な看護師不足を何とかしないといけない。これが解決しないと業界が発展しないからだ。

 訪問看護ステーションという名でありながら、リハビリテーション重視に偏りつつある。それはその方が利用者を集めやすいからだろう。

 しかし、訪問看護ステーションの本腰は看護師あり気。そして、国が推奨している「機能強化型訪問看護」も看護師ベースで考えられている。これが現状と全く合致していない。

 訪問看護ステーション業界の全体が発展していくためには看護師不足こそ早急に解決すべき問題であり、潜在看護師の発掘こそ夜勤のない(あるいは限りなく少ない)訪問看護ステーションにおいて取り組むべき事だろう。

 そして、看取り。これも機能強化型訪問看護ステーション認定の条件になっている。

 病院に入院できる日数が削減されたり、施設の入所待ちが増えたり、そもそも論として家で最期を迎えたいという要望が多かったりで、在宅での緩和ケアを含めた看取りの重要性が明らかになりつつある。

 看取ったことの無いナースにはハードルが高いのかも知れないが、逆に医療的な知識はあまり必要ない仕事だとも言える。看取りをできるナースの需要はどんどん高まっていくだろうし、訪問看護ステーション経営者はその点にアプローチしていかなければいけないだろう。

まとめ

 この本では、訪問看護ステーションにおける看護師の重要性、看護師不足という問題解決の必要性、現在の在宅ケアにおける重要なポイントなどが事例を交えて解説されている。

 話し口調の文体なので読み取る力も必要かもしれないが、これから訪問看護ステーションを立ち上げたい人、あるいは訪問看護ステーションに就職したい看護師さん、理学・作業療法士にとっては良い教材となると思った。

 関係職種も含めて一度は読んで頂きたい。

あなたが始める訪問看護ステーション

あなたが始める訪問看護ステーション

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