心理・コミュニケーション

サクッと今年を振り返り、更に来年の目標を立ててしまう方法

 こんにちは。作業療法士の「なかの」です。

 ボクはこの時期になるとお客様のコーチングを行う。

 お客様にとって今年が最高で有益な1年だと思えて、来年はもっと素晴らしい1年になると確信を持てるようになって頂く為だ。

 何故こんな事をやるかというと、1年生きた経験をしっかり自分の中でのリソース(資源)として頂き、来年を活力を持って生きて頂くことこそ健康に生きることに通じるからである。

 また、目標を持って生きることは自分自身の成長を加速するためにも重要である。

 なので、多くのクライアントの健康に関わる理学療法士・作業療法士にとって今回ご紹介する方法はとっても意味のあるものになるのではないかと思っている。

 クライアントの今年の経験をリソースに変え、来年の目標を決める為にも、ご自身の成長の為にも是非とも活用して頂きたい。

サクッと今年を振り返る方法

 「今年の3大ニュースを教えて下さい。」

 ボクのお客様は唐突にこんなことを聞かれる。

 しかし、多くの方は聞かれるまでこんなことを思い返したことはない。だから、人によっては質問返ししてきやがるから、ボクの3大ニュースをさっさと答えて質問に戻る。笑

 人は振り返るのが苦手だ。その時々においては悩み、考え、喜び、悲しんだ出来事でも一区切り付いたら忘れる。いや、それで良い。人は忘れるから生きていけるのだ。

 それでも1年に3つくらいは自分にとって大きな出来事だったことを思い出せる。

 そして、その出来事には意味があり、自分に大きな影響を与えた出来事であるはずだ。それらを思い出し、反省し、何かしらを学び取ることで自信を成長させることに繋がるものだ。

 もちろん、聴く側はその質問だけでなく、クライアントがより深く思い出し、学び取れるヒントとなる質問をするようにすべきだ。どのように楽しかったのか、学ぶべきポイントは何だったのか?細かく聞けば聞くほど、その出来事をリソースとして使えるようになるだろう。

来年の方向性を見つける方法

 「今年の残り僅かの間にこの3大ニュースが塗り替えられる出来事が起こったとするなら、それは何ですか?」

 今日この質問をしたお客様は迷わずに「私の結婚!」と仰っていた。

 で、その件について深く聞いていくと、既にその為の行動を起こされているのだ。つまり、継続的に来年も取り組むべき事をこの答えにされる方が多い。

 彼女は恐らく来年1年を自らの結婚の為に費やすだろう。

 ボク達の仕事はそれを明確にして、行動を疎かにしないよう常にフィードバックすることである。

来年の目標を決める方法

 「来年の今頃、同じ質問をされたら何と答えたいですか?」

 来年の3大ニュースを決めてもらうのだ。この時点で既に来年自分が目指すべき方向性は分かっている。

 先の例であれば、結婚という最高のニュースの為に自分が叶えたい事を決めていくだろう。例えば憧れのウエディングドレスを着るとか、参加者が感動する結婚式をしたいとか、まぁ結婚に纏わる色んな目標が出てくるだろう。

 また、一見全然関係ないような目標も一つにまとまる事がある。

 来年の3大ニュースを「結婚する」「筋力をつけて体重を増やす」「脱ペーパードライバー」と言われたお客様がいらっしゃった。

 個々は全く別な内容である。

 しかし、このお客様は身長の割に体重は少なく、腕立て伏せは1回もできない方なのだ。その為体温や血圧が低く、休日はほとんどゴロゴロして過ごされている。いわゆる干物女子である。

 筋力が付けば体温や血圧が上がり、活動的になる。→活発に外で活動すると運転の必要性が出てくるかも→グループで色んな遊びをしている内に運命の相手と出会えるかも!

 なんて若干こじつけ感はあるが、理にはかなっている。

 このように3大ニュースを一連の流れにしてあげることで、クライアントはまず何に取り組むべきかが明確になるのだ。

 このお客様の場合はまずは筋トレからということになるだろう。食事のアドバイスや運動方法、量に関してはボクからアドバイスするという約束をした。

 このように今のタイミングから目標が明確になり、何をすべきかが明確になると年越しも楽しみってもんだ。

簡易版のご紹介

 今回紹介した方法は時間とスキルが必要となる。だから同僚や友達に質問して練習して頂きたいのだが、明日から使える簡易版もある。

 「あなにとっての今年の漢字は何ですか?」

 毎年、日本漢字能力検定協会が企画し、京都の清水寺で発表される今年の漢字。ちなみに今年は何だろう?とググったら「安」だった(安倍政権とか安保とかから)。今日発表されたらしい。(2015年12月15日)

 これを自分の人生における漢字と置き換えて答えてもらうのだ。

 何か一つの出来事だけでは選ばない。その漢字に纏わる出来事がいくつかあるはずだ。その漢字から色んな事を思い出すお手伝いをしてみるといい。

 付き合いの長いクライアントだったらあなた自身そのクライアントが経験した出来事を知っているだろう。そういう記憶もフル動員して質問するのだ。

 するとクライアントが今年1年を効率的に振り替えれるだろう。

 そして、来年の今頃はどんな漢字であると答えていたいか?も質問する。

 これで来年の目標も見えてくるだろう。

 高齢のクライアントであれば簡易版の方が馴染めるかもしれない。是非とも導入してみて欲しい。

まとめ

 あなたにとっての今年の3大ニュースは何ですか?

 是非ともまずは自問自答してほしい。

 あなたにとってどんな意味のある年だっただろうか。

 あなたはそれらの出来事から何を学んだのだろうか。

 あなたのその経験はどのような人を喜ばせるだろうか。

 来年、そのリソースはどのように使えるだろうか。

 質問はなんだって良い。思いつく限り自問自答すれば良い。そのことで、今年をサクッと振り返り、来年につなげることができるだろう。

 まずは自分で、是非実践してみて頂きたい。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします