雑記

作業とは何か?という原点に戻るためにオススメの書籍

 こんにちは。作業療法士の「なかの」です。

 あなたには経験はないだろうか?無闇矢鱈に買わされて、殆ど一度も開かなかった教科書があるという事を。

 ボクにはいくつかある。

 臨床に出てから購入した書籍でもいくつか買っただけで満足し読んでいない本もいくらかある。

 で、この前実家に帰った際に、いくつか見繕って送ってもらった。

 その内の一つの本を今日ペラペラ捲ったのだが、殆ど使った形跡はなかった。今日ほど先生を恨んだことはなかった。何故この本をじっくり使ってくれなかったのか…と。

 この名著。多くの作業療法士や学生さんが読んでいるはずだろう。でも、ボクは殆ど使わず埃を被せてしまっていたのだ。

作業とは?何かを考える上で読むべき名著

 先日、学生さんからの質問にお答えする形で『作業療法とは?作業療法士って何する人?への個人的見解』というエントリーを書いた。

 作業療法士は数少ない、自らの仕事の専門性について悩む職種である。

 作業って何か?作業療法とは何か?

 学生だけでなく、臨床に出た作業療法士もベテラン作業療法士も悩んでいる。

 何故、そんなに悩むのだろう。

 その答えの一つが今日分かったので前出のエントリーの補足的な意味合いで当エントリーを書こうと思う。

 作業療法士が、作業とは?という疑問に答えが出せず悩み続ける理由とは何か?それはこの名著を熟読していないからではないだろうか。

ひとと作業・作業活動 作業の知をとき技を育む 新版

ひとと作業・作業活動 作業の知をとき技を育む 新版

 ボクは第2版を持っていて、今は4版目。山根先生を知らない作業療法士は居ないと思うが、山根先生が若かりし頃から研究・執筆されてきている分野の書籍である。

 新版では、新たな知見が追加されているということなので、この年末に読むために購入しようと思っている。

初版・第2版と読んできましたが、作業療法士として基本的でかつ普遍的なことが書かれており、臨床場面における実践において本当に重宝しました。それは著者が臨床を通して得られた経験知から普遍的要素を抽出したからこそとも思います。

背景には自然科学的な視点ではなく現象学的な視点があると思いますし、そこにこの本の独自性や魅力があると感じています。そして、今回の新版ではこれまで書かれていたことを、様々なモデルや理論の中にどう位置づけるかということや、最新の脳科学の知見とも関連させて論じられており、よりエビデンスが明確になっているように感じました。

読むごとに学びが深くなる名著であることは言うまでもありません。 −Amazonレビュー

書評

 第2版を今日さらっと読みなおしての感想を述べておこうと思う。

 詳しい内容に関しては読んで頂いた方が良いと思うので、軽くどういう書籍について書きたい。

 一言、幅広く作業に関する考察がされている本である。

 「作業」という言葉から、多面的な分類、作業と人の関係、更には作業分析。作業に纏わるエトセトラを網羅している書籍である。

 作業療法士としてはもちろん、学生が年中ずっと学ぶべき書籍だと思う。

まとめ

 この書籍を見たことのない作業療法士は居ないだろう。

 恐らく出版以後は全ての学校で教科書として使用されているのではないだろうか。

 しかし、その使用頻度に関しては学校によるだろう。

 だが、個人的には作業療法士にとって最重要書籍だ。

 もし、熟読した経験が無かったり、作業とは?ってことに悩んでいるとするならば一度読んでみると良いだろう。

ひとと作業・作業活動 作業の知をとき技を育む 新版

ひとと作業・作業活動 作業の知をとき技を育む 新版

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