予防医学

予防に携わる理学・作業療法士が知っておくべき事実について

 こんにちは。作業療法士の「なかの」です。

 健康診断の結果が届き、少々肝機能が弱っていたことにチビリそうになっている、どうもボクです。

 次の洲本マラソン(ハーフ)に向けてシェイプアップも始めたところなのでお酒も控えようと思っている次第だ。

 やっぱり健康に気をつけざるもの、健康に関する仕事に携わるべからずだなと改めて思った。

 そんな折に、予防に携わるものとして自らへの戒めも込めて、予防に携わるものとして知っておくべき事をお伝えしようと思う。

予防って何だろう??

 予防とは、何かしら悪い出来事を『未然に防ぐ』という意味あいがある。

 そして、予防に携わっていると、あるいは自分が何かしらの予防法を実践すると分かってくると思うが、予防には100%はない。

 歯磨きをしていても、虫歯になる可能性はある。タバコを吸わなくても肺がんになる可能性はあるし、お酒を飲まなくても肝機能は低下することもある。ま、ボクはお酒飲み過ぎだから自業自得。

 インフルエンザの予防接種もそうだ。接種したからといってインフルエンザにかからないとは限らない。

 しかし、インフルエンザの予防接種に関して考えると、予防のもう一つの意味合い見えてくる。それは被害を最小限に抑えるということだ。

 インフルエンザの予防接種は万が一インフルエンザに罹患しても症状を最小限に抑えるという目的もある。

 つまり、予防とは何かしらの被害に合う確率を極力下げ、被害に合った時も最小限に抑えることだと言えるだろう。

不完全なものに取り組む意味とは?

 予防とはこのように不完全なものである。しかし、ボクは取り組む価値があるものだと思っている。

 何故このような不完全なものに取り組む価値があるのだろうか。

 それは治療選択を拡げることにも繋がるからだ。

 例えばがん治療において、化学療法(抗癌剤治療)は三大療法の1つであり、ポピュラーな治療選択の1つだ。

 しかし、大きな副作用も伴う治療であることは広く知られているだろう。正常な細胞まで壊されてしまうのだから仕方がない。

 このような治療を選択する上では基礎体力が必要だ。

 がんにならないように予防に取り組んだががんになった。しかし、基礎体力は充分にあったからしっかりと治療ができる。

 これも予防の大切な意義だろう。

まとめ

 ボク達は予防が不完全であることを知っておかなければならない。

 しかし、不完全でも取り組むべき価値があることは分かって頂けるだろう。そして、その予防に対して理学療法士・作業療法士が関わるべきだということも分かってもらえるのではないだろうか。

 ヘルスプロモーションという名において、実に様々な職種が参入している。しかし、その多くが素人さんなのだ。

 よくもまぁ、素人さんがそこまで自信たっぷりに人の身体や心に対して云々かんぬん言えるなぁと。感心する。

 ボク達はそれを許してはいけない。もちろん、クライアントに有益な部分においては協力しあい、頑張るべきだろう。

 しかし、そうでないことが多々ある。正しい情報を確実に伝えるべきだろう。

 是非とも予防というものに取り組んで頂きたい。

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