実習・国家試験対策

理学・作業療法士国家試験の合否を決めるポイントは1つだけ

 そろそろ最終学年の長期臨床実習が終わってくる頃だろうか。

 学校にもよるとは思うが、ボクの場合は8週間の長期実習が2回終えた後、卒業研究を仕上げにかかり、発表。そして、そこからは卒業試験と国家試験の勉強に邁進するという感じだった。

 ボクは勉強は得意な方ではないが、この時期は本当にどっぷり、何よりも優先して勉強した記憶がある。

 国家試験は出たとこ勝負であり、実際に問題と対峙してみないと合格できるかどうか分からない。ってか、どれだけ自己採点をしても結果が発表されるまでは不安がつきまとう。

 ボク達の時代は、4月に入職してからの結果発表だったから落ちるとなると大問題だったのを今でも覚えている。だから、どれだけ勉強してもゴールは無いし、やり切ることは不可能なのだ。

 さて、その国家試験の対策だが様々な人が書籍やブログ、情報商材などで発信しているが、実際に合否を決めるポイントは1つだけだとボクは思っている。

 今回は、その合否を決めるポイントと、合格するために必要なことについて書きたいと思う。

理学療法士・作業療法士の国家試験の合格水準

 今年行われた第50回理学療法士・作業療法士国家試験の結果は以下の通り。(画像引用元:厚生労働省

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 で、ボクが受けた39回のものは…と探したのだけど厚労省のWebサイトに見つからなかったから第37回の結果が以下。(画像引用元:厚生労働省

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 両者を比較すると合格水準となる点数には差がないようである。

 ちなみにボクが受けた第39回の国家試験は、1つの問題に複数正当がある複数回答方式が導入された元年であったが、理学療法士の合格率が97.9%、作業療法士の合格率が95.5%と比較的高い水準だった。

 合格率は近年徐々に下がって入るものの第50回の国家試験結果で発表されている新卒の合格率を見る限りそこまで低い数字ではない。理学療法士も作業療法士も2回目以降の受験者を含めると合格率が下がっているが、それはいつの時代も変わらない。一度落ちた人は二度落ちるという特徴がある。

 国家試験の難易度に関してはボクの受けた第39回から徐々に上がっているという噂は耳にする。しかし、難易度が上がろうが下がろうがボク達ができることは1つしかないのだ。

合否を決めるたった1つのポイント

 第46回の国家試験は理学療法士が74.2%、作業療法士が71.0%と近年では最悪の合格率だった。出題者や出題傾向が変わった為、多くの学生が苦戦したようである。

 しかし、第46回を除けば基本的に90%前後で推移しているのがボク達の国家試験である。

 10人中9人は合格するのである。ってか、一番不作だった第46回でさえ10人中7人は合格するのだ。

 順位をつけると下位の1割しか落ちないということを考えると、非常に言い難いが…「それはもう落ちても仕方のないレベル」なのではないか。

 で、合格者はどのようなテクニックを用いたのか?どのような効率的な勉強をしたのか?何故合格したのか?と考えるのはナンセンスだとボクは思う。

 逆に、何故落ちたの?って話である。

 考えられることはただ1つでしょう。落ちた人は、勉強してなかったのですよ。

 体調不良や当日何らかの理由で受験不可能だった人も落ちているかもしれないがそんなのは論外。問題なく試験会場に到着し、マークミスなく(ってかマークミスしていないかの確認をする余裕を持って)試験を受けたにも関わらず、落ちた人は申し訳ないですが勉強していないのだ。

 理学療法士・作業療法士国家試験のように合格率が異常に高い試験の合否を決めるポイントは1つしかない。

 勉強量である。

試験に合格するための勉強法

 冒頭に述べたように、国家試験は問題に対峙するまで回答できるかどうかわからない。どのような問題が出題されるかなど誰にもわからないからだ。

 だから、可能な限り、可能性のある範囲は全て網羅する必要がある。やってもやってもやりたりない。それが普通である。

 ボクは馬鹿だから、国家試験の前日から体調を崩した。見事なまでの腸炎だった。笑

 試験会場近くのコンビニトイレで最後の一撃を下しようやく臨戦態勢になったのを今でも覚えている。爆

 最後の追い込みができなかったボクはかなり不安で焦り、メンタルも弱っていたがギリギリのラインで合格できた。しかし、それは腸炎になるまでに「やってもやってもやりたりない」と思って勉強していたからだ。

 もちろん、過去問など全て空で答えられるレベルでやった。それぞれの選択肢について何が正解で何が間違いか?なんても充分やった。しかし、それでも足りないと思って勉強していた。

 そんな国家試験に合格するためには「終わりなき戦い」であるという覚悟を持って取り組むということである。

まとめ

 いやいや、終わりはありますがな。試験日で終わりでんがな。

 その通り。勉強は試験日で終わりだ。しかし、長期実習や卒業研究などもある最終学年時において国家試験の勉強に集中できる時間は限られている。

 その限られた時点で、今まで学んだ全てを網羅することは不可能なのだ。そんなことできる人は理学療法士・作業療法士ではなくもっと別の道を歩いているだろう。

 ボクが言う終わりなき戦いとは、「やりきった感」が得られない戦いのことである。

 自己採点、実際の合格発表がされて実際に自分が合格していることを確認できるまで安心など出来ない。

 その戦いに挑む覚悟をもって、勉強し続ければほぼほぼ合格するだろう。だって8〜9割が合格する試験なのだから。

 まだ勉強を始めていない学生諸君はまず過去問から初めて、どんどん深く深く追求した勉強をしていって欲しいと思う。

理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集 共通問題10年分〈2016年版〉

理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集 共通問題10年分〈2016年版〉

理学療法士国家試験過去問題集 問題10年分〈2016年版〉

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理学療法士・作業療法士国家試験過去問題集 共通問題10年分〈2016年版〉

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P.S. 国家試験戦略に関する他のエントリー

 国家試験まで、まだまだ時間がある人は「国家試験対策」というより「基礎づくりの学習」がそのまま国家試験に役立つので、『過去問を問いてみて感じる理学・作業療法士国家試験攻略法』に習って勉強して欲しい。

P.S. 年が明けたらラストスパート開始!

 国家試験へ向けてのラストスパートの時期にすべき事については『理学・作業療法士国家試験へのラストスパートにできる3つの事』にてまとめているので良かったら併せて読んで欲しい。ちなみに、人気塾講師のコメントを参考に『人気塾講師が教える大学入試必勝法に学ぶ国家試験直前対策』というエントリーも役立つ。

 本番まで後数日。緊張してソワソワするって時期にいるあなたは『理学・作業療法学生が国家試験直前に読む為のエントリー』を読んでみて。

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