評価と治療

うつ病100万人時代に作業療法士が知っておくべき事とは?

 こんにちは。作業療法士の「なかの」です。

 あなたは今、人生に満足しているだろうか。答えは色々あるだろう。

 では、もっと良くしたいと思っているか?これに関しては多くの方が「YES」と答えるだろう。

 その原因は様々だろうが、人それぞれもっと幸せになりたいと思っているのだ。

 しかし、人生を満足していない原因って何なのだろう?現状に満足できていない原因って何なのだろう?って考えたことはないだろうか。

 ボクはかなり追求してきた。だから、その答えについて少し近づけたように思っている。

 そこで、今回はQOL向上の為に知っておきたいメンタル機能についてお伝えしようと思う。

年間自殺者3万人、うつ病100万人時代

 昨年は確か2万人台だったが、ここしばらく年間自殺者数が3万人を超えていた。とある推計によると10万人を超えるとの情報もある。

 うつ病患者は100万人いるとされており、予備軍という括りにすると現代人の10%(1200万人)という推計があったり3人に1人(4000万人)という推計もあるらしい。

 4000万人という推計は言い過ぎかと思うが、1200万人という数字には頷ける。

 では、何故このような状況になってしまったのだろうか。

 それは様々なストレスにより、現代人のメンタル機能が弱っているのではないかとボクは考えた次第だ。

QOL向上の為に必要な2つのメンタル機能とは?

 メンタル機能というが、「考え方」だったり「思考法」だったりという言い方だろう。

 ボクは人生に満足しているし、まだ見ぬ将来の事柄についても焦っていないし不安にもなっていない。

 それはこれから紹介する2つのメンタル機能を鍛えたからだと思う。

1.自分の限界を知る

 あなたは天気を変えられるだろうか。無理だよね?笑

 人の気持ちを変えられる?努力と時間を要せば変えられるかもしれないが、車の免許を持っていない人に車を買いたいと思わせるのは至難の業ではないだろうか。

 このようにボク達には、自分の力で変えられない事柄が沢山ある。恐らくここまでは多くの方が納得してくださるだろう。

 しかしどうだろう。あなたは自分の力の及ばない事に対してストレスを感じてはいないだろうか。

 雨が降ってイライラしたり、人が言うことを聞かずにイライラしたり。思い当たるフシはあるだろう。

 でも、これってバカバカしくないだろうか。自分の限界に納得していれば、起こる全ての出来事にも納得できるのである。

 まずは自分の力の及ばないところをコントロールするという事をやめるだけで随分ストレスは減るだろう。

2.時間の流れを知る

 時間は過去から未来へ流れているというのが世の中の常である。しかし、仏教の中には逆の考えもあるようである。

 先ほど自分の力の及ぶ範囲の話に戻ると、ボク達は「起こってしまった出来事」を変えることはできない。過去から未来に時間が流れているのだから、起こってしまった出来事を変えることは出来ないのが当然だ。例えば東日本大震災をなかった事にすることなど誰にもできないだろう。

 では、時間が未来から過去に流れているという考え方はどのようなものだろうか。

 過去と未来という表現を原因と結果という言葉に置き換えてみよう。起こった出来事の原因は過去にあるだろう。だから時間は過去(原因)から未来(結果)に向かって流れていると言える。

 しかし、これが正しいとも言えないのだ。

 時間は結果から原因に流れているという考え方もできる。何故なら人が経験する結果には感情(原因)が結びつくからだ。

 例えば東日本大震災の被災者がその出来事(結果)が良かったことか悪かったことかどうか(感情つまり原因)は未来でしか判定できないからだ。

 東日本大震災の被災者が現在、被災したお陰で幸せっていう人も居るかもしれないし、被災した為に不幸だという人も居るだろう。

 つまり、出来事(結果)に結びつく感情(原因)は未来に存在するということだ。原因が未来に存在するということは、時間が未来から過去に流れているとも捉えることができるだろう。

 さて、実はこれから先ほどと矛盾したことを言う。ボク達は自分たちの限界を知り、手の及ばない範囲をコントロールしようとしてはいけない。

 しかし、出来事(結果)に結びつく感情(原因)は変えることはできるのだ。

 つまり、起こった出来事を良きものにする事は未来でいくらでも変えられるということだ。これら2つの機能をものにすればボク達は随分幸せになれるのだ。

ボクはこの2つのメンタル機能でハッピーになった!

 「起こったことは仕方がない。」「まぁ、いっか。」「そんなもんでしょ?」これらはボクにとってマイナスと思われる出来事が起こった時の口癖である。しかし、その出来事が本当にマイナスの出来事かどうかは未来でしか判定できない。

 だから、こんな風に楽観的になれるのだ。

 ボクは今、人生に満点が付けられるかどうかと聞かれたらNOである。しかし、焦っていないし不安でもないし、ストレスにも感じていない。理由は近い将来満点に近づいていくだろうと確信しているからだ。

 想定される未来に向かって着実に近づいているならそれで充分である。

まとめ

 ボクは整体サロンにて身体だけでなくメンタル面のケアも行っている。

 そして、そのケアの内容は上記2つのメンタル機能を鍛えてあげることだ。

 皆さんのクライアントさんにも応用できるだろうし、何より皆さん自身にも使えるだろう。

 是非実践で活かしてみて欲しい。

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