卒後教育
thumbnail

安保法案の意味がわからない理学療法士・作業療法士はまず社長島耕作を読むと良い

 ボクは日本で生まれ、日本で育ち、日本で仕事している。現在も恐らくこれからも生活の主体は日本であるセラピストが多いだろう。

 しかし、ボク達は日本のことをあまりにも知らないのではないだろうか。

 日本という国がどように生まれ、どのような文化を育み、どのように成長・衰退をし、どのように今を生きているのか…。

 お恥ずかしながらボクもよく知りはしない。だが、それではいけないと思い色々勉強している。

 本来なら義務教育や高等教育で終了していなければならないはずの勉強を今更ながらしているのは、勿論ボクの与えられた教育に対する取り組む態度が悪かったからだろう。

 しかし、現在の日本を見回してみても義務教育と高等教育で日本の現状と生い立ちを知るという目的を果たしている人の方が少数派なのではないだろうか。

 これは個人個人の問題も勿論だが、日本の教育にも問題があると言わざるをえない。

 「平和ボケ」という言葉がよく飛び交っているが、このような教育の問題もまさに平和ボケの産物だとボクは思う。

 さて、このように日本では毎日のように様々な変化が起こっていて、新しい何かもすぐに過去の産物となってしまう。その中でも最近世の中を賑わしている安保法とか、SEALDsって何やねんとお思いの方もいるだろう。

 別にクライアントとこのような政治の話を知るために知っておいた方が良いというわけではない。

 日本で仕事をしていて、これからも日本で仕事、生活をしていくなら最低限知っておいた方が良い事があるものである。

 今回は、日本で生活するボク達が最低限知っておいた方が良い事の一つをお伝えしたいと思う。

安保法=戦争法案?

 大手メディアがこぞって安保法案は戦争法案だ!というような報道をしているから多くの方はそのようにお思いかもしれない。

 なので、まずその誤解を説いておこう。

 今回、話題になった安保法案は戦争法案ではない。

 「日本がいけ好かない国や地域に対して戦争を起こしてもいいですよ」なんていう法律だと誤解を受けるような報道が多いので仕方はないが、そんな法律なわけがない。

 日本やアメリカなど同盟国に対して攻撃があった際に日本の自衛隊を派遣することができ、且つ武力攻撃を認める法案が今回の安保法である。

 集団的自衛権を行使するために必要な法案だし、アメリカに日本を守ってもらうためにも必要な法案だから急いで可決されたのだ。

 反対派の意見として、「憲法学者は違憲だと言っている」というのもあるが、自衛隊の存在自体も憲法学者は違憲だと言っているから、それを理由にするなら、そもそも何故今まで自衛隊に反対してこなかったのか?という矛盾が起こる。

 じゃあ、何故憲法学者が違憲ということに対して可決を急いだのか。

 自衛隊にしても、安保法にしても憲法学者を納得させるためには「憲法改正」しか方法はない。だが、憲法改正が大きなお金と時間が必要なのは予想に容易いだろう。

 世論の反発を受けながらも、憲法学者の意見を差し置いても急ぐ必要があったから、今回の少々強引な方法での可決に至ったのだ。

何故急がないといけないのか?

 日本は安全な国である。

 凶悪犯罪率も低いし、盗みなどの犯罪も極めて少ない。メディアでは殺人などのニュースをメインに報道しているからとても怖いという印象をもっている人もいるかもしれないが、世界的に見て日本は平和なのだ。

 また日本は海外の様々な国に対して援助もしているし、国際貢献も戦後ずっとしてきている。

 日本が嫌いな国というのは極めて少ない。

 じゃあ何故、急いで安保法を可決する必要があったのか。それは数少ない日本を嫌いな中国がごくごく近くまで迫ってきているからである。

何故中国は日本を狙うのか?

 中国と日本の関係がよろしく無い事は多くの方が知っているだろう。しかし、中国からの観光客が多くそんなに大きな問題として思ってない方も多いかもしれない。

 ボクも実際のところはどうなのか分からない。

 中国が日本を攻撃するまでの理由があるのか、逆に日本が過剰に中国に対して対抗しているのか、政治の中枢の人とお話したこともなければ、中国人の友人がいるわけでもないので分からない。

 しかし、状況を見るとやはり「自衛する」という意識は持っておいた方が良いのではないかと思う次第だ。

 で、日中の関係を上手く描いていると思ったのが「社長 島耕作」である。具体的にいうと15巻だ。笑

社長 島耕作(15) (モーニング KC)

社長 島耕作(15) (モーニング KC)

 特に中国問題に関して深く描かれている。

 また、2000年以降の日本と各国の情勢を知りたければ社長シリーズから会長 島耕作も合わせて読むと良いだろう。

社長 島耕作 コミック 全16巻完結セット (モーニングKC)

社長 島耕作 コミック 全16巻完結セット (モーニングKC)

会長 島耕作(1)

会長 島耕作(1)

 ちなみに会長島耕作は今のところ5巻まで出ている。

まとめ

 ボクは大人になるまで、あまりに多くのことを知らずに生きてきた。そして、それがどれだけ損で、恥なことかを今は知っている。

 ボク達は日本で育ち、日本で仕事をしている。

 つまり、日本の変化がボク達の変化に直結する。来年4月には消費税が10%になるが、それだけでボク達の生活に変化が出る。

 医療費や介護保険の改定があれば、ボク達の仕事にも(恐らく悪い方に)影響が出る。

 じゃあボク達はどうすれば良いのか。どうすればより良い未来が作れるのか。クライアントにより良いサービスを提供するにはどうすれば良いのか?

 日本で仕事し、日本のクライアントにサービスを提供していくならボク達はやはり日本の事をもっと知らないといけないだろう。

 是非、あなたにも日本のことを学ぶという時間を設けて欲しいと思う。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします