実習・国家試験対策
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実習中止になった理学療法・作業療法学生が取るべき対策法とは?

 ボクはありがたいことにストレートで何一つ再テストなどなく卒業することができた。もちろん、それだけの努力をしてきたからだ。

 しかし、それが努力だけで報われることではないというのは当ブログをご購読頂いている読者には既知のことだと思う。

 人はそれぞれ個別に感情を持っており、生理的に合わないとかいうセラピストにとってあるまじき現象が起こるからである。

 先日、ボクにメールでSOSを出してきてくれた学生さんは、自分事じゃないのにゲロを吐きそうなくらいのパワハラに合われていた。学校も協力的でなくありえねぇ話だった。

 だが、そんなことを言っていても仕方がない。この相談者である学生さんの留年が変わるわけでもないし、学校や実習地の体制が変わるわけでもない。

 だから、今日は残念ながら実習中止になり、留年してしまった学生さんが、そのトラウマを克服し次年度に再起する方法について書きたいと思う。

障害受容と同じ経過を辿る

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 障害受容という言葉が嫌いで、とある講師から障害受容についての解釈を聞いたことによりボクは治療に対して懐疑的な立場を取るようになったことは既に述べた通りである。(参考エントリー:障害受容に対する違和感から生まれた受容促進法

 で、この障害受容の辿る道に対しては懐疑的なものの、実習中止になった学生さんが辿る道ってのはこの障害受容の経過と似ているのではないだろうか。

 恐らくボクに相談メールを下さった学生さんは悲しみ・怒りのタイミングにいらっしゃるように思う。

 基本悲しみだが、一時的に怒りのモードになり、少しだけ再起にむかっている感じ。ご本人曰く「うつ状態」とのことだが、恐らく専門家の手助けがなくても近いうちに復帰なさるだろう。

 と、まぁ、その経過は良いとして如何に今後の実習を上手く乗り越えれば良いだろうか。

少なくとも、適応・再起のタイミングにいなければならない

 これは学生諸君であれば分かりきったことだろう。

 ショックや否認の段階で次の実習が乗りきれるはずがない。

 まずは適応・再起のタイミングに居ることが大前提である。そして、ボクはこのタイミングに来るのも来ないのも養成校の教員の腕によるものだと思うのでここでは書かない事にする。

経験を知恵にする

 ボクには実習中止という経験がない。だから、その経験を知恵にすることができていない。だが、イメージトレーニング上では、この実習中市こそ学生の深みを増す大チャンスだとボクは思っている。

 実習中止になったこともない奴が何をぬかすかとお思いかもしれないが、ボクのイメージトレーニングの精度は結構高い。大体同じ思いになれているはずだ。(※これはクライアントのNeedsを捉えるためにも重要なスキルである。)

 さておき、実習を中止になった学生さんには、中止になった経験を他の学生さんに比べて多く経験したことになる。

 ボクの経験上、経験を知恵に出来なかったことは「たった一つ」だけである。(※ちなみに評価実習の時の担当バイザーとの出会いだけがボクの中で知恵に変わらず、今でも怒りとして残っている。笑)

 それくらい過去の出来事は時間が知恵に変えてくれる。あなたが実習中止から学んだことは何か。先生が悪い。バイザーが悪い。もちろんあると思う。だが、そういう結論は勿体ない。何故ならあなたにも落ち度があるはずだからだ。

 今回の実習中止をあなたが原因だったと捉えてみよう。あなたが原因だとするならば、その原因は何だろうか。

 それを克服することが次の実習を成功に導く、原動力になるはずである。

まとめ

 何か論理的な事を言いましたが…。

 実習中止になる人とならない人の差って何なんでしょうね。ボクは決してデキの良い学生では無かったし(決してデキが悪い学生でも無かったが。)でも、評価実習は中止になるかと思うくらいビビっていた。苦笑

 でもね。合格したのよ。

 理由はね。先生に助けてもらったから…。苦笑

 その実習担当の先生は、ボクが作業療法士の中で最も尊敬する作業療法士の一人だ。他にも勿論尊敬する先生はいるが、この人を超える人はいない。

 この先生はボクを助けてくれた。

 だからね。実習の準備って何か?って聞かれた危機的状況を救ってくれる先生の存在だとボクは思う。あなたがその先生と、助けてもらえるような関係を築けていたら実習はまず大丈夫だ。

 バイザーとどうこうという前に、養成校の先生と良好な関係を築くことは本当に重要だと思う。

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