卒後教育
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本気で英語を学ぼうと決めた作業療法士が始めたこと

 ボクは英語が大の苦手分野である。恐らく中学生にも負けるだろう。だが、英語は必須だとつくづく感じている。

 今、ボクがやりたい事を実現するためにはやはり英語が必要だ。

 だからこの夏、本気で英語を学び始める決意をした。

 『新人理学療法士・作業療法士が本気で学ぶべき3つの事とは?』でも書いたように、新人セラピストは英語に本気で取り組んだほうが良いし、『英語のできる理学療法士・作業療法士が一歩先を進める理由』で書いたように英語ができるセラピストの方が間違いなく英語ができないセラピストに比べ一歩先に進めるのだ。

 で、本気で英語習得に向けてボクが色々調べた結果、どのような勉強法が最適か、何から始めるべきか?について吟味した結果をシェアしたいと思う。

カテゴリー毎に分けて勉強する

 理学療法士・作業療法士であれば提供する治療において『段階づけgrading』ということを考えるだろう。

 それは英語ができない人間が、英語を修得する上においても必要な過程であると考えられる。

 だから、ボクは英語習得に向けてのgradingを行ってみた。

 まずはカテゴリーに分けてみる。ボクは以下のように分類した。

  • 文法、単語、熟語の暗記
  • listening
  • reading
  • writing
  • speaking
  • communication

 以上6つのカテゴリーが英語習得に必要な項目だと考える。

 で、最高位にあるのが「communication」だ。ボク達が英語を学ぶ最終的な目的はnativeとcommunicationすることだろう。会話や文書のやりとり、メールのやりとりやSNS上のやりとりなど、全てがcommunicationである。

 これをmasterすることが英語をmasterすることだと言えるだろう。

 では、逆に基礎になるのは何か?それは文法や単語、熟語を暗記することではないだろうか。

 で、英語を勉強している人の様々な発言を聞いたり読んだりしていると、「listening」できても「speaking」ができないとか、「reading」はできるが「writing」できないという事である。つまり、inputよりもoutputの方が難しいという事がわかる。

 これも何となく分かる気がする。日本人の多くは英語ができないし、英語でoutputする機会はごく限られている。というか殆どない。

 しかし、英語をinputする機会はoutputする機会に比べて多いだろう。洋楽を聞くかもしれないし、英語の論文を訳して抄読こともあるだろう。日本に居る以上、仕方のない事だがこういう特徴があるように思う。

 だから、ボクは以下のようにgradingした。

  1. 文法、単語、熟語を覚える
  2. listening
  3. reading
  4. writing/speaking
  5. communication

 基礎→input→output→communicationという順序である。

 listeningとreadingを分けたのは勉強する上でのハードルの大きさに違いがあるからだ。listeningは「ながら」でも可能な反面、readingは集中する時間が必要となる。listeningは基礎勉強と同時並行でできるが、readingは中々難しいと判断したからである。

目標設定

 セラピストが患者の目標を立てるように、英語の勉強でも目標設定が必要である。

 ボクは最終目標を先ほど書いたようにnativeとcommunicationができるようになることとした。これは3年を目処にしている。

 しかし、3年もの長期間、これだけを目標に頑張り続けられるものではない。脳卒中患者にスタスタと健常者と変りなく歩けるようになることを目標にしているのと同様である。

 であるから、ボクは1つの評価指標として「TOEIC」を利用することにした。

 まずは400点、次に600点、そして800点、900点といって段階づけながら勉強していく。最初は今年12月に受験予定だから、それまでに基礎及びreading、writingをある程度勉強していきたいと思っている。

 TOEIC満点でも英語が話せないのはなぜ?という記事には「脱 TOEICのススメ」とあったが、これは結局inputだけ勉強してoutputを勉強していないからだ。ボクはinput levelの勉強の目標兼指標としてTOEICを目指すことは良いことだと思っている。

勉強計画を立てる

 患者の目標が定まったら次は治療計画である。どのようにして目標を達成していくか?を考える。

 また、完全に分離して治療をするわけではなく、複数の目標の要素を取り入れながら治療計画を立てるだろう。

 ボクの英語勉強の計画は次のようにした。

  1. 基礎の勉強、listeningの勉強
  2. readingの勉強、writingの勉強
  3. speakingの勉強、communicationの勉強

 各計画の詳細は以下の通りだ。

1.基礎の勉強、listeningの勉強

 基礎の勉強は文法、単語、熟語の暗記である。

 これは中学校、高校に戻った気分でとことんやろうと思っている。まず選んだテキストは以下の2冊だ。

中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する (中経出版)

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例文で覚える中学英単語・熟語1800

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 今のボクのlevelから考えると良いテキストだと思っているが英語習得度がもう少し高い人には物足りないかもしれない。本当に基礎から学びたい人にはちょうど良いと思う。

 listeningの勉強は、海外ドラマを見るという形で進めている。huluでお気に入りの番組を見つけたから紹介しておこう。

 Dr.houseというドラマで医療系のミステリーだ。

 専門用語に関しては、ボク達にとっても勉強になるし、日常会話も出てくる。もちろん、日常会話メインなら別のドラマも見たほうが良いが、何より面白く見れるという事が重要だ。

 たまたま見て、とても面白かったので、今はこのドラマの1〜3話を繰り返しみている状況だ。

 また、夏休み中の娘とディズニーの英語教材を使って一緒に勉強も始めた。listeningは教材らしく、不自然なほどゆっくり話してくれている。しかし、日常会話のスピードで話されると聞き取れないことも、聞き取れたりするからこれはこれでありかなぁと思っている。

Dr.HOUSE/ドクター・ハウス シーズン1 バリューパック [DVD]

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2.readingの勉強、writingの勉強

 readingは英語の古典をkindleでダウンロードした。ダーウィンの進化論などは我々にとっても関係ない話ではないので、まず読もうと思っている。古典は0円から100円程度でダウンロードできるので経済的にもオススメだ。

 writingの勉強はこのreadingの勉強に合わせて、分からない文や気になる文を書き取るところから初めようと思っている。また、同時に英語で日記をつけようかと思っている。

 恥ずかしくなければSNSなどに投稿して、誰かしらから指摘を貰えると学習速度は上がるのではないかと思っている。

3.speakingの勉強、communicationの勉強

 まずはSkype英会話でspeakingの練習を行おうと考えている。

 価格も安く、毎日やっても定額というプランがあるので、経済的には非常に効率的である。

 また、Skype英会話では文法がおかしいとか、言い回しが変と言ったことも指摘してもらえるのでいい練習の場になるだろうと思う。

 可能な人は英語の短期留学なども良いだろう。フィリピンは英語留学の地としては価格面、英語の質両面から考えてもオススメだと思う。

 そして、最終的にはnativeとSNSで繋がったり、海外のセラピストと英語でやりとりするという実戦練習を行おうと思っている。

まとめ

 ボク達の思考プロセスは、いかなる問題解決にも適している、本当に素晴らしい思考プロセスだと思う。

 患者に対する治療を実施する工程と、他のいかなる問題を解決するのもパターンは同じだということである。

 そして、この思考プロセスを用いて考えたボクの英語学習法が優れているかどうかは3年後に答えが出るだろう。

 いや、ボクのTOEICの点数が順調に上がれば、途中でも分かるかもしれない。

 ボクを信じるものは、今から始めたら3年後にはEnglish speakerになれているかもしれないよ。笑

 英語を学びたい人は是非参考にして欲しい。

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