ブログ運営法

理学療法士・作業療法士がブログを書く際の3つのポイント

 最近では理学療法士・作業療法士でブログをやっている人が増えたと思う。

 これは起業している理学療法士・作業療法士の影響なのか、その方々のセミナーなどに参加した際にそういうオススメをされているからなのかわからないが、とにかく増えている。

 ボクはブログで生計が立てられるほどのブログマニアであるから、セラピストがブログをすることについては大歓迎である。

 しかし療法士に限らずではあるが、あまりにその目的が不明確なものによく出会う。

 目的は各人あると思う。ただの日記利用である場合もあるし、集客目的、ブランディング目的など様々だと思う。

 日記が目的であればどんなブログでも構わない。良い方は悪いが自己満足できれば目的は達成しているからだ。

 しかし、何かとビジネスに応用したいのであれば、色々考えるべきことはあると思うのだが、そうなっていないビジネス目的のブログが多いように思うのだ。

 今回は、ブログをビジネスに使いたい療法士の為のブログを書く際のポイントについて書きたいと思う。

1.ブログの媒体選択について

 まず療法士のブログで多いのが「アメブロ」利用者である。ことごとくアメブロだ。アメブロじゃない療法士ブログを見たことが無いと言っても過言ではないくらいアメブロなのだ。

 これは別にアメブロ批判ではなく、アメブロを利用している目的が明確なのであれば問題ないが、そうではない場合が多いのではないかと思い指摘している。

 アメブロは日本において知らない人はいないだろうと言えるくらいの日本最大のブログ媒体である。ブログと言えばアメブロくらいに思っている人も少なく無いだろう。

 だが、勿論だがブログ=アメブロではない。

 その媒体選択に意図はあるのだろうか?

 ボクはこのブログをはてなブログで書き、整体院のブログはウェブサイトと連結させWordPressで書いている。それぞれ目的を持ってその媒体を選んでいる。

 無料のブログ媒体はアメブロ以外にも、はてなブログ、ライブドアブログ、エキサイトブログなどなど沢山ある。それぞれ特徴もあるし、無料で可能な機能の違いがあったり、SEOへの影響も様々だ。

 また、無料ブログでは商用利用が禁止されているケースもあり、アメブロも例外ではなく商用利用禁止である。もしあなたがビジネスを目的にブログをしているのであればアメブロは選択肢から外すべきではないだろうか。

 ボクはこのブログも商用利用するタイミングでWordPressに移行する予定である。はてなブログを利用している目的の1つは読者の反応を知りたいからだ。WordPressでブログを書こうと思うと、無料ブログのような気軽さはない。サーバーも必要だし、ドメインも必要。デザインの構築も無料ブログのような気軽さがない。

 ボクは軽くいじれるが、素人には難しいのが現状である。だから、無料ブログ(ボクはWordPress移行が前提だから独自ドメイン利用のために有料プランを利用しているが…。)から始めるのは悪くない。しかし、自分の目的が何なのか?その目的にその媒体は合致しているのか?などを考えた上で媒体の選択をした方が良いだろう。

2.タイトルの価値について

 多くの療法士のブログのタイトルがあまりにも適当すぎる。先程も書いたように、日記目的だったり、ごく近い人間に読ませたいならそれでも良いだろう。しかし、多数の他人に読ませたいのであればタイトルの選択が重要だ。

 例えばGoogleやYahoo!で検索をかけて、何か情報を得ようとする時、あなたはタイトルを参考にしてはいないだろうか。検索ユーザーはタイトルを見て一瞬のうちにクリックするかしないかを判断しているのだ。

 そんな中、実際にあった例だが「暑さにも負けず楽しもう」というタイトルの記事がクリックされる率はどうだろうか?いや、そもそもこの記事がGoogleやYahoo!で検索上位に出る可能性のある検索ワードとはどのようなものか。「暑さにも負けず」的なワードで検索すれば上位表示されるかもしれないが、少数な気がする。

 この例であれば、『暑さにも負けずアウトドアを楽しむ為の3つの方法』とかだったら検索した人は見たいと思うかもしれない。

 そして、何よりびっくりなのが例に挙げたタイトルの本文には暑さにも負けず楽しむ為の方法は書かれていない。本人の気合いがタイトルにあらわれていただけだったのだ。見た方は衝撃である。笑

 例に挙げたブログは集客を目的にされているようだったが、これでは集客には繋がりにくいだろう。

3.読者がブログを読む目的について

 ビジネスにおいてブログを利用するのであれば、見知らぬ他人がブログを訪れ、その内容に共感だったり価値を感じてサービスを受けたいと思ったりしてもらわなければならない。また、あなたの人間的魅力に惹かれてサービスを受けたいと思うかもしれない。

 つまり、読者をファンにしなければビジネスの目的を果たせないことになる。では、どのようにしてブログで読者をファンにすれば良いのか?

 それは記事の内容による読者への貢献ではないだろうか。これは勉強になった!とか、あーなるほど、こうすれば良いのか!とか、読者が抱える悩みや問題、目的を解消する内容がブログを書く人間にとっての読者への貢献である。

 あなたのブログは読者に貢献できているだろうか。

 ボクがいくつかの療法士ブログを読んでいて、これは貢献ではないから止めておいた方が良いと思う例を挙げよう。

出し惜しみする

 「この続きはまた次回」で締めくくられているブログは、あちゃ~と思ってしまう。

 知ってるのに書かない。ここまで読ませておいて本当に知りたいことはまだ公開されていない。(あるいは書かれていてもページを飛んで、再び自己紹介的な書き出しまで読まされる)これは読者にとって嬉しい事だろうか?

 嬉しいはずがない。読者はできるだけ早く、端的に、確実な情報が欲しいのだ。知っているのに出さない、あるいは一度に出さないというのは読者に嫌われるブログである。

あからさまな営業

 ブログをビジネス利用するのであれば少なからず営業活動もするだろう。しかし、そればかりになっているブログは読者への貢献をしているとは言えない。

 読者はなぜ検索してあなたのブログに辿り着いたのだろう。

 それは、無料で問題を解決したいからである。だから、我々は無料で問題を解決するための情報を提供しなければならないのだ。

 「出し惜しみしない」という部分とも通ずるが、無料で情報提供すれば商売にならないじゃないか!というお声が聞こえてきそうだが、そうではない。

 そもそも無料で情報を得ようとしている読者は、有料の何かを求めていないのだ。そんな中で営業されたら、そのブログとはおさらばである。笑

 ブログがビジネスになるのは、ブログであなたやあなたのブログのファンになるからである。現に私の整体院ブログでは決して出し惜しみせず、全ての記事に全力投球している。が、集客できているのだ。

 理由は、情報は提供しても、実践できるかどうかは別だからである。「なるほど、こうやったら猫背は治るのか…、でも私は継続して無理だからこの整体院に行こう」となっている。

 じゃあ実践してしまう人は来ないじゃないか!と言われそうだが、実践する人はあなたのブログに答えがなければ別の媒体で答えを見つけるだろう。

 今の世の中、答えを発信しているのはあなただけではないということを知っておこう。

 ブログは営業活動の場ではなく、あくまで情報提供の媒体なのである。

読みにくい

 出し惜しみせず、情報提供しようと思うとかなりの文字数になる。ボクのブログもかなりの文字数だ。

 文字数が多くなると必然的にうんざりする読者も出てくるだろう。それは仕方がない。正しい情報をしっかりと伝えることを目的にしていたらそうなってしまう。

 しかし、その中でも最後まで読んでもらえる努力とは、読みやすさではないだろうか。

 文章で惹きつけるというのは作家でも無い我々には至難の業だ。しかも初心者だとなおさらなだろう。

 だが、せめてもの努力を忘れてはいけない。

 例えばこのブログは、専門職向けの専門的な内容が多くなっている。それだけで読みづらい文章だ。

 だから、せめて少しでも読みやすいように1カラムという構成にしている。また、文章にも項目ごとに分けるなどの工夫をしている。

 療法士の方々は勉強熱心だから、読みづらくても最後まで読んでくれているだけかもしれないが、当ブログの1人の滞在時間は整体院のそれに比べて長い。つまり、最後まで読んでくれている人が多いようである。

 構成だけでなく、変な文字色や変な段落・空白などは非常に読みづらくさせる要因だ。文章の構成にはある一定のルールがあり、我々日本人はそれを小学校の時からの習慣で頭に入っている。つまりは、教科書のような構成が読みやすいのだ。

 国語の教科書にピンクや青の文字が含まれているだろうか。社会の教科書に5行以上の空白があるだろうか。

 芸能人ブログの影響でこういう書き方をされる方が多いが、ビジネス目的で読者への情報提供をブログの目的に据えるのであれば教科書的構成をもう一度思い出した方が良いだろう。

まとめ

 ビジネス目的でブログを運営するのであれば考えることはまだ沢山ある。

 しかし、ブログ初心者がまず考えるべきことは、この3点ではないかと思っている。

 現在ブログをやっているが、成果が出ていないという療法士諸君もこの3つを改善するだけでも劇的にアクセス数、アクセスの質が変わってくるだろう。

 これからブログを始めようと思う人は、是非ともこの3つを最初から考えて実行してほしい。

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