雑記
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これからの時代を生き抜く理学療法士・作業療法士の為の就職活動について

 現在理学療法・作業療法学生の人たちの頭の中を見てみると、『試験(学校の試験と国家試験)』『実習』『就職』という3つの大きな事で大半を占められているのではないだろうか。

 ボクが学生の頃は就職に悩むということは殆ど無かった。殆ど全員が第3希望までの就職先に進んでいたし、就職浪人をする人なんて1人も居なかった。

 現状がどうなっているか詳しくはしらないが、どんどん厳しくなっていくことは間違いないだろう。

 就職浪人続出なんてことはまだまだないかもしれないが、希望の就職先が募集していなかったり、希望の分野に進めなかったり。どんどん問題は大きくなっていくように思う。

 そんなご時世において、就職に対してどのように捉え、どのように対策していけば良いだろうか。

 今回は、セラピストを目指す学生の為の就職活動について、ボクだったらこうする、ボク自身こうしておけば良かったという事も踏まえてまとめたいと思う。

給料と休みで決めない

 これは特に最初の就職先を選ぶ基準としては外しておいた方が良いだろう。もちろん、同じ位魅力的な就職先でより給料と休みが多く、働きやすそうな環境の職場を優先するのは良いと思う。

 しかし、働きたいと思わない環境であるにも関わらず、給料が多く、休みが多いという理由で決めるのはどうかと思う。

 国家試験に合格したてのあなたは、理学療法士・作業療法士としてまだまだ1年生であるということを自覚しなければならない。

 先生と呼ばれたりもするが、偉くもなんともないし、患者にとって選ばれる担当者でもない。まだまだひよっこである。

 ひよっこはいち早く成長することが求められる。つまり、あなたが成長したいと思える分野で、成長できる環境を探さなければいけないのだ。

 給料と休みは人生を充実させるために重要なファクターではあるが、新米セラピストにとって一番重要なファクターは成長である。だから、給料と休みは二の次、三の次のこととして一先ずおいておこう。

先輩方の研修参加実績を確認しよう

 私達が成長するための1つの方法として、様々な研修に参加することは非常に重要である。

 学校では教えてくれない事を教えてくれるもの、臨床に直結する内容を知れるもの、様々だが、我々は諸先輩方から学ぶ機会をより多く持たなければ成長できない。

 もちろん自分の休みを使って、自分の給料を投資して様々な勉強会に参加することが必須となってくるのだが、遠方の研修、長期間の研修、高額な研修は新米セラピストにとって中々ハードルが高い。

 勉強になる研修は東京で開催されることが多いから、地方のセラピストにとっては東京まで出て行くだけで一苦労である。

 そんな時に役立つのが職場の研修派遣精度だ。ボクが最初に務めた職場は年に1回必ず研修費を出張扱いで出してもらえた。小児領域に努めていたボクはボバースの脳性麻痺8週間コースを狙っていたが、さすがにそれは難しかった…。苦笑

 しかし、ある程度の研修であれば出張扱いで出してもらえるというのは特に新米セラピストにとっては非常にありがたい制度である。

 この制度をしっかり持っていて、且つ先輩セラピストがその制度をしっかり活用できているかどうか確認しておくと良いだろう。

毎日が研修になるような職場を選ぼう

 ボクが最初に就職したのは先輩が3名の小さな職場だった。しかも田舎にあり、向上心があまりない先輩方だった。

 この環境に新米セラピストが染まってしまうと、抜け出せなくなる。そして、他の職場では通用しないユルユルセラピストが誕生してしまう。

 これではダメだ。自分のためにも患者のためにもならない。

 我々には医師でいう「研修医制度」のようなものがない。資格をとったら即戦力として換算され、仕事に追われる。

 わからないことも沢山あるし、どうすれば良いか悩む事も沢山あるだろう。

 しかし、その答えが職場にあればボク達はどんどん成長していける。研修会で講師を務めるような先生や、学会で座長を務めるような先生の元に弟子入りするのが自分が成長していくのに手っ取り早いと思う。

 守破離という言葉をしっているだろうか。

 弟子入りしたら、まずは師匠のやり方を守り、少しずつ破って自分のやり方を確立しつつ、最後に離れる(独立する)という流れだ。

 これが自己成長のセオリーである。しかし、職場に師匠が居なければ何を守るべきかもわからない。笑

 であるから、職場に師匠の居るような、毎日が研修であるかのような職場を選ぶと良いだろう。

番外編:実習地に就職する

 ボクは実習地に就職するのが一番セラピストにとって健康的だと思っている。

 実際ボクは実習地へ就職することで、余計な不安を感じずにすんなりと業務に入ることができたし、既に人間関係が出来上がっているので特に困ることなく仕事ができた。

 人間関係の構築や、その職場ならではのルール、業務を覚えるのは特に新米セラピストにとっては大変なことである。土地に慣れることもそうだろう。

 ボクは実習地に就職したおかげでそういった煩わしい事が一切ない状態で仕事に専念できたのは非常に大きなことだったと思っている。

 であるから、つまり実習地が決まる前に目当ての病院をチェックしておき、担任に実習地がそこになるようお願いしておかなければならないということである。

まとめ

 いかがだっただろうか。

 以上が、ボクが実際に最初の就職を経験し、今を迎えるにあたって思うことである。

 もっとこうしておけば良かったというのは今だから分かることも多い。

 これから就職活動する学生諸君は是非参考にしてほしいと思う。

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