心理・コミュニケーション
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質問力アップ的なノリには要注意!セラピスト向け似非コーチングが流行中

 先日、コーチングの重要性について書かせて頂いた。(当該エントリー:理学療法士・作業療法士が学ぶべきコーチングスキルとは?

 で、あえて言う必要もないと思うが、コーチングスキルはセラピストにとって必須の能力である。患者や学生をゴールに導くことが仕事だからだ。

 そして、その流れは徐々にではあるがセラピスト業界にも入ってきている。それ自体はいい事だ。

 しかし、残念ながらコーチングをかじっただけの現場経験の殆ど無い、似非コーチングを持ち込んで来られる方も少なからずいらっしゃるのが現状のようだ。

 コーチングの概要であれば誰でも教えることができる。タイトルにあるように、引き出したいアンサーを得るための幾つかの質問集をもっておけば誰でも明日からコーチになれる。笑

 また、コーチングに関する書籍をいくつか読めば、その概要をアウトプットすることも可能だろう。ボクにもそれくらいは簡単に出来る。

 では、コーチングは誰から学べば良いのだろうか。

 今回はそんな疑問に対する答えを書いていきたいと思う。

実力あるホンモノのコーチと似非コーチの違いとは?

 では、どのようなコーチならよくて、どのようなコーチはダメなのか。

 ボクにはそれを見分ける2つの視点があるので紹介しよう。

コーチ業で年収400万円以上あること

 1つは「コーチ業で稼いでいる事」である。

 コーチング、カウンセリング、コンサルティングというプロフェッショナルな業務に共通することなのだが、マーケットはコーチング・カウンセリング・コンサルティングを受けたいという人よりも、コーチ・カウンセラー・コンサルタントになりたいという人達に偏っている。

 だから、コーチ業ではなくスクール業で稼いでいる人の方が多いのが現状だ。

 で、稼いでいるの定義ですがここでは単純に一般的な平均年収400万円以上稼いでいるという風にしておこう。

 つまり、コーチで本業レベルで稼いでいる人は真っ当なコーチだと判断してもいいだろう。

コーチ業が本業であること

 もう1つの判断基準は本業(専業)であることである。

 あなたの職業は何ですか?と問われた時に「コーチです」と答える人だ。

 別に副業でコーチングを教えていても良いし、投資業をしていても良いだろう。もちろん、理学療法士や作業療法士として働いていても良い。あくまで副業であれば、だ。

 コーチング業は月〜金でやってます。土曜日は暇なので訪問リハビリのバイトやってます。こういう人ならコーチであると言えるだろう。

 コーチングの年収は400万ありますが、スクールでの収入は500万あります。っていう人はスクール業が本業になっているので、こーちではないと判断する。

 少々極端な分け方かもしれないが、コーチとはクライアントの人生に責任をもつ職種である。であるから、ボクはそれが本業でない人にコーチングをして欲しいとは思わない。

 だから、読者の皆はボクからコーチングを受けないほうが良いと思うよ。笑

しかし患者は別問題

 しかしながら、多くの患者はこのようなホンモノのコーチと出会う機会は少ないだろう。

 だからこそボク達セラピストが患者のコーチにならなければならなにのだ。

 その為にボク達はコーチングを学ばなければならない。

 患者にコーチングを提供できるのは自分だけだという信念のもと習得して欲しいと思う。

コーチングの学び方

 では、ボク達はどのようにしてコーチングを学べば良いのだろうか。

 以前のエントリーでは2冊の書籍を紹介したがそれだけでは不十分だろう。

 ボクはコーチングを学ぶのはスクールやセミナーで学ぶ以上に、実際に受けるのが手っ取り早いと思っている。

 実際ボクはコーチングのセミナーも受けたことがあるし、実際にコーチングを受けたこともある。その中でボクのコーチングスキルが身についたと感じるのは実際にコーチングを受けたことにある。

 まずは信頼できるコーチを見つけて、コーチングを受けてみると良いだろう。

 あなたがコーチングスキルを獲得する手始めとなる為のコーチング程度であるならボクにも提供可能だから連絡してくれたら良いと思う。

まとめ

 誰とは言わないが、最近セラピスト業界にコーチングを持ち込んでいる方は非常に怪しすぎる。

 あからさまに本業でない。笑 そして、詳しくは知らないが恐らくコーチング実業での稼ぎも大してないだろう。

 その人のも儲け口がやはりスクール業・セミナー業だ。

 最近のセミナーはどれも似たりよったりで全く面白くない。で、怪しげな集団が多すぎる。

 だから、ボクも予防リハビリテーション協会で提供するコンテンツはセミナーからグループコンサルティングやグループコーチングという形態にしようと思っている程だ。

 コーチングを質問力などと定型化しようとしている人達は要注意である。コーチングは人によって提供する内容が変わるはずだし、質問内容も質問の仕方も変わってくる。

 「定型化されたコンテンツには手を出すな」我ながら名言だと思う。

 もちろん、マーケティングや経営に関してはある程度定型化されていても大丈夫だ。何故なら企業の成長にはある程度の法則があるからだ。

 人の成長に一定の法則を当てはめるのは難しい。成長の段階はあると思うが、次の段階に進む法則的なものはないと思う。

 だから、あなたも自分が信じる形でコーチングを学んで頂きたいと思う。

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