雑記

夢見る新卒理学療法士・作業療法士に告ぐ!残念ながらあなた方は負け組決定なのだ!

 新卒理学療法士・作業療法士になられた皆様、国家試験合格おめでとうございます。

 今年も新たに理学療法士が1万名ほど、作業療法士が4000名ほど誕生した。このご時世にここまで合格率の高い業種も珍しいのではないだろうか。

 さて、あなたはなぜ理学療法士・作業療法士になろうと思ったのだろうか?

 様々あるだろうが、少なからず『安定』という言葉があなたの中には無かっただろうか?ボクが作業療法士を志した理由の8割はそれだった。笑

 でも、恐らく大半の方が『安定』を求めて、国家資格である理学療法士や作業療法士を目指したのではないだろうか。

 しかし、ボクはここで夢見る新卒理学療法士・作業療法士の各人に残念なお知らせをしておかなければならない。もちろん最終的にはその対策もお伝えするが、それは簡単な道のりではないことを最初にお伝えしておこう。

理学療法士・作業療法士として働き始めたあなたは負け組への第1歩を歩み始めたのだ…

 理学療法士や作業療法士の仕事は本当に尊いものであり、尊敬に値するものだと我ながら思っている。

 この職種が今後無くなることは考えられないし、そうならないように各療法士協会はもっと研究に勤しむべきだし、データの集積・分析を行い、国へ発表していくべきだろうと思う。

 しかし、近年理学療法・作業療法の診療報酬が徐々に減ってきているのは周知の事実であろう。もちろんそれに伴い、理学療法士・作業療法士の平均年収も目減りしてきている。

 理学療法士・作業療法士は他のコメディカル業種と比べても平均年収が少ないにもかかわらず、更に年を追うごとに減ってきているのだ。(下図参照)

f:id:p-therapy:20150405151121p:plainf:id:p-therapy:20150405151121p:plain

 この平均年収をどう見るか?同世代の友人よりは多いと見るか、少ないと見るかはあなたの交友関係によるだろう。

 しかし、一般的な平均はどうなっているか調べたことがあるだろうか。

サラリーマンの生涯収入から見る理学療法士・作業療法士の負け組っぷり

 サラリーマンの生涯収入は2億円と言われているが、実際は以下の通りだ。

f:id:p-therapy:20150405151318p:plain

 そして、理学療法士・作業療法士の生涯収入。

f:id:p-therapy:20150405151344p:plain

 一般サラリーマンの生涯収入と比べて、理学療法士・作業療法士の生涯収入に乖離があるのは一目瞭然だ。

 なんと、中卒サラリーマンにも負けている…。あなたは何のために授業料の高い学校を出て、専門職である理学療法士・作業療法士になったのだろう。

 中卒サラリーマンにあなたは生涯収入で負けているのだ。

 もちろん、中卒でサラリーマンとして頑張っている人達は、我々のように専門学校や大学を出て働いている人間には想像も出来ないくらいの努力をされていることと思う。

 それでもこの差異には驚きだ。

 つまり、夢に溢れている(かどうかは知らないが…)新卒理学療法士・作業療法士の各人には申し訳ないが、我々の仕事なんぞその程度だと国が示しているのである。

 そんな状況の中養成校は乱立し、国家試験合格率は徐々に下がっているもののまだまだ高い水準である。

 このご時世、我々が勝ち組に転化するためにはどうすれば良いだろうか。

理学療法士・作業療法士の専門性を活かして起業しよう

 現状の制度化においては、もうこの道しか残されていないだろう。

 安定を求めて国家資格を取得し、就職したばかりの方々には申し訳ないが、少々不安定だが、この道にすすむしか勝ち組に転化するのは難しいだろうと思う。

 理学療法士・作業療法士としてある程度大きな病院や施設にお勤めの方は研修費などが病院から支給されるかもしれない。この制度は大いに活用して頂きたい。

 そして、今稼いでいる収入は貯金でも浪費でもなく、自己投資に使ってみて欲しい。

 幸いにも多くの理学療法士・作業療法士の初任給は、同年代の各人と比べて高くはあっても低くはない。

 新人から5年間は自分のスキルアップのために積極的に投資をしてみて欲しい。

 もちろん、理学療法士・作業療法士としてのスキルアップだけではなく、人間力を高めるため、多角的に知識や技術をみにつけて欲しいと思う。

 ボクが今後展開しようとしている『起業支援事業』においても、そういう若手セラピスト育成の為の事業展開を考えている。

 別にボクのサービスを使おうが、使わまいがどちらでもいいが、年収の1割を自己投資に使うという選択をしてみてはいかがだろうか。

まとめ

 我々の仕事は、高齢化社会において必須の仕事である。

 今後どんどん技術も進化し、効果も上げられるよう、我々は精進しなくてはいけない。

 しかし、その見返りは毎年のように目減りしている。

 もし、あなたがボランティア精神旺盛で、それでも障害者や国のために頑張りたいというのであればそれでも良い。しかし、この国は資本主義である。そんなあなたの尊い思いが救われることはないだろう。

 あなたが、もし自分も含めて豊かさを享受したいのであれば、今から来るべきタイミングにむけて準備し始める必要があるだろう。

当エントリーを書いた目的

 ちなみに…だけど、このエントリーを書いた目的は、このままのほほんと生きていたら、本当に厳しい時代になるからだ。それに早く気付き、対応してほしいから。大変な時代になるってのは別に療法士の業界に限ったことではなくて、日本全体の話ね。

 でも、中にはお気楽な人が居るんだよね。でも、資本主義社会においてそんな感じでは死んじゃうよ?生きるための注意喚起だと思ってこのエントリーを読んでもらえたら幸いだ。

参考エントリー:資本主義社会で生きる意味が分かってない療法士は死ぬよ?

これからを生きる為の準備の一貫として

 以下のエントリーはこれからの時代を生き抜く為の準備をするために必要な知恵を提供しているので合わせて読んで頂きたい。

療法士がフリーランスとして働いた方が良い理由

hyoushi

 フリーランスとして働くメリットとデメリットについての講義依頼があり、その概要とスライドをシェアしているのでご参考まで。

 皆さんの起業心に火がつけばこれ幸いかと。

参考エントリー:理学・作業療法士がフリーランスで働くメリット・デメリット

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします